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神田明神への初詣はちょっとだけきちんとした服で

小林一美

小林一美

「Le pivot(ル・ピボット)」デザイナー。
20代よりデザイナーとして活躍し、12年に表参道の裏通りに、自身のブランド「ル・ピボット」のオフィス兼ショップを構える。素材への思い入れが深く、着心地のよさでファンになる大人が後を絶たない。料理や器など、暮らしまわりへの造詣も深い。若い頃から、出張を含めて旅が多い。

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今さらですが、初詣の話を少し・・・。

 

アトリエが表参道にあるので、仕事始めはまず明治神宮に行きます。
明治神宮は、都会の真ん中でも、夏にマイナスイオンを感じられる場所で好きな神社です。

 

そして、商いをしていることもあって、それとは別に毎年行くのが神田明神です。
東京に来てからほぼ毎年行っているので、20回以上参拝しています。
神田に行く時は、飽きもせずにこんなコースなります。
まずは神田明神。仕事始めの日を少しずらしても、結構な人でした。

神田明神

お参りした後は、大抵こちらの飴を買います。ちょっとしたお土産にもいいですよ。

小林さん 飴屋外観

小林さん 飴

神田の高架下もちょっと好きな道で、てくてくと歩いて須田町に向かいます。

小林さん 高架下

こんな鳥もいたり。

鳥

お店が開くまでの時間調整もあり、お昼を頂く前に、ちょっとお茶します。

小林さん ショパン外観

喫茶店・ショパン
基本、一人の方が多いので、店内はこんなお席になっています。

小林さん ショパン店内

お昼は、神田まつや、お蕎麦屋さんです。

小林さん まつや

11時きっかりに行ったのですが、もう満席です。
この店内の感じが江戸っぽくっていいんですよね。

小林さん ごまそば

お年賀をまだ頂ける日にちでした。
いつも頼むのはごまそばですが、写真は普通盛り。
この後甘い物を頂くので調整しました。
お蕎麦だけなら、大ごま1枚ペロリです。
混んでいるので、サクッと頂いてお店を出ます。かなり男らしいです。
そしてこのコースはお馴染みの方も多いのですが、
甘味処の竹むらへ。
こちらのお二階は、会議用にお借りすることも出来るようです。
どんなお話をされるのか興味あります。

竹むら

頂いたのは、田舎しるこ。
冬はこればっかりで、夏はクリームあんみつと決まっています。

小林さん おしるこ

初詣じゃなくても、神田・須田町に行かれる時は、是非!
・・・と思ってこのようなブログになりました。
最後にこの日のファッションを。
人が多くて中々撮れず、帰ってきてからお店の前で撮る事に・・・。

小林さん グレーコーデ

神田明神に行くのは、年に一度ということもあって、
商いの神様に、続けられているお礼をいう事から考えると、
やっぱりなるべく自分のブランドでまとめました。
いつもよりちょっとだけきちんとしようと思って、白いシャツを手に取ったり、
ワイドパンツもセンタープレスでアイロンをかけたりしました。

スタイリング1

シャツ・インナー・パンツ・ローブは、Le pivot のものです。

スタイリング2

コートだけ他社ブランドで T.yamai paris
キレイな服作りでとても好きなブランドです。
自分の持っている洋服で、他社の物が圧倒的に多いのがアウターです。展示会でオーダーしました。
ストールは、ご近所のエルムタ―ジュさんで購入した物で、
フエルトハットはCruhableというブランド。
ネイビーとチャコールの中間位の色が気に入って、昨年唯一SALEで買いました。
靴はイタリアの MARE(マレ)。
パリの出張時に買った物ですが、もう15年位前の物です。
チャコールのパンツにイタリアならではのブラウンの靴を合わせるのも好きな組み合わせです。
バッグは、SHOUJI FUJITAさんという作家さんのバッグです。
こちらも大変合わせやすいのですが、何よりも作りが丁寧で持っていて嬉しくなります。
この革質で小ぶりだけどお弁当箱も入るトートは中々ないので、色違い・白なんかも欲しいなぁと思ったり。
銀座のAKOMEYA TOKYOで購入しました。

バッグ

かごやトート型のバッグの中身を隠す時、こんな風にストールやスカーフを上にポンとのっけてから出かけます。
巻いていたストールとネイビー合わせにしました。

小林さん シャツアップ

白いシャツにはやっぱりパールを合わせてしまいます。
淡水パールですが、結構ギリギリまで短くお直ししたネックレス。
私はカジュアルな白いカットソーに合わせることが多いのですが、
シャツや、きちんとしたワンピースにパールって、やっぱりいいなと思います。

 

初詣どころか節分も過ぎてしまった時季のブログとしては、え?今??な感じはありましたが、
須田町は、私が東京に来た時に、初めて目にした江戸を感じる風景があり、一度ご紹介したかったのです。
というのも、池波正太郎のエッセイなども読んでいて、よく登場するお店があの界隈には沢山あることや、
あそこだけ、空襲の時に焼け残った一角があり、東京には京都の様に残したくても残せなかった歴史がある事を思い出します。
北海道の様な比較的新しい文化の中で育った者としては、
経年を感じる土地や場所は、それだけでじ~んときてしまいます。
初めてまつやに行った時、文庫本を片手にそば味噌で一杯。
・・・という和服のおじさまが、とても粋だったこと、
田舎のお蕎麦屋さんにはない光景だなぁと、まるで昨日のことのように思い出します。
機会があったら、是非行ってみて下さい!

 

 

 

Le pivot公式サイト

http://lepivot.jp/

 

blog

http://blog.lepivot.jp/

 

 

 

T.yamai paris : http://www.t-yamai.co.jp/

 

SHOUJI FUJITA : http://shojifujita.com/

 

AKOMEYA TOKYO : http://www.akomeya.jp/

 

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