誘われるまま、超駆け足で「奈良」へ行って参りました。
京都は機会あってチョコチョコ行くものの、奈良まではあまり足が向かず、子どもの頃大仏を見に行った記憶がある程度。
歴史ある奈良ってどんな感じだったかな、とワクワクしながら向かいました。
まずは、”平城京跡”へ。
今から1300年程前の建物等が遺跡の上に復元されている広大な観光スポット。
広い敷地の中には線路があり、電車も走っています。
ポツリ、ポツリと朱雀門、大極殿、等が敷地にそびえ立っているので、そのさまを眺めると当時の様子を伺い知ることができます。
風に吹かれサワサワという草の音を聞きながら、ここにそんなに広い都があったのか、と荘厳な歴史を感じずにはいられません。
そこから移動して”春日大社”に参拝に行きました。
朱を基調とした社(やしろ)が印象的。
春日大社は世界遺産登録されていると同時に、本殿を含めて27棟が重要文化財に指定されています。
建物細部の作りも、本当に素晴らしい、です。
それにしても、春日大社~東大寺のある奈良公園付近は神さまの使いである「鹿」が、ほんと沢山!!います。
子どもの頃、その部分の記憶はありますが・・・、こんなにいたっけ??ってぐらい。
それから、当然のごとく、東大寺の大仏殿へと向かいます。
何年ぶりの訪問でしょう。。。!!
全く覚えていなかったのですが、大仏殿に向うまでの南大門の立派なこと。
(この門の両側に有名な金剛力士像があり、これも必見。)
また、大仏殿自体の建築も素晴らしい。
大仏画像は、皆さま実物を見るのが絶対、と思うので割愛。
さて、今回の最大の目的「興福寺」へとやってきました。
国宝館の”阿修羅像”に逢いに来たのです。
(内部撮影禁止の為、写真はありません。サイトなどでご確認下さい)
想った以上に少年のような神々しくも素直で素朴な表情。
2009年、東京での展示の時には大行列をなした、この「阿修羅像」。
私が行った時間帯がよかったのか、見学者が少なく、かなりじっくりと時間をかけて逢瀬を愉しむことができました。
そんなこんなで駆け足の奈良でしたが、絶対にはずせない餅屋さんを紹介。
「中谷堂」という街中にあるお餅屋さん。
人だかりができているので、すぐにわかると思います。
このやわらかで餡の詰まったつきたてお餅!!!
美味しすぎて1つ食べきってまた再度購入してしまいました。
ほんと、美味しい!!
まさにオトナの修学旅行を地でいった今回の超特急な奈良散策。
機会あれば、次回はゆっくり宿泊して行きたいな、と思ってます。