最近、ちょっと顔筋ピラティスさぼり気味だったのですが、このエクササイズをしてみた人達から、いろいろ質問上がってくるので、改めて気持ちを引き締めてやろうと思ってるくみくみです。
歯科医師の是枝伸子先生から、「たるみの原因は筋肉の衰え」だとうかがいました。特に、使ってない筋肉ですね!では、自分の顔の筋力がどのくらいなのか知るにはどのような方法があるのでしょうか? ポイントは、眉を動かさず、アゴに力を入れずにやってみることです!!
では、ぜひテストしてみてくださいね!
動かしていない顔の筋肉がたるみの元!
是枝先生の「デンタル美顔」の外来では、まず顔の歪みを確認し、
その原因が、嚙み合わせや口腔環境の悪さ(歯がない、歯周病など)なら、これらを治療することから始めます。
また、表情の癖、咀嚼筋(そしゃくきん)の筋力の低下、過度な筋肉の緊張など生活習慣が関係しているのなら、それに伴ったアドバイスを。
そして、顔筋ピラティスやマッサージを実践していきます。
そのエクササイズの前に、やってほしいのがふたつのテスト。
Check.1 フルスマイルを10秒キープ
口を左右に開き、これ以上笑えないくらいのフルスマイルを。この状態で10秒キープ。
口角がキュッと上がり、上の前歯8本が見えているのが理想。
10秒維持できるか? 口が歪んでしまわないか? をチェック!
これはNG!
Check.2 あいうえおチェック!
できるだけはっきり、ゆっくり「あ・い・う・え・お」と言ってみましょう。
鏡を見ながら、実際に声を出して発音します。
しっかり頰の筋肉を使っていますか? 前歯がきちんと見えていますか?
口を横にも縦にも大きく開いて発音します。
上の歯も下の歯も見えないのはNG!
こちらも上前歯が見えないのはダメです。
ほとんど口を動かさない発音はNG!
こちらも前歯がまったく見えないのはNG!
口をほとんど動かさない「お」ではダメ。
頰の筋肉の低下がたるみ顔の第一歩と認識して!
「フルスマイルは、最初はほとんどの人が10秒持ちません。
中には歯を出して笑えないケースも。
また〝あいうえお〞では、前歯を見せずに発音してしまいがちです」
いずれも頰の筋力が低下しているのが大きな原因。
「表情筋は骨格筋と比べ筋肉が薄いため、動きも少ないし、使っていないと衰えも早い。
でも鍛えれば再生しやすく、何歳から始めても遅すぎることはなく、たとえ90歳でも必ず効果があります。
顔の表面だけお手入れしても、その土台の筋肉を鍛えないと、本当の若々しさはキープできません」
意識すべきは頰の筋肉! ここをしっかり使うことが大切です。
つづく
是枝伸子
歯科医師。アクアタウン歯科クリニック副院長。
歯科医の立場から、若く美しく見える顔について研究し、
独自のメソッド「デンタル美顔」を確立。
歯の健康、嚙み合わせ矯正をはじめ、顔筋ピラティスとマッサージ方法を提案している
http://www.dental-bigan.com