「明日は早いから」「今日はもうヘトヘト」とベッドに入ってみたものの、何だか頭が冴えて眠れない。そんなとき、あなたはどう対策してますか?
OurAgeでも、枕を替える、照明に気をつける、ぬるめのお湯にゆっくりつかるなど、今までに「睡眠トラブル」に関する対策を何度か取り上げ、その度に話題となっています。それだけ、睡眠に悩みを持っている人は多いんですよね。
今回、新たにご紹介するのは、睡眠に着目したヴェレダの新製品。10月に発売してすぐに公式サイトで完売するなど、注目を集めているアイテムです。
「仕事や人間関係によるストレス、スマホやPCからの過度な情報など、私たちは常に外部から刺激を受け、意識が過敏・散漫な状態です。そのため、本来の睡眠リズムが崩れがちになってしまうのです」と発売に先がけて行われた発表会で説明してくれたのは、ヴェレダ・ジャパン トレーナーの伊藤久子さん。
ヴェレダの製品は、創始者ルドルフ・シュタイナーが提唱する人智学(アントロポゾフィー)に基づいて作られています。ちなみに、日本ではオーガニックコスメのパイオニアとして認知されていますが、海外では医薬品も数多く展開しているそうですよ。
人智学によると、人間と植物は逆さの対応関係にあり、睡眠に関係する“頭”は植物の“根”にあたります。根が栄養をきちんと吸収することで葉や花がスクスクと成長するように、頭をきちんと休ませる睡眠が、体や心、肌の健やかさを左右するという考えです。日本で昔から言われている「頭寒足熱」も、人智学でいう「頭=根」の考えに通ずるものがありますよね。
今回の新製品に採用したのは、人智学において「集中と鎮静」のハーブとされているラベンダー。一般的なトリートメント精油では1%ほどの配合率に対し、オーガニックラベンダーを10%と高配合しています。そしてそのほかの原料は、浸透性を高め、かつ香りを邪魔しないオリーブオイルだけといたってシンプル。自然医薬品会社として培った技術と知識があるからこそ完成した処方となっているのです。
「ラベンダーナイトオイル」 2,800円(税別)
寝る前、手のひらに2〜3滴とり、深く深呼吸しながら香りを嗅ぎます。その後、デコルテ・首筋・肩などに優しく円を描くようになじませて。実際に使ってみると、眠る前なのに気持ちがリラックスできていないことに気づかされます。そして自分に意識を向けるこの時間が、体や心の緊張をほぐしてくれるのも実感! 穏やかで心地いい1日の終わりって、何とも幸せな気持ちになるものですね。
集中したいときや緊張している日中にも、こめかみに1滴をなじませて。ラベンダーの香りで気分が和らぎ、落ち着くことが出来るはず。