髪と頭皮に優しい白髪染めでツヤ髪に!
年齢を重ねるごとに頻繁になる白髪染めで、気になるのは髪と頭皮へのダメージ。
悩んでいる人は、今こそ見直すときかもしれません。
植物由来のヘアカラーが注目です
昨今のオーガニックブームでヘアカラーにもその波が!
天然成分100%のヘナをはじめ、多彩に登場しているハーブなどを使ったヘアカラーは、試す価値アリです。
今回は、「ヘナ」の染め方について詳しくご紹介します。
お話を聞いたのは
齋藤 徹さん
(ヘナマイスター、「マシュー広尾」代表)
「ヘナ」ってどう染めるの?
お客さまからリクエストの多い、
自然な髪色がかなう2度染め
白髪がオレンジ色に染まる天然100%のヘナは、白髪の生え具合によっては素敵なハイライト効果を生みます。でもオレンジ色の髪では日常生活に支障がある場合も。そのような場合におすすめなのが、ハーブを組み合わせた2度染め。
「オレンジ色に染めたあとにさらに『インディゴ』で重ね染めし、ダークブラウンに仕上げます。『インディゴ』入りのヘナで1度染めすることもできますが、2度染めのほうが色もちがいいので人気があります」(齋藤さん)
■1度染め■
1 ヘナの染料の元となるパウダーから色を選ぶ
2 「ナチュラル」のパウダーを湯でペースト状に
3 根元に塗る
4 全体に塗る
5 ラップをして40分ほどおく
6 洗い流す
2度染めのプロセスと仕上がりは次ページでご紹介します!
■2度染め■
7 「インディゴ」のパウダーを湯でペースト状に
8 髪全体に塗る
●こんなにキレイに染まりました●
Before
前回のヘナ染めから約1カ月。髪が伸びて、生え際の白髪が気になります
1度染め
「ナチュラル」で白髪がオレンジ色に染まり、全体的に明るい髪色に
2度染め
「インディゴ」が加わることで髪全体がダークブラウンに仕上がりました
梶川琴子さん(会社員)
次回からは、「ヘナ」で美ツヤ髪をキープしている4人の方々をご紹介していきます。
撮影/フルフォード海 取材・原文/中込久理 指導&撮影協力/齋藤 徹(マシュー広尾)