顔を引き下げる原因を撃退! 今回も不幸筋の筋膜はがしメソッドをご紹介。硬くなりやすい不幸筋はこまめにはがして緩めておきましょう。
顔を引き下げる不幸筋をほぐす
胸鎖乳突筋膜はがし
1 耳の下をつまむ
耳の下から鎖骨中央に走る胸鎖乳突筋。このラインに沿って、耳の下から両手の親指と人差し指で痛くない程度の強さでつまんでいきます。1カ所5秒キープ
2 鎖骨中央までをつまんでいく
胸鎖乳突筋のライン上を何カ所かに分けて、同様につまんでいきましょう。左右とも行います
顔をたるませる広頸筋も緩める
鎖骨筋膜はがし
1 鎖骨をつまんでいく
鎖骨の外側から中央に向かって何カ所かに分けて、鎖骨を両手の親指と人差し指で痛くない程度の強さでつまみ、5秒キープ。左右とも行います
2 鎖骨を外側から内側に寄せる
次に両手の親指以外の4本の指を鎖骨のあたりに当て、外側から内側に向かってギューッと寄せ30秒キープを1回
次はたるんだおでこが引き上がる筋膜はがしをご紹介。
たるんだおでこが引き上がる
前頭筋膜はがし
前頭筋に両手の指を当て
ギュッと引き上げる
眉毛を引き上げたときに上がる額の筋肉が前頭筋なので、その部分を確かめたら両手の親指以外の4本の指先を当てて上にギュッと引き上げ、30秒キープ。眉毛を上げたときに上がる部分を、まんべんなく同様に行いましょう
タオルでさらにリフトアップ
内臓を引き上げる
ウエスト絞り
内臓下垂も顔のたるみのもと。おすすめはウエスト絞り。タオルを腰にしばり、息を吸って胸を引き上げ、吐いたら再び吸ってタオルをさらに締めます。これを1分繰り返して。内臓が上がり、顔もアップ
フェイスラインが上がる
顔巻き
舌が喉に落ち込む舌根沈下の改善に効果的なのが、タオルの顔巻き。寝る前にタオルを顔にギュッと巻き、最低1分キープするだけ。落ち込んだ舌根が上がり、顔が上がりやすくなります
次回はリガメント(顔靭帯)の役割とケア法についてご紹介します。
撮影/玉置順子(t.cube) ヘア&メイク/広瀬あつこ モデル/栗本奈央 スタイリスト/程野祐子 イラスト/さとうあゆみ 構成・原文/和田美穂