マドレーヌです。
花王の秋の新製品発表会に行って来ましたよ。
年2回プレス向けに開かれるこの発表会、広~い会場にたくさんの新製品ブースが並び、美容ライターさんや私達編集者は、ブースを巡って説明を受けます。
それぞれの製品の良さが目で見てわかるように展示されていて、これが毎回かなりおもしろいのです。
大勢のでんじろう先生が、連続で実験を見せてくれる感じとでもいいますか。
それに加えて、実は私、開発者のみなさんの製品への愛に、いつも心打たれます。
お話を伺いながら、どれだけ愛情を注いで開発・改良してきたのだろう、どの製品の後ろにも「プロジェクトX」がある、としみじみしてしまうことも。
しみじみはさておき、今回気になったのは「泡」です。花王は昔から「泡」の研究のリーディングカンパニー。
白髪染めの「ブローネ 泡カラー」の密着力が、2倍パワフルになったと聞きつけて、ブースを訪ねました。
まずは、実験をご覧あれ。
黒い板の真ん中に横一文字に油が塗ってあります。泡には、油に弱くすぐに泡が消えてしまう難点があります。
板の、右側に従来の泡、左側に改良されたパワフル密着泡を伸ばすと、あ~ら不思議! 従来の泡(右)は油に接した部分がどんどん消えてしまいますが、パワフル密着泡(左)は、そのままの状態でとどまっているではないですか!?
髪を染めるとき、乾いた状態でヘアカラーを使ったほうがよく染まるのはご存知ですよね。
でもシャンプー前の髪にはスタイリング剤や皮脂などの油分がついていることも多いので、泡が消えやすく、その分、染め残しが出てしまうことが、長年の問題でした。
その問題を解決するために、
泡膜を強化し、油分の多い髪でも泡消えせず、密着力のある泡を作る
ことがついに実現。
根元から毛先まで泡が密着し、髪全体を包み込むので、染め残しを減らせる
ようになったそうです!
パチパチ。(ここで私の頭の中には、中島みゆきの「地上の星」が聞こえてくる…しみじみ。)
私達ユーザーの「きちんと染めたつもりでも、染め残しがある」という不満の声を拾って、日々開発をすすめるみなさんの努力に頭が下がります。
こちらは、新製品の特徴をわかりやすくお話してくださった花王のブローネご担当、峯苫(みねとま)さんです。
ちなみにこのボウルの中の泡、なんと泡立ててから2時間もたっているというのに、ものすごい弾力が~!
マネキンの髪も近くにいた1時間半ず~っと密な泡が消えませんでしたよ(実際に髪を染めるときは20~30分程度でOK)。これなら、いつも気になる顔周りの生え際や、見えない後ろや内側の根元も、しっかり染まりそう! といたく納得した次第です。
ブースには15色のヘアカラーのマネキンが展示されていましたが、今回白髪染めとしては最多規模の22色のカラーバリエに。
◆ブローネ 泡カラー(全22色)オープン価格 9月13日新発売
泡の威力を、ぜひ実際に試してみてくださいね。
そして、自らの体を診断する恐ろしい(!)実験ブースについて、次回レポートします。
「おでかけ女史組 〈supported by 花王〉」もご覧ください!