こんにちは、くみくみです。
君島十和子さん。
すーっと透明な空気を纏って入ってくると、その透明感が
ふわ~っと柔らかい空気を作って、なんだか和みます。
でも話すと、地に足をつけてちゃんとお家を守っていて、
家事と育児をしながら、忙しい仕事の合間に効率よく、
お肌のケアをしているのがよくわかります。
しかも毎日、どんなに疲れていても、とにかく自分の肌と向き合っていて、
お肌にどうしたらいいか、信念を持って研究して、サボらず対応している、
ここが大切なんだなあと実感。
そのテク、ぜひ学んで生かしちゃってくださいね!!
MyAge/OurAge世代は、ほんとうに肌質が変化してくる時期。
保湿=「水分を補うこと」、そう思い込んでいませんか?
細胞レベルで考える「潤う」肌のつくり方
最近シワが増えた、皮膚がゴワゴワする、くすんで顔色が優れない…そんな経験はありませんか?
実はこうした悩みは肌の潤い不足が原因かも。気温と湿度が一気に低下し、夏の疲れを抱える秋から冬にかけては、肌が急激に乾燥します。
本当の保湿とは? 大人の女性の、乾燥によるさまざまな肌トラブルに合った“保湿ケア”を極めて、今年こそ乾燥しない肌に!
その日のダメージを完全リセット。地道な保湿ケアが美肌の秘訣!
40代も後半になると、見た目年齢にはっきりと差が出てきます。それはどれだけ肌をいたわって、ケアをしてきたか? の差と言っていいかもしれません。
そこで、驚くほどの美肌の持ち主、自ら化粧品の開発に携わる君島十和子さんに、その秘訣とケア方法を伺いました。
「昨日の肌に戻ってる?
毎朝、自分の肌をチェック、ミルフィーユづけで保湿します」
君島十和子さん Towako Kimijima
profile
1966年生まれ。18歳でJALのキャンペーンガールとしてデビュー。ファッション誌の専属モデルから女優に転身。1996年結婚を機に芸能界を引退。現在は「フェリーチェトワコ コスメ」のクリエイティブディレクターを務める
君島さんのスキンケアはすべて保湿ケアから始まります
「一度老化した肌を戻すのは大変。だから一日一日、肌の状態を〝元に戻す〞ことを心がけています。その第一歩が保湿。単に水分を与えるのではなく、水分を保持できる肌に導くこと。肌を内側からふっくらと、細胞の密度を高めるケアが必要です」
朝のスキンケアに重点を置くのが君島さん流
透き通るような白さと、ハリとツヤのある素肌。マイエイジ世代とは思えない、その美しさには驚くばかり。9年前に自ら会社を立ち上げ、自社ブランドの化粧品の開発・製造に積極的にかかわっています。
そんな君島さんのスキンケアのポイントはやはり保湿。それも、朝のケアに重点を置くとか。
「夜はしっかり汚れを落とすことに専念。クレンジング剤で素早く、かつ丁寧にメイクを落とし、泡洗顔も洗浄成分が残らないように、30回はすすぎます。毎日その日の汚れを完全に落とすことが大切。その後は基本の化粧水、クリームなどをつけて、ゆっくり休めばOK。その分、コットンパックやシートマスクなどの、スペシャルケアは朝に行います」
5時半に起きてすぐに洗顔。化粧水、クリームをつけたら、家事やお弁当作りを。ひと仕事終えた段階で肌チェックをして、コンディションがよければメイクをします。しっとり感が足りないときは、マスクをしたり、もう一度化粧水&クリームを重ねづけ。このミルフィーユづけがおすすめ!
■特に乾燥しているときはミルフィーユづけを!■
ミスト化粧水にクリームがベーシックケア。一度この2品をつけて、しばらくしてから、まだ肌に潤いが足りないと感じたときには、化粧水→クリームの手順をもう一度繰り返します。これがミルフィーユづけ!
スキンケア後すぐにメイクをする人が多いと思われますが、しっかり美容成分が浸透したあとの肌状態を見てからメイクをするのが、一日中しっとり潤った肌で過ごすポイントなのだそう。
「一日メイクをして過ごした肌が、どんなふうになっているのか? 夕方メイクオフするときも、崩れている部分など、じっくりと自分の肌を観察しています。肌も一日の疲れを癒して、リセットしてあげて、朝、必要なチャージをするように心がけています」
保湿、UVケア、抗酸化ケアがスキンケアの基本
特に乾燥が気になるときのスペシャルケア
次回からは、「潤う」肌つくりのために欠かせない具体的な保湿ケアについて、お肌のチェック仕方やおすすすめ、話題のコスメなどをご紹介していきます。
撮影/板野賢治 ヘア&メイク/黒田啓蔵(Three Peace) 取材・原文/山村浩子