シリーズでご紹介中の「潤う」肌。気温がぐっと下がってきた近頃は、ミーナも保湿が気になります。美のプロ、小田ユイコさんは、クレンジングや洗顔からこだわっているそう。また、化粧水のつけ方にも、一工夫が・・・
美容のプロが実践する、保湿の必殺技大公開!
美容の知識豊富で、自らも美肌をキープする4人の美容のプロ、美容ジャーナリストやヘア&メイクアップアーティストさんを直撃!
実践している保湿アイテムや裏技を教えていただきました。
今回は、美容ジャーナリストの小田ユイコさんの、洗顔と老化防止ケアにこだわった保湿ケアをご紹介します。
小田ユイコさん Yuiko Oda
profile
1965年生まれ。美容ジャーナリスト。出版社勤務を経てフリーランスに。美容記者歴25年の経験を生かし、「エクラ」「マリソル」などの女性誌や美と健康にまつわる幅広いジャンルで執筆
保湿系クレンジングと
免疫アップのケアを
夏の蒸し暑さとエアコンの寒暖差などで体が疲れると、肌も敏感に傾いて乾燥します。夏の紫外線で角質がたまりやすくなっていたことも影響するかもしれません。
そんな敏感に傾いた肌には、負担をかけないオルラーヌのクレンジング剤のように質の高いものを選び、優しく洗顔します。
普段使いのお気に入りは、資生堂アルティミューン。肌の免疫力がアップして、きめが整い、肌色がワントーン明るくなります。夏の疲れにはシャネル LE L セラム。肌が潤うだけでなく、ほうれい線も解消。老化肌へとシフトするのを食い止めてくれます。
特に乾燥するときには、メナードのローションを2枚のコットンにたっぷりと取り、押さえるように馴染ませます。このとき天井を向き、手のひらで顔を包み込むようにする、名付けて〝仰ぎづけ〞がおすすめ。上を向くことで呼吸が深くなり、脱力して手の重みを顔に預けるようにすると、化粧水がしっかりと浸透します。
(写真右から)
■エイジングの加速を未然に防ぐ美容液
独自の3.5‒DAは抗老化タンパク質の合成を促し、皮膚の線維芽細胞の生成をサポート。さらに抗老化作用があるレスベラトロールとリポ酸を融合させた新成分で高いエイジングケアを実現。
LE Lセラム 30㎖ ¥16,000/シャネル
■美容液のようなコクで潤いを満たす化粧水
カサブランカのつぼみから抽出した新しい保湿美肌成分を配合。美容液のようなトロリとコクのあるリッチで濃厚なテクスチャーで、ふっくらとしたハリ感へ。
イルネージュ ローション 130㎖ ¥12,000/メナード
■肌の免疫に着目し自らの力を高める
免疫システムの司令塔ランゲルハンス細胞の機能低下に着目。独自の保護成分や植物由来の保湿成分を配合した美容液。SHISEIDOアルティミューン パワライジングコンセントレート 50㎖ ¥12,000/資生堂インターナショナル
■汚れを落としながら保湿するクレンザー
水分をたっぷり含み、マイルドに汚れを落とし、新成分ザクロ葉細胞エキス配合で、肌バランスを保つための潤いを保持。全肌タイプに。
オルラーヌ オリゴ ヴァイタライジング クレンザー 250㎖¥4,800/オルラーヌジャポン
次回は、保湿力アップのコツを、美容ジャーナリスト奈部川貴子さんに教えていただきます。
撮影/ケビン・チャン 取材・原文/山村浩子