こんにちは、ミーナです。今のところ周病ではありませんが、たまに歯ぐきが腫れていることも。将来、本格的な歯周病にならないように、この記事でよく勉強しておきます。
OurAge世代が気をつけなければいけない歯のトラブルといえば「歯周病」。
でも、歯周病って何が原因で、どうなってしまう病気なのか、よくわかっていないかも…。
歯周病の正しい知識と予防ケア、知っておいて損はありません!
歯周病ってどんな病気?予防ケアで健康な歯茎に
歯周病は歯肉炎と歯周炎の総称です。
歯周病の直接の原因は歯垢(プラーク)。
歯周病は歯垢中の細菌の出す毒素により歯肉に炎症が起き、
歯周組織が破壊されます。
歯肉炎の状態のときにケアをきちんとしないと悪化し、
歯周炎へと移行してしまいます。
そうなる前のセルフケアが大切なのです。
健康な歯茎は、薄いピンク色で引き締まって弾力があります。
軽い刺激では出血はしません。
この状態をキープできるかどうかは、手入れ次第。
歯肉炎を起こした歯茎は、赤くなって腫れた状態。
歯磨きなどの軽い刺激で出血しやすくなってしまいます。
歯周ポケットの深さは4㎜以下。
歯周炎になると歯を支える組織(歯根膜、歯槽骨)にまで
炎症が及んだ状態に。
歯周ポケット4㎜以上と深く、こうなってしまうと治りません。
上手なブラッシングで歯周病は予防できます!
せっかくの歯磨きも間違った方法では効果なし!
基本は歯と歯茎の境目に歯ブラシを当てること、
小刻みに動かすこと、軽い力で磨くことの3つ。
1カ所20回以上を目安に磨きます。
歯肉炎の段階であれば、正しい歯磨きで改善することができます。
でこぼこしているところは、一本一本に歯ブラシを縦に当てて
毛先を上下に細かく動かすようにして丁寧に磨きます。
歯茎の状態が気になるときは
歯と歯茎の境目に歯ブラシを当て、
毛先を歯に対して斜め45度の角度にして
左右に細かく動かします。
撮影/板野賢 イラスト/かくたりかこ
構成・原文/近内明子