日本酒のパワーを凝縮。黄桜「京美水エイジケア」
美肌づくりにその働きが期待される成分は、いろいろありますが、日本酒もそのひとつ。昔から、酒造りの関わる人たちの肌がキレイといわれます。そして秋田や山形、そして京都など日本の酒どころは、美人が多いと評判の土地でもあるようです。
現代のように化粧品が普及する以前、日本酒を化粧水として、使う人も多かったとか。
さて、京都伏見は、日本屈指の酒どころ。川沿いには、酒蔵が立ち並ぶ風情ある景色がつづきます。その伏見の蔵元「黄桜」は、数々の銘酒を生産する酒造メーカー。実は、美味しい酒づくりと共に、長年、日本酒の美容効果に着目し、スキンケア製品の研究開発を重ねてきたメーカーでもあるのです。
京都大学ウイルス研究所の淀井名誉教授との長年にわたる共同研究および開発で、ついに2013年、「京美水エイジケア」という40歳以上の肌を意識したスキンケアシリーズを作り上げました。クレンジングからクリームまで5品目が揃うラインで、知る人ぞ知るエイジングケア製品として、今、口コミで評判が広がり、愛用者を増やしています。
そもそも日本酒には、うるおいを保つアミノ酸や肌本来の防御作用やターンオーバーを促進するビタミンなど美容に欠かせない成分に加え、発酵で生まれるさまざまな栄養成分がそのまま溶け込んでいるのだそう。
伝統の食文化を支える日本酒を「黄桜」は、化学的に研究し、そこから肌によいと思われる超希少成分「清酒TRX(チオレドキシン)エキス」の独自開発に成功。それが製品には、たっぷり含まれているだとか。
また酒造メーカーだけに、安全性へのこだわりから、無香料、無着色、パラベン・石油系界面活性剤不使用という、肌にやさしいスキンケアに…。まさに伝統の技と先進化学技術の融合から生まれたスキンケア製品といえるかもしれません。
無香料ということですが、肌にのせると仄かに甘いお酒を思わせる香りが漂います。なんともリラックスした気分に包まれるひととき…。
また、日本酒の原料になる米には、肌のバリア機能を高めるライスセラミドや、水分を閉じ込めるライススクワランなど、肌をしっとり保つ成分が多いのだそう。使用後は、まさにモチモチの肌感触に…。
また、使用されている水は、酒造りに使われる「伏水」というミネラル豊富な湧き水。化粧品に使われる材料が、体に入れても安心なもので作られていることも、安心感につながります。
日本人の肌には、日本の食材などから生まれたスキンケアが合うのかも…そう思わせる製品。価格もお手頃なので、長く愛用できそう。歳を重ねても麗しい京美人のしっとり肌へ近づけることを期待させるスキンケアです。
「京美水エイジケア」
クレンジング 2160円、洗顔フォーム2160円、化粧水3240円、乳液4320円、クリーム5400円(すべて税込)。
7日間使用できるトライアルセット1500円(送料無料)も。
http://www.kizakura-shop.com/html/page3.html
小原誉子
ブログ「ネコのミモロのJAPAN TRAVEL」