おうち美容研究家のマダム篠田です。
今回は「髪」にまつわるテーマで綴ってみました。
今やファッションアクセサリーのジャンルの一角を担う「ヘア・アクセサリー」。
進化しているいまどき「ヘア・アクセサリー」に注目してみました!
ヘア・アクセ小物を扱う売り場がどんどん増えています。
ニューヨークやパリの有名デパートのヘア小物コーナーはデザイナーものも多く
コスチュームアクセサリーのような感覚で大人のファッションのコーデイネートの
注目アイテムです。
そんな素敵で魅力的なものが続々日本に上陸。
いろいろ試してみよう~!とウキウキ気分からスタートのはずだったのですが、
実は毛量が多い私…
人からはよく羨ましがられますが、毛量が多い上ロングヘアなので、
アップスタイルとなると、留め金は弾いてしまうは、
束ねきれないなど問題が発生。
ぴったりと合うものが見つからなくて・・・
がっかり。意気消沈。
そうなると、チクチク手仕事が大好きな私の向かう先は
「やってみよう!手作りへア・アクセサリー」ってことになります。
初めてでも大丈夫
おうちで作る・お手製へア・アクセサリーの
ご紹介
身近に手に入る材料でちゃちゃちゃっと手作りをスタートです。
お店で売っているおしゃれなヘア・アクセをいろいろ見て回ったことで
それらを参考にしてちょっとすてき!ぐらいに仕上がるとうれしい!!
① おとなイメージのふんわりバンスクリップ
基本の材料……100円ショップのシュシュ2個とバンスクリップ1個、手持ちの飾り。
↓完成イメージ
作り方:
1) クリップの左右の穴にシュシュを通す。
2) シュシュの内側と外側を縫い合わせる。もう一方も同様に。
3) 縫い付けたシュシュを中央に寄せて、飾りを通して縫い合わせて完成。
ポイント:
・シュシュは張りのある生地のものを使うと仕上がりが華やかになります。
・クリップは生地を通す穴があるものを選んでください。
・中央のワンポイントアクセントでイメージアップを狙いましょう!
完成品をつけてみると…… こんな感じです!
大サイズのクリップを使ったのでアップもしっかり留まりますよ。
↓中央のワンポイントアクセントの飾りについてちょっとご説明します。
京都の寺町の老舗ボタン屋「エクラン」さんで購入。
素材は木で漆のような仕上げになっています。
何かに使えそう!と購入しました。お値段は1000円ぐらいだったかと。
エクランさんには 何に使うの❓みたいなものがいろいろあって面白い!
ここで「エクラン」さんをご紹介いたします!
↓ボタンひとすじ・京都の寺町で60年の歴史のボタン博物館のようなお店。
店名はフランス語で宝石箱という意味。
ボタン好きにはたまらない夢のようなお店です。
今どきここまでの充実品ぞろえのお店があるなんて本当にびっくり!
全国を探してもこの店に及ぶ店はないと思います。
フランスのボタン屋さんドロゲリーに行ったのが25年ぐらい前。
その時以来LOVE BUTTONになってしまった私です。
1階はこんな感じ。
下から上までボタンやブレード、バックルなどの壁に包囲されています。
2階もどうぞ!と声をかけていただいたので、ありがたいお誘いに
急な階段をあがると、そこにも大量のボタン・ボタン・ボタンの箱が
ずらりです。
またまたあらためてびっくり!にんまりです。
日本のボタンとは明らかに異なる海外からの輸入品も多く
以前は買い付けにもいらしてらしたとのこと。
少し色あせた箱が時代を感じさせます。
手の込んだ仕上げのものはそれなりのお値段がしていますが
ボタンというよりもアクセサリーの領域で使いこなしてみたくなります。
お店のご店主は2代目本間邦亮さん。おうかがいした日は奥様とお嬢様がお店に出ていらっしゃいました。かれこれ1時間以上、ゆったりとした時間を過ごさせていただきました。
ボタン好き!という方、
ボタンはそうでもないけど面白そう!!という方
ぜひぜひぜひ一度京都に行かれた時には寺町のエクランさんに立ち寄ってみてください。
★ 「エクラン」★
住所 京都市中京区寺町二条下がる榎木町98
おうちで眠っているアイテムを利用した手作りヘアアクセサリーのご紹介は
まだまだ続きます。次ページをどうぞ!
今度は捨てるにはもったいないキレイなリボンを活用したヘアアクセをご紹介します。
② 大人 モノトーンイメージのバンスクリップ
基本の材料……300円ショップのビーズ付きバンスクリップ1個、手持ちの
リボンや余っていたビーズ
↓完成イメージ
つけてみるとこんな感じ!
ちょっと華やかなで大人っぽいイメージに仕上がりました。
作り方:(プロセス写真はイメージです)
① 両面テープでリボンを貼り付けます
② リボンの内側の処理はビンなどでバネを開いておくと便利です。
③ ビーズはボンドで貼り付けます。ボンド付けする面は平らなものを。
かわいく仕上げたいときにはリボンフラワーでアレンジ。
こちらも100円ショップのアイテムが大活躍。
クリップと手芸パーツ、計200円でつくれますよ。
↓完成イメージ
③ プラスワンして市販のクリップもバージョンアップ。
基本の材料……市販のバンスクリップ(1800円)、手持ちのボタン1個、チャーム。
↓完成イメージ
ブレスレットやキーホルダーのチャームをポイントアクセントとして中央のバネ部を
覆っている布に縫い付けるだけなのでこれまたとっても簡単。縫い付け部分を
ボタンなどで隠すと仕上げがきれいになります。
チャームはできるだけ軽いものがおすすめです。
↓たとえばキーホルダーやブレスレットのビーズといったチャームを利用。
↓つけてみると、こんな感じ!
④ 手持ちのカチューシャもおしゃれに大変身
昔大流行し今は家で冬眠しているビーズネックレスや手持ちのビーズ、ボタンをカチューシャに縫い付けて仕上げます。
ベースのカチューシャは縫い付けられるように穴があいているデザインのものを選びます。
こんな感じに仕上げました。
カチューシャをトルソーにつけてみたら、ネックレスみたいな感じに……発見です。
手作りも楽しいけれどやっぱり気になる。
おしゃれなヘア・アクセの売り場!
「おしゃれで素敵」もとっても大事ですが
あなどれないのが「機能性」。
私が見つけたしっかりモノ、へア・アクセを次ページでご紹介します!!
マダム篠田が見つけた”しっかりモノ”のヘア・アクセたちです!
① まずは、アップスタイルにイチオシ・カーブクリップ。
●1)グサッっと感がたのもしい、カーブクリップ。
アメリカのフィカレ社を代表する マキシマクリップ
サイズはSからL。(ちなみに私はLです)
価格:10,000円前後(サイズやデザインによる)
特徴的なしなりのある美しいカーブと抜群の留まり心地を可能にするばね力。
今までのクリップとは全く別物なほどに、しっかり留まるを超えて、気持ちいいほどに
「グサッと留まる」
感覚です。
↓アップスタイル初心者の私でも簡単に、それなりにアップができました。おすすめです
●2)一目ぼれ・大人すてき・バレッタ。
フランスのデザイナー、 ローラン・オリビエ のデザインのバレッタ
価格:15,000円。
60歳手前にして後頭部はちょっと若作り‥って感じもしましたが、私これ好き!の気持ちを優先しました。
この金具の形が留め心地の良さの決め手!
特徴は大きくカーブした山幅の大きい金具。この溜まりの空間が髪をしっかりキャッチして
留めるときの横滑りを少なくしてくれます。
材質は綿花のチップからつくるこだわりの天然素材。
●1)2)は、新宿の京王百貨店1階のヘア・アクセサリーコーナーで購入。
ミセスが多いこちらの百貨店の中で、キラキラ感が目をひくヘア・アクセの売り場は
おとなマダム御用達風のセンスのよさと、確かな品質の品ぞろえが魅力です。
ちょっと強気プライス的な輸入品にはファンも多く、つけ心地、留め心地、崩れにくさ
などの機能面重視のリピーターが多いとのことです。私もファンのひとりです。
② ヘアスタイルグッズも進化。ご存知ですか、フェイスアップコーム。
何だろう?って感じのこの商品。
はじめて使ってみました。
フェイスラインをあげる櫛という意味のネーミングらしい。
使ってみました! これはおもしろい!
後ろで髪を束ねて髪と一緒に顔の頬ラインをすっきり引きあげるという道具。
なるほど~ あがる、あがる!が実感できました。
引き上げ効果だけでなく、髪がしっかりとガチッと留まってくれる点もおすすめです。
ヘアスタイルをサポートしてくれる道具は、どんどん進化中。
上手に使いこなしてイメージアップしませんか。
おうち美容 本日のキモ
やっぱり大事、首から上ゾーン。
顔は前からしか見えないものですが頭は前からも後ろからも見られています。
ヘア・アクセサリーやヘアスタイルグッズを上手に使って「首から上ゾーン」のイメージ
作りのトライ!おすすめです。
なにかとあちこちのパサつき感が気になる年齢。
イメージアップの胆は「つや肌につや髪」。
髪にもくすみのない、みずみずしい「つや感」がほしい!!
ということで次回は
「つや髪をめざそう!日頃のおうちお手入れ」
をテーマに綴ってみたいと思います。
最後に、ぜひみなさんご一緒に
「マダム篠田の3か条」を……
さびない、くすまない、しぼまない。
みなさま、今日もどうぞお元気で。