こんにちは、「スパ」という言葉に弱いミーナです。アジアン・リゾートで受けるスパもいいけれど、都会で体験する最先端のスパも素晴らしいですね。待望の日本オープンを果たしたアマン東京では、「シーズナルジャーニー」というプログラムが人気だそう。トリートメントに加え、温浴施設やスチームルーム、プール施設の利用、スパランチも含まれいて、1日たっぷり癒しを堪能できそう。名前のとおり、夏はドクダミやハッカ、冬は日本酒の仕込みの酒麹など、その季節ならではの自然素材の効能のパワーをいただくのだそう。すごく興味がわきますね。
祝! 日本初オープン
ーアマン東京ならではのこだわりを紐解くー
東京、"アマン・スパ"のすべて。
2015年3月17日、春の訪れを感じる東京・大手町の森に寄り添い、
アマン東京がグランドオープンを迎えました。
アマンには〝 その土地の伝統文化に敬意を払う〞という哲学があります。
スパを併設するアマン東京では、日本の豊かな森や自然の恵みに育まれてきた
日本古来の健康法が随所に採用され、自然の摂理に逆らわないよう、
アマン独自のウェルネス・プログラムが開発されたのです。
ここでは、3回に分けてアマン東京のこだわりと魅力についてたっぷりとご紹介しています。
今回は、「アマン・スパ」の人気メニューのシーズナルジャーニーについて詳しくご紹介します。
都会のスパでウェルネスの真髄を体験!
心と体、季節の変化を読むアプローチ
四季に反応する体を知り、
自然の恵みに癒される
トリートメントのメニューの中ですでに人気の「シーズナルジャーニー」は、季節に合わせた体の変化を読み取り、気温と体温との微妙なバランスにもアプローチしています。
トリートメントには、例えば春はニオイコブシ、夏はドクダミやハッカ、寒い季節には日本酒の仕込みを終え12月からの3カ月間のみ入手できる酒麹など、不思議な力を持つ、その季節ならではの自然素材を用いています。古くからこうして日本人は、季節の移ろいに伴い、自然の効能に癒されてきたのです。
ウェルネスの基本は、総合的に〝健康〞を目指すことにほかなりません。人の健康は好環境やバランスのよい食事、健全な精神、適度な運動から成り立ち、どれが欠けても体調をくずしてしまいがち。アマン・スパで提唱するウェルネスは、病気予防、身体的健康、情緒的安定など、健やかな日々を過ごすための総合的なウェルビーイングであるべきと考えているのです。
理屈はわかっていても、なかなか理想的な日常を過ごせないのが現代人。だからこそ、時には心身をリセットし、ライフスタイルを見直せる提案が欲しいところ。「アマン・ウェルネス・プログラム」は、コンサルテーションで一人一人に適応する行程がきっちりと組まれます。ヨガかピラティスの60分のプライベートレッスンでは、専任のインストラクターが段階に応じた指導をしてくれるのも魅力です。
90分のトリートメントに加え、温浴施設やスチームルーム、プール施設の利用、スパランチも含まれており、一日過ごすと、体が正直な反応をするのがわかります。
アマン東京spa
DATA
東京都千代田区大手町1-5-6 大手町タワー
電話 03-5224-3344
営業時間 10:00~22:00(受付終了20:30)
シーズナルジャーニー120分¥46,000(税・サ別)
アマン・ウェルネス・プログラム¥70,000(税・サ別)
amantokyo.com
最終回の次回は、体の内側からの健康効果を高めてくれる、アマン・スパの食事についてご紹介します。
撮影/奥谷 仁 取材・文/せきねきょうこ 写真協力/アマン東京