京都宇治のオーガニック茶から生まれたボディケア 「KOTOSHINA 古都品」
今年、8月に河原町通にリニューアルオープンしたファッションビル「BAL」。コンランショップや丸善をはじめ、国内外の上質のファッションブランドや雑貨などを揃えた、ゆったりとしたフロアが魅力で、今、京都で最も注目を集めているところです。その1階にオープンしたのが「KOTOSHINA(古都品)」という京都発のオーガニックスキンケアブランドです。
ここに揃うのは、京都宇治の有機緑茶園と、フランスのオーガニックコスメ専門メーカーとのコラボで生まれたスキンケア製品です。製品の容器には、フランスの有機認証機関カリテフランスの認証による「コスメビオ」のラベルがあり、正統なオーガニック化粧品であることを示しています。
すでに多くの人が知る緑茶の優れた働き…カテキンやビタミンCなどの抗酸化成分を多く含み、健やかな肌へと導くと言われます。また、爽やかな香りは、心が鎮まり、心身をリラックスへと誘います。
そんな緑茶の魅力が存分に楽しめるのが、今回特におすすめする新製品のスパ シリーズです。
秋も日に日に深まる季節、気になるのが、肌の乾燥。浴用化粧品の「バスミルク」は、15~20mlほどを、バスタブに入れ、そこにお湯を注ぎ、よくかき混ぜます。淡いミルキーグリーンのお湯から湯気と共に立ち上る、心地よいグリーンティーの香りが、バスルームを満たします。お湯は、いつもよりやさしい感触になり、肌が、滑らかなベールに包まれたように、しっとり。あまりの気持ちよさに、思わず長湯を…。体の芯まで温まるリラックスタイムです。
入浴後は、水気を拭いた体に、ボディークリームの「ボディバター」を伸ばします。掌に取り、手の熱で溶けたオイルを全身に…。これには、オーガニック茶の実から搾油したオイルが含まれています。椿の実から作る椿オイルは有名ですが、実は、茶の実オイルは、若さを保つといわれるオレイン酸を多く含み、高い保湿力で、乾燥する肌に潤いを持続させるのです。
「いままで、お茶の木は、茶葉の価値から育てられてきましたが、実は、茶の実は、非常に優れたオイルを含んでいて、それに着目し、搾油したんです」と。収穫自体がほとんどされない茶の実、そのオイルは希少性が高いものだそう。
ゆっくりとやさしく伸ばすと、全身から仄かにグリーンティーの香りが…。はじめは、テカテカした感じの肌表面ですが、気づくと、オイルのてかりは消え、しっとり滑らか肌に…。その浸透力の高さに感激します。特に、膝や踵など、乾燥が気になる部分には、丁寧に伸ばせば、翌日は、とてもソフトな感触に…。
全身を包む仄かなグリーンティーの香りは、ベッドの中にも漂い、リラックスした深い眠りへと導かれます。
スパシリーズのあまりの心地よさ…この冬、手放せない品になりました。
KOTOSHINA 古都品
京都市中京区河原町通三条下ル山崎町251 京都BAL1階
☎075‐223‐0503
営業時間:11:00~20:00 無休
http://www.kotoshina-kyoto.com
小原誉子
ブログ「ネコのミモロのJAPAN TRAVEL」
http://blog.goo.ne.jp/mimoron/