日本初キッチンのあるLUSH
京都産の素材を使ったマスク
英国、ロンドンに創業し、今や世界59の国と地域にショップを展開する自然派コスメブランド「LUSH(ラッシュ)」。自然素材をメインに使用するスキンケアをはじめとする製品は、人にやさしいだけでなく、地球環境の保全にも配慮したもの。「地球のあらゆる恵みに感謝し、また世界中の人々をハッピーにする」という企業理念から作られた製品は、世界中の人たちに支持されています。ソープやバスボム(浴用化粧品)などカラフルでポップな製品が目立つためか、日本では若い人向けと思われがちですが、実は、「LUSH」の製品は、老若男女あらゆる人たちに対応した安全で人にも地球にも優しいものなのです。
きっと一度は、どこかで目にしたことがある「LUSH」のお店。ショッピング街を歩いていると、どこからかいい香りが…それが「LUSH」だったという方も多いはず。京都にもすでに3店舗ありまずが、その中で市内のメインストリートの四条通にある「京都四条通り店」は、関西では唯一トリートメント施設を併設した「LUSH Spa Shop」となっています。心と体を癒す独自のトリートメントのファンは多く、全国からそれを受けるために、わざわざ京都を訪れる人も…。
さて「京都四条通り店」には、もうひとつ他の店舗とは違う点が…。それが日本でここだけ店舗内に併設する「キッチン」と呼ばれるファクトリーです。フルーツ、野菜、蜂蜜、海藻など食べられる素材から作るスキンケア製品は、保存料など添加物を一切使用しないため、賞味期限ならぬ使用期限が表示されます。特に、フレッシュな素材のパワーを最大限に活かしたフレッシュフェイスマスクは、冷蔵庫で保存し28日間。新鮮なフルーツなどの香りが、肌と心を癒すマスクです。全国の「LUSH」の店舗には、神奈川県にある大型「キッチン」〈ファクトリー〉で作られたマスクが届けられています。マスク以外の品は、「京都四条通り店」でも、神奈川から届きますが、マスクに限り、京都のお店に並ぶのは、まさにここで作られたものなのです。
使われる素材にも一部京都産のものが…。例えば、マスクだけでなく、ソープやシャンプーなどにも使われる蜂蜜や海藻は、神奈川のファクトリーでは、国内で選ばれた産地のものを使用していますが、ここのマスクに限り、丹波産の日本ミツバチの蜜や京都の海でとれたワカメが使われているのです。
でも、京都産の素材を使ったものでも、全国のお店で買えるものもあります。それが、京都の漬物屋「池田屋」の桜の塩漬けをつかったシャワースクラブです。京都の桜を思い浮かべながら、全身をやさしく磨き上げてはいかがでしょう。またクレンザー&スクラブのお酢を使う製品にも、やはり京都の飯尾醸造の「富士酢」が使用されています。
全国に展開する「LUSH」ですが、京都だけ…というフレッシュフェイスマスクは、自分への旅のおみやげに…。ご自宅で京都を思い浮かべながらマスクを使えば、肌は艶やかに、そして旅の疲れを癒すひとときになります。
「LUSH Spa Shop 京都四条通り店」
京都市下京区立売東町26 緑ノビル1F
☎075‐253‐6441
営業時間10:30~20:30 無休
地下鉄烏丸線「四条駅」阪急京都線「烏丸駅」「河原町駅」徒歩5分
http://www.lushjapan.com/shop/id-0179
小原誉子
ブログ「ネコのミモロのJAPAN TRAVEL」
http://blog.goo.ne.jp/mimoron/