肌の乾燥が気になる季節。年齢と共に、その悩みはいっそう。そんな時、出会ったのが、「オイルマッサージソープ」という「毛穴を洗う石鹸」です。
このソープを開発したのは、京都に本社を置く「BLACKPAINT.」で、スキンケア製品のほかに、腸内環境を整える食品なども手掛ける会社です。創業者である前田美結起さんご自身が、肌荒れに悩まされ、それを解決するために、さまざまな研究を行ない、それを基に作られたのが、今回ご紹介する洗顔石鹸。29種類のナチュラルオーガニック植物オイルとなんと約1億個の乳酸菌からできている洗顔石鹸で、さらにそこには、京都の梨の木神社に湧く名水「染井の水」も使用。モンドセレクション8年連続最高金賞受賞に輝く品です。
さて、このソープを生み出すに際し、前田さんが、注目したのは、だれの肌にも存在する「皮膚常在菌」。皮膚の上に天然クリームのようなものを作る、その菌の働きが、肌の健やかさと大きな関係があるのだそう。「皮膚常在菌」を損なうと、肌の自然治癒力を低下させ、さまざまな肌トラブルの原因に…。「肌本来の健やかさを取り戻すためには、肌常在菌の働きを活性化するようなお手入れが必要なんです」と教えて頂きました。
「健やかな肌のためには、余分な皮脂や垢などをはじめとする老廃物を取り去る洗顔が、大切ですが、実は、肌トラブルで悩む人の中には、洗顔のやりすぎで、肌が作り出す天然クリームまでも取り去り、それにより乾燥や紫外線の影響を受けやすくなって、結局シミやシワを招いていることも…。
このソープは、毛穴をふさぐ老廃物などを洗い流すと共に、肌に必要な「皮膚常在菌」の働きを損なわず、肌本来の自然治癒力を保つことで、健やかな肌に導くんですよ」とのこと。
「きっと今まで使った洗顔ソープとは、使い方がちょっと違うから、はじめは驚くかもしれませんね~」と言われ、実際、自宅でそのソープを使ってみました。
まず、40度くらいのぬるめのお湯の中に、ソープを2分ほどつけ置きします。
すると表面が溶けだし、ヌルヌルした感じに。その溶けた部分を石鹸ごと顔に付けてのばします。
目の周りを避けて、顔全体に伸ばし、それを指でマッサージするように肌にやさしく刷り込んでいきます。20秒くらいマッサージしてから、ぬるま湯でしっかりすすぎます。マッサージをしていると、石鹸の感触が変わってくるのに気づくはず…。
モコモコの泡立ちの石鹸とは異なり、クリームを伸ばす感覚。マッサージをしている間に、ファンデーションなどを取り去るのです。つまり1回の洗顔でメイクやファンデーションも落とせます。
洗い上がりは、とてもサッパリ。でもお肌は、しっとりした感触に…。
目に入るとすごく痛いので、アイメイクを落とす場合は、しっかり目をつぶって…。
使い続けるほどに、トラブルのない健やかな肌になるそう。年齢を問わず、あらゆる肌タイプに使えるソープで、一度使うと手放せないとの声も…。
ソープの種類は、炭を含んだ黒い「ブラックペイント」4,320円(税込、以下同)、真珠とシルクを配合した「ホワイトペイント」5,400円、抹茶のような濃い緑色の「京のお茶石鹸 濃茶」6,480円の3種類(各120g、ほかに60gのものも)。パッケージも素敵。いずれも乾燥しがちの季節に使ってみたい、京都生まれの洗顔石鹸です。
ブラックペイント北山店
京都市左京区下鴨南芝町51
☎ 0120‐100‐679
ショップ営業時間:10:00~18:00 土日祝日休み
小原誉子
ブログ「ネコのミモロのJAPAN TRAVEL」
http://blog.goo.ne.jp/mimoron/