「久理さ~ん、今月末に台湾へご一緒しませんか?」 15年以上もお付き合いのある人気イラストレーター 進藤やす子さんに誘われて、いきなり初の台湾へ行くことに! 2泊3日の旅でしたが、ラグジュアリーなホテルと美肌の温泉、美味しいお料理を堪能できました。
私が訪れたのは台湾の中部に位置する台中の谷關(グーグァン)。星野リゾートが台湾で初めてプロデュースした「星のやグーグァン」のプレスツアーに参加したんです。日本から台中へは、マンダリン航空の直行便が就航。お昼に成田空港を出発して、夕刻にホテルへ到着しました。
まず初めに、グーグァンについてお話したいと思います。グーグァンは3000メートル級の山々が連なる台湾中央山脈の麓にある温泉地。明治時代に現地で暮らすタイヤル族によって温泉が発見されたため、「明治温泉」とも呼ばれていました。町は日本の温泉地に似ていて、何となく懐かしい雰囲気。そこかしこに日本と同じような施設があると思ったら、日本統治時代の影響なのだそう。素朴でのんびりとしていて、外国にいることをうっかり忘れてしまいそう…!
山に囲まれたグーグァンは渓谷に沿って温泉が湧出していて、「星のやグーグァン」から町へのお散歩は吊り橋を渡って行きます。山と川を吹き抜ける爽やかな風に吹かれて気持ちいい~! のはずなのですが、高所恐怖症の私は吊り橋が大嫌い。東京スカイツリーで鍛えていたはずだったけど、揺れるのはやっぱりダメでした(泣)。でも、昼食にありつくために頑張って渡りましたよ~! 写真左がイラストレーターの進藤やす子さん。私よりずっと若いのですが、聞けばOurAge世代に突入したそう。いや~、お仲間が増えて嬉しいな♪
プレスツアーをご一緒した旅行ライターの永田さち子さん(写真右)、トラベルニュースサイト「旅色プラス」編集部の後藤里美さん(写真右から2人目)とともに、町中にある温泉文化館へ。ここではグーグァンの歴史や世界の温泉について知ることができます。日本語の表記もあるので、とても便利。私たちが着ているのはタイヤル族の民族衣装です。色もデザインもステキで、私たち思いのほか似合っていませんか? 入館料のほか、貸衣装も撮影も無料で楽しめました。
さて、「星のやグーグァン」の客室内へ。このホテルは何と、すべての客室が半露天風呂付き。そのほとんどがメゾネットタイプで、写真右手の階段を下りると温泉専用フロアがあります。私と進藤さんが泊まった部屋の窓からはグーグァンの山並みやホテルの庭に設えられたウォーターガーデンが見渡せました。
部屋の奥にベッドがあって、手前には眺望を楽しみながら寝転がれる大きなソファが。こんなにものんびりくつろげる場所があるのに、2泊だとゴロゴロする時間がない…! 焦って横たわってみると気持ちがよくて、そのまま寝てしまいそうになりました。
こちらが客室の温泉専用フロア。手前にもソファがあって、室内には湯上がり用の畳の小部屋があり、その奥に化粧台が2つ。何とも贅沢な造りです! グーグァン温泉の泉質は良質の弱アルカリ性炭酸水素塩泉。肌への刺激が少なく、「美肌の湯」と言われているそうです。実際に入ってみると、湯上りの肌はスベスベでしっとり。ボディローションが要らない感じでした。ホテル内には客室の温泉のほか大浴場もあって、檜造りの室内風呂と木々に囲まれた露天風呂が。進藤さんと2人、美肌の湯を堪能しつつ夜中まで婚活の話などしながら(笑)楽しい時間が過ぎていきました。
PART2では「星のやグーグァン」の施設内を紹介します。
●星のやグーグァン
台湾台中市和平区博愛里東關路一段温泉巷16号
☏0570・073・066(星のや総合予約)
公式ホームページ
https://hoshinoya.com/
インスタグラム@kurikobeautyでコスメ情報などを随時発信中。