私、足が大きいんです。今でこそ若い年代を中心に足の大きな方が増えて靴のサイズ展開も幅広くなりましたが、かつては靴選びが困難でした。そんなわけで、今もパンプスが苦手。…と、思い込んでいたんです。
その思い込みの覆したのが、外反母趾をはじめとした足のトラブルに寄り添った靴を展開しているfitfit(フィットフィット)。昨年の秋に開催された展示会に伺った時に、シューフィッターさんに足の測定と診断をしてもらいました。すると、私の足の長さは左右で4㎜の差があることが判明。しかも、「甲に高さがなくて薄い」とのこと。え~!? デカ足に自信のある私は、甲もガッツリ厚いと思っていました。パンプスを履くと快適に歩けない要因は、こうした足の形状のせいだったんですね。
それならば、と先日fitfitのお店へ足に合うパンプスを選びに行ってきました!
まずは、この3足のパンプスを選んでみました。見るからにラクちんそうなベージュのラウンドトゥ(右)、足先に少しは余裕がありそうなブルーのスクエアトゥ(中央)、そして窮屈そうだけどトライしてみたいエナメルのポインテッドトゥ(左)です。
(右から)
ハイヒールシャーリングパンプスⅡ ¥14,190
レザーバックルヒールニーカー ¥14,190
ポインテッドヒールニーカーストラップⅡ ¥15,290
※すべて価格は税込み
店舗にはシューフィッターの資格を持つスタッフさんがいて、足を診断しながら靴選びのアドバイスをしてもらえます。お話の中で気になったのが、fitfitが提唱している「アーチ・エイジング」。足はさまざまな形をした大小の骨で構成されていて、これらの組み合わせでアーチ構造が形成されています。ところが、加齢や生活習慣によってこのアーチ構造が崩れてしまうそう。50歳前後は「アーチ・エイジング」に要注意とのことでした。
「アーチ・エイジング」のサインはいろいろありますが、いくつか紹介すると。
□靴のサイズが大きくなった
□靴底が左右非対称に減る
□寝ている時によく足がつる
□足裏にタコやウオノメがある
□怪我をしていないのに足や膝が痛くなる
あ~私自身、思い当たる項目も。足に合わない靴を無理に履き続けると「アーチ・エイジング」が進む原因になるそうです。これ以上、足のサイズが大きくなったら本当に困ります!
さて、私のパンプス選びですが、人差し指の長い形の足に左のスクエアトゥは合いにくいそう。試してみると、確かに足先のあちこちが当たっていました。右のラウンドトゥは思った通り超快適! なのですが、私の場合は足の長さが約1サイズ分も違うため、サイズを右足に合わせると左足が窮屈で、左足に合わせると歩いた時に右の靴がパカパカして脱げてしまうという悲しい事態に…。これは中敷きなどで調整できますが、今回はピッタリ合うパンプスが欲しいんです!
結果、避けてきたポインテッドトゥのパンプスが思いがけずピッタリでした。大きな左足にサイズを合わせても、ストラップが付いているので脱げることもありません。もともと外反母趾に悩む足のために誕生したブランドだけあって、つま先は細くてもゆとりのある木型です。
ソールやヒールも悩める足のために工夫がこらされていて、歩いても快適。5.5センチのヒールがあるのに高さも感じられません。足に合う靴が見つかるって幸せ~♡ 今はコロナ自粛で外出機会が減り、足の機能低下を訴える方も多いそうです。私たちOurAge世代も足に合う靴でオシャレしながらエイジングケアしたいですね。
●フィットフィット公式ホームページ
https://fitfit.jp/
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