ゴールデンウィークに九州へ行ってきました。私、プロフィール欄に「趣味はJリーグ観戦」と書いていますが、横浜F・マリノスを応援し始めて19年目になります。そして、今回紹介する三省製薬はF・マリノスのオフィシャルパートナー。つまり、推しクラブを推してくださる有難~い会社さん♡ Twitterで「F・マリノスサポーター限定・佐賀工場見学会のお知らせ」を目にして、これは絶対に行かねば!と、参加させていただきました。
1960年に福岡で創業した三省製薬は、美容成分と化粧品を開発・製造・販売している会社です。日本初の医薬部外品の有効成分として承認を得た美白成分「コウジ酸」を開発したのも三省製薬。このほか、ハリや弾力をケアするローズマリー由来の「セラムバイタル」、育毛成分「CTP」など、その数は130以上に及びます。皆さんが今お使いのスキンケアにも配合されているかもしれません。
そして現在展開している自社ブランドは、本格エイジングケアの「DERMED(デルメッド)」(左)、竹の恵みから生まれた「yameKAGUYA(やめかぐや)」(右上)、ジェンダーフリーの色づき美容液「IROIKU(イロイク)」(右下)の3つ。“製薬会社”なのに薬を製造していないのですが、それって不思議ですよね? 理由は三省製薬の歴史の中にありました。
こちらが佐賀県・鳥栖市にある三省製薬の佐賀工場です!
明治20年に開業した「陣内三省堂薬局」を原点とするこの会社は、創業当時からプラセンタエキスを用いたシミ治療のための医薬品外用薬を開発・製造していました。その後の薬事法(現在の薬機法)改正により、プラセンタエキスは医薬部外品の化粧品に分類されることに。これを機に三省製薬は化粧品会社になったわけですが、医療機関以外でも扱えるようになったため製品は多くの人の手に届くことになりました。この改正から約20年後の1988年に承認された「コウジ酸」は日本に美白ブームを起こす引き金に。社名が変わらないのは、こだわりの成分と医薬品開発のメソッドで化粧品を作っているからなんですね。
F・マリノスサポーター(以下、マリサポ)限定の工場見学会は、三省製薬の歩みや化粧品の製造過程を紹介することからスタートしました。簡単な3択クイズが始まると、皆さん一気に和やかなムードに。この日のクイズは以下の3問です。
*三省製薬が横浜F・マリノスのオフィシャルパートナーになったのはいつ?(答:2019年)
*デルメッドのハンドクリームに配合されている保湿成分は何由来?(答:ヒトデ)
*デルメッドのブランド名は3つの言葉の造語。“DERMATOLOGY皮膚医学”、“MEDICAL 医療の”と、もう1つは?(答:MEDICINE 医薬)
2019年からということは、ほとんどがコロナ禍…。いつ無観客になるかもわからない時期の興行を支援していたなんて、とても感慨深いです。
さて、“身支度”を整えて、いざ製造エリアへ!
この日、参加していた私以外のマリサポ女子はお若い方ばかりだったので、年齢も体型もわかりにくいこちらの衣装はむしろ好都合♡ まずは「バルク室」へ。バルクとは化粧品の中身のことで、厳格な管理システムのもとデルメッドの「プレミアム クリーム No.1」の製造が行われていました。
クリームなど乳化物の製造には、加熱による成分の蒸発を防ぐため真空乳化機が使われています。この中に美白成分のコウジ酸やハリケア成分のセラムバイタル、フランカブランカなど、贅沢なエイジングケア美容成分がたっぷり! 1度の製造でクリーム約7000個分ができるそうです。
続いて「充填包装室」を見学しました。広いスペースに、小ぶりな機械がたくさんあるイメージ。これは、その日の生産品目に合わせて移動式の充填機械を最適なレイアウトにするためです。化粧品の製造工場ってもっと機械でオートマチックに作っていくものと思っていたのですが、三省製薬では繊細な美容成分を多用するためすべてをオートメーション化することはできないそう。充填後の検品も全スタッフの目で行われています。
他社工場との違いは?と聞くと、「日ごとに生産内容を細かく設定できることです。出て来られるスタッフの人数にもよりますし」とのお答え。なんと従業員に優しい♡ 工場内にはスタッフがお互いに感謝の気持ちを示すメッセージボードもありました。そして、この日はボードもマリノス仕様に。あちらこちらに愛を感じます。
製造エリアの見学は終了。中央でボードを持っているのは2人の社長です。向かって左は、「当社は昔からシミ・シワ・白髪の研究を行っているんですよ。“三省(3S)”というくらいですから」と冗談を飛ばす三省製薬の陣内宏行社長(本当は論語の一節に由来した社名です)。右は、昨年12月に着任してJ1リーグ戦連覇へ情熱を燃やす横浜F・マリノスの中山昭宏社長です。OurAge世代のマリサポとしては、お2人に”頼む~!“という感じ。背後から旗振らせていただきます!
引き続き、ハンドクリームの香りづけ体験が行われました。デルメッドの無香料のハンドクリームに好みの精油を混ぜます。F・マリノスの中山社長はティーツリーの精油をチョイス、マリサポ女子の皆さんはお気に入りグッズとともにハンドクリームの写真をパチリ。この後に中山社長とのトークタイムもあり、2時間半の見学会はあっという間に終わりました。
お土産もいただきました! デルメッドのスキンケアセット&洗顔セット(販売されています)と、グリーンのキャップは香りづけしたハンドクリームです。そして、マリノスのフォトカード3枚も♡
なんと~! 昨年のリーグ戦で勝ち取ったシャーレ(優勝銀皿)も三省製薬の地に。同じ志を持つ初対面の皆さんと、楽しい時間を過ごすことができました。OurAge世代となった今、私にとってマリノスの応援は単なる趣味にとどまらず、健康維持とアンチエイジングに欠かせないものに。Jリーグ開幕から今年で30年。趣味がないわ~というOurAge世代の方は、試しにお近くのスタジアムへ♡
この日は翌日に佐賀でJリーグの試合があったためマリサポ限定でしたが、一般を対象にした工場の見学会も毎月1回行われています。三省製薬のコスメについては、次回PART2で紹介します。
三省製薬公式ウェブサイト
https://www.sansho-pharma.com/
デルメッド公式オンラインストア
https://www.dermed.jp/store/
横浜F・マリノス公式ウェブサイト
https://www.f-marinos.com/
インスタグラム@kurikobeautyでコスメ情報などを随時発信中。