終わりの見えない白髪の悩みに取り入れたいのはセルフカラー
皆さんは白髪染めをどうしていますか? 私は基本的にサロンカラーをして、次の施術までの“つなぎ”にカラートリートメントを使っています。柔らかい髪質のうえに、クセ毛に縮毛矯正をしていて傷みやすいので、アルカリ成分を使うサロンカラーの頻度をなるべく低くしたいのがその理由。私の愛用品はこちらです。
「1回で染まる」とうたった、サイオス カラートリートメントです。発売時に紹介していただいてから、そのうたい文句は本当だと実感して、もう何個リピートしたことか。私の使い方は、しっかり染まるダークブラウンを1回、そのあとの2~3回はナチュラルブラウンで“追い染め”をします。こうすると、何となくグラデーションっぽい色合いに。この春にはアッシュピンクが発売されたので、これから使ってみようと思います。
天然クレイ配合の新しいホームカラー剤で白髪染め体験
実は、行きつけサロンの美容師さんに髪色を褒められて「サイオス カラートリートメント」を使っていることを伝えると、美容師さん自身で試してみてお客さんにもおすすめしているそう。髪のダメージケアは美容師さんにとっても重要なテーマなんです。
さて、そんな「サイオス」から天然クレイ配合の新しいホームカラー剤が登場と聞いて、ヘンケルジャパン本社へ白髪染め体験に行ってきました。
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クレイの持つ密着性で仕上がりのカラーが長持ち
パックや洗顔料などにも多く使われている天然クレイ。ミネラルが豊富で、皮脂や汚れを吸着するイメージがありますよね。その働きを白髪染めに応用したのが、こちらの「サイオス クレイ クリーム」。つまり、クレイの持つ密着性で染料を髪にピタっと密着させて、仕上がりのカラーを長持ちさせる設計なんです。
さらに、うれしいのはクレイの密着性を利用することで、アルカリ成分を極力おさえる処方になっていること。そればかりか、テクスチャーがセルフでのリタッチ染めにもとても向いています。1剤と2剤を混ぜて使うのは、一般的なセルフカラーと同じ。
2剤を混ぜても右写真のようなコクのあるクリーム状で、伸びがいいのです。右写真の奥は同社従来品ですが、比べてみても質感の違いがわかりますよね。
染まりにくい生え際の産毛もしっかりキャッチするテクスチャー
私はリタッチ染めを体験したので、生え際と分け目の部分に混ぜたクリームを塗っていただきました。止まりのいいテクスチャーなので、狙った部分にしっかり塗れて、たれてきません。生え際の細い毛やピョンと立ってしまう白髪もしっかりキャッチします。
クレイは時間が経つと表面が乾いてくるので、ラッピング効果で染料や水分、保湿成分の浸透が高まるそうです。
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仕上がりはきちんと染まってつややか!
天然クレイのほかにオイル成分も配合されているので、ツヤも出ます。洗い流すとチュルンとなめらか!
このトリートメントは色持ちをサポートしてくれる処方です。
仕上がりました~♡ リタッチ染めでも髪色に統一感があって、いい感じになったと思います。
白髪を減らすことは難しいので、年齢とともにヘアカラーが重大事になっていきますよね。サロンカラー、セルフカラー、カラートリートメントを上手に取り入れて、白髪とうまく付き合っていきましょう。
商品の詳しい情報は、下記をご覧ください。
取材・文/中込久理