姿勢を整えて、顔の上下のテンションを正す
ほうれい線を生み出す姿勢や、唇や目の使い方の癖をリセット。前回の「う」の口の筋トレに加えてこちらも行えば、さらに効果アップ!
[ 立ち姿勢リセット ]
かかと重心になっているとほうれい線が! 足指重心の立ち姿に改善を。
「お尻が足指の上」にある足指重心だと額が引き上がる!
お尻が足指の上にくるような意識で立つと「足指重心」になり、つま先から背中側を通って額までつながる筋膜が正しい状態に。額が上方向に引っ張られるため、ほうれい線ができにくくなります
「お尻がかかとの上」にあるかかと重心だと顔がたるむ
お尻がかかとの上にある「かかと重心」になっていると、猫背に。この姿勢だと、背中の裏側から額までつながる筋膜が緩んで、額を引き上げられなくなり、顔たるみ、ほうれい線の要因に
[座り姿勢リセット]
座ったときも、つい「かかと重心」になりがち。足指重心にリセットしてたるみ予防。
意識せず、普段通りの姿勢で座る
いつものように座ります。ほとんどの人が骨盤が後ろに倒れ、猫背になっているはず
つま先を前に出し、遠くの床に着ける
そのままの姿勢で、両足のつま先を前に出して、なるべく遠くの床に着けます
両足のつま先を手前に引き寄せる
手で椅子の座面をつかみ、かかとを上げたまま、両足のつま先を手前に引き寄せます
手を座面に置き、お尻を上げて座り直す
椅子の座面に手を置いて体を支えながら、お尻をいったん上げて座り直します
足指重心になり、自然とよい姿勢に
座り直すと足指重心になり背中が真っすぐに。つねにこの重心で座るのが理想的
[胸の縮みリセット]
猫背で胸が縮んでいると、顔が下に引っ張られる要因に。胸を開いて改善!
01.手首を小指側に曲げる
両足を軽く開いて立ち、両肘を曲げて脇を締め、
手のひらを正面に向けて、左右の手首を小指側に曲げます
02.手を腰骨に当てる
手首を小指側に曲げたまま、人差し指と親指の間のカーブを左右の腰骨に当てます。
こうすると自然と胸が開くのを感じるはず
人差し指と親指の間のカーブを腰骨のあたりに当てて
03.胸を張る
そのまま胸を張ります。胸が開くので酸素がたくさん取り込めるのを感じるはず。
胸が縮んでいると気づいたら、この動作を
次回は、ほうれい線を刻ませない、唇と目の使い方の癖リセットの仕方をご紹介します。
撮影/天日恵美子 ヘア&メイク/広瀬あつこ モデル/島村まみ スタイリスト/程野祐子 取材・原文/和田美穂