HAPPY PLUS
https://ourage.jp/otona_beauty/face-sagging/197869/

たるみ老け顔、予防する方法は?

慶田朋子さん

慶田朋子さん

銀座ケイスキンクリニック院長。医学博士。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。皮膚疾患から美容皮膚科まで幅広く診療。著書『実は老化を加速! 女医が教える、やってはいけない美容法33』(小学館)が話題

予防と対策のために知っておきたいたるみ新事実を、皮膚科医の慶田朋子先生に解説していただきました。たるみに関するQ&Aの4つめです。

 

 

Q4.たるみ老け顔の対策は?

 

A.皮膚を過剰に刺激しないこと。

太りすぎや、急激に痩せるのもNG。美容医療の力を借りるのも手です。

 

「いったんたるむとセルフケアではなかなか改善しづらいので、とにかく予防が肝心。皮膚はできるだけ刺激をしないほうがいいので、強くこするマッサージなどは避けましょう。ただ皮膚は垂直に押す刺激には比較的強いので、指圧のように皮膚を優しく押すくらいなら、血液やリンパの流れがよくなり、間接的にたるみ改善につながるかもしれません。あとは、太って脂肪がつきすぎると顔の重みでたるみますし、逆に急激に痩せすぎても、余った皮膚が下がってたるみやすくなるので気をつけましょう。

 

たるんでしまった肌を引き上げたいなら、美容医療に頼るのもいいと思います。美容医療のたるみケアには、ヒアルロン酸やボトックスなどの注入系の方法と、皮膚に高周波や超音波などを照射して肌の弾力を高める照射系の方法など、さまざまなものがあります(次回ご紹介)。本格的にたるみが進んでしまった人だけでなく、たるみを未然に防ぎたい人にもおすすめなので、美容皮膚科で相談を」

 

 

(左)顔をこするのはNGですが、垂直方向に押す刺激なら、血液やリンパの滞りが改善し、間接的にたるみの予防につながります

 

(右)急激に痩せると余った皮膚が一気にたるみ、元に戻りにくくなるので、年齢を重ねたら極端なダイエットはしないこと

 

 

 

次回は、たるみ改善のために美容皮膚科でできることについてご紹介します。

 

 

イラスト/平松昭子 取材・原文/和田美穂

 

MyAge

大人のからだバイブル vol.2 「痛み知らずの体になる!」

OurAgeの人気記事が1テーマムックに!
何度も読み返せる保存版OurAgeです。

MyAge
試し読み Amazon Kobo 7net

この特集も読まれています!

子宮筋腫特集~症状から治療まで
フェムゾーンの悩み解決
ツボ・指圧で不調を改善
40代からでも「絶対痩せる」
広瀬あつこさんの「若返りメイク」
閉経の不安を解消

今すぐチェック!

まさか本当に誕生するなんて! リライズ改め「ブローネ ナチュリラ」に、待望の「ダークブラウン」が登場

まさか本当に誕生するなんて! リライズ改め「ブローネ ナチュリラ」に、待望の「ダークブラウン」が登場

supported by 花王
<前の記事

<前の記事
第18回/40代「顔が大きくなった?」加齢で大顔化、四角顔化するのはなぜ?

次の記事>

次の記事>
第20回/たるみ改善のために、美容皮膚科でできることは?

この連載の最新記事

乳突筋ほぐしでたるみを予防/「すっきり顔」に効く道具(後編)

第28回/乳突筋ほぐしでたるみを予防/「すっきり顔」に効く道具(後編)

三雲孝江アナ開発のフェイスアップクリップほか「すっきり顔」に効果的な道具(前編)

第27回/三雲孝江アナ開発のフェイスアップクリップほか「すっきり顔」に効果的な道具(前編)

ビューティ界のプロが愛用のリフトアップ美容液(後編・MTメタトロン、コスメデコルテ)CHIHARUさん・小田ユイコさん

第26回/ビューティ界のプロが愛用のリフトアップ美容液(後編・MTメタトロン、コスメデコルテ)CHIHARUさん・小田ユイコさん

この連載をもっと見る

今日の人気記事ランキング

今すぐチェック!

OurAgeスペシャル