顔は体を映し出す鏡、美しさと健康へと導く地図―。
そこから名づけられた顔の反射区「フェイスマップ」の理論による簡単セルフケアです。
顔のたるみ"3大悩み"は
綿棒刺激で解決!
ここに記した「刺激ポイント」は、いずれも顔の左右対称にあります。綿棒による優しい刺激とポイントに対応する臓器をいたわるデイリーケアで、体の外と内からキレイ&元気を手に入れて!
フェイスライン
呼吸器に対応しているので、過度のストレスには要注意!
年々、下垂が止まらないフェイスライン。ここに関係する下頰やマリオネット線のあたりは、呼吸器と対応しています。過度なストレスや、パソコンやスマホの使用で前かがみの姿勢が多かったり、過去の悲しみにとらわれている人などは、呼吸が浅くなりがちです。日頃から深呼吸をしたり、考えすぎないなど、ストレスマネジメントを心がけることも大切。もちろん喫煙は大きなダメージに!
食事のアドバイス
呼吸器ゾーンのコンディションを整えるには、高脂肪、砂糖過多の食事を避けること。そして加えたいのは、大根、かぶ、白菜、れんこん、白きくらげなどの白い食材です。特に大根は効果実感が高いのでおすすめ。
※ここに記した「刺激ポイント」は、顔の左右対称にあります
K ブルドッグ顔予防に
小鼻上部の延長線上で、耳から指3本内側の少しへこんだところ。左右同様に心地よい圧で、各5秒押します
L マリオネット線・下頰のたるみに
目尻の延長線上と、鼻と上唇の中間点の延長線上の交わるところ。左右を各5秒押します。ドライマウスにも効果的
M フェイスラインの引き締め
エラの角から約1㎝あご寄りの少しくぼんだところ。左右を各5秒ずつ押します。下垂した顔の輪郭を引き締める効果が
N 二重あごをすっきり
黒目中央の延長線上で、顔の輪郭の骨の上を指で探り、圧痛感があるところ。左右同様に各5秒押します
プラス “表情” で効果アップ
「マリオネット線・下頰のたるみに」の刺激ポイント(目尻の延長線上と、鼻と上唇の中間点の延長線上の交わるところ)を、人差し指で押し、「おー」と発音しながら、口を大きく開きます。これを5~8回繰り返します。
※コツと注意点
●刺激ポイントに直角に当てる
●赤みが出ないように 自分の肌と相談しながら
●跡が残りやすい目の下や頰は 綿棒で軽くたたく程度でもOK
●1カ所を5秒以上押さない
●1日2~3回行なってもOK!
●綿棒は3~4カ所使ったら こまめに取り換える
●入浴の直前&直後、 入浴中は行わないこと
撮影/フルフォード海 ヘア&メイク/木下庸子(プラントオパール) モデル/島村まみ スタイリスト/程野祐子 イラスト/内藤しなこ 構成・原文/山村浩子