毎日マスクをしていると、ついマスクの下は気を抜いてしまいがちですよね。マスク姿に慣れると、外した自分の顔を見てぎょっとしてしまうことはありませんか?
資生堂ジャパン株式会社が30~50代の女性1,000人を対象に行った調査では、調査対象者自身のマスクあり・なしの顔を自己評価してもらうと、マスクなしの顔が平均で+4歳に見えるという結果が出ています。また、オンライン会議などモニターに映る自分の顔を見て、年齢を感じた経験がある人は、実に8割以上も!
「マスクなしの顔に年齢を感じる原因は、鼻や口あたりの顔の下に現れるたるみに一因があります」。そう語るのは、美のカリスマとしても大活躍の、Y’sサイエンスクリニック院長・日比野佐和子先生。
「マスクで顔をカバーしていると、しゃべる時に口もとを大きく動かさなかったり、表情を出さなくなったりするため表情筋が衰え、たるみが目立ちやすくなります。まさに“隠れたるみ”が知らないうちに進行しているのかもしれませんね」(日比野先生)
知らず知らずのうちに顔が老けていくなんてショック! この「隠れたるみ」を防ぐには、どうしたらいいのでしょうか⁉
マスク老けを防ぐ隠れたるみを予防・対策
【1】エクササイズで表情筋を鍛える!
マスクをしているとつい表情をつくるのも気を抜いてしまいがち。でも表情筋を動かさないと筋肉が痩せて肌の弾力が低下し、ハリが失われる原因に!顔の引き上げ方向へ表情筋を鍛えることで、シワやたるみの改善につながります。
そこで効果的なのが、資生堂が開発した「フェイスマッスルプログラム」。スキンケア化粧品をあわせて使うことで、その効果も高めることができます。ハリ対策のスキンケアをしつつ、スキンケア後にエクササイズをしてみてください!
▼フェースストレッチ
https://www.youtube.com/watch?v=T8VJmU0vQJA
▼フェースエクササイズ
https://www.youtube.com/watch?v=G6HkbRmzd_A
▼フェースリラクセーション
https://www.youtube.com/watch?v=DcdPVvwmTmc
【2】紫外線からケア!
紫外線は日焼けやシミの原因になるだけでなく、シワやたるみといった肌老化を加速させる怖い存在。特に、生活紫外線と呼ばれるUV-Aは雲や窓ガラスを投下して、肌の弾力をつかさどる真皮まで入り込むので要注意!
また、最近の日焼け止めは伸びがよくつけやすいので、薄くつけてしまいがち。すると目や口の周り、小鼻の脇などきちんと塗れていない部分が出てしまうことも。適量をムラなく塗るようにすることが肌老化の予防につながるので、意識してつけるようにしましょう。
【3】ハリを左右する「線維芽細胞ネットワーク」をケア
皮膚の弾力を生み出すのは、皮膚内部の「真皮層」。真皮にはコラーゲンや弾性繊維が豊富にあり、その弾力で体の形状をしっかり支えてシワやたるみを防ぎます。この真皮の状態をコントロールするのは線維芽細胞です。
この線維芽細胞の実態はあまりよくわかっていませんでした。しかし、資生堂が新たに開発したAIを用いてコンピューター上に超微差構造まで皮膚を立体的に再現し、解析する技術「デジタル3Dスキン™」で顔の皮膚を解析したところ、偉大な発見が!
この研究で、線維芽細胞は互いに結合し、ネットワーク構造を形成していることが明らかになりました。このネットワークを積極的にケアすることで、効果的なエイジングケアにつながると考えられています。
そんな資生堂の先進のエイジングケア研究から生まれたのが、「エリクシール デザインタイム美容液」。美容成分が肌を包み込むストレッチング処方で、ピンと密着。ふっくらとしたハリとうるおいのある肌へと導きます。
「隠れたるみ」をセルフチェック!
いつもマスクをしていてたるみに気づきにくいという方には、セルフチェック法も!エリクシールの公式HPでは、自分の正面顔と斜め顔の年齢差が簡単にわかる「ななめ45度チェック」を公開。PCやスマホで自分の正面顔と斜め顔をアップロードすると、「見た目年齢差」や「ゆるみ指数」が出せるのでぜひやってみてください。
↓チェックする方はコチラ
まだマスク生活はしばらく続きそうですが、オンライン会議などでマスクを取った時の顔に自信が持てるよう、エクササイズやスキンケアなどでしっかりケアしましょう!
◆資料提供/資生堂
構成・文/倉澤真由美