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直線的なカットラインのボブ。秋冬らしいグレージュラテのカラーも魅力!【40代、50代のヘア】

永遠の人気スタイル「ボブ」ですが、40代、50代になっても野暮ったくならず、スタイリッシュに見えるボブでいたいもの。今回は、人気ヘアサロン「GARDEN omotesando」 の美容師、高橋俊友さんに、シャープさとやわらかな印象を兼ね備えた、最新ボブスタイルを提案していただきました!

プツンとしたカットラインが新鮮なおしゃれボブ。
仕上げはウエットな質感で。
秋冬の気になる乾燥から髪を守りつつ、おしゃれ感を底上げ!

ヘアカタログ3 メイン ガーデン担当

今回、ヘアモデルになっていただいたのは、生山アキさん(44歳・植物療法士)。

※2024年11月12日時点でのプロフィールです。

 

シンプルなボブに、直線的なカットラインと秋らしいヘアカラーを加え、カジュアルな個性とトレンド感を演出。

前髪は、長い部分と、少し短い毛束を作ったダブルバングで、アレンジが利くデザインにしています。

 

秋から冬に気になる乾燥は、肌だけでなく髪にも影響大。年齢によるものも大きく、年々髪のパサつきがひどくなるという人も。

さらにブリーチやカラーリングによるダメージで乾燥が進行した髪は、ケアだけでなくスタイリングの工夫も必要になります。

 

生山さんも乾燥やパサつきが気になっているそうですが、このヘアスタイルなら、パサつきをカバーして潤った質感に見せるスタイリングもしやすく、悩みカバーにもおすすめです。

 

■おしゃれ見えのポイントは?

ヘアカタログ3 ポイント ガーデン担当

プツンと切った直線的なカットラインでシャープな印象をもたらしつつ、まろやかな秋カラーでフェミニンな雰囲気に仕上げています。

クールさとやわらかさの相反する魅力を生かし、大人でもイタくならない、おしゃれなカジュアル感を醸し出します。

 

■【もともとの髪は? 今回どう変える?】

クセ毛と乾燥はスタイリングで解決。
スタイリッシュに攻める、ツヤありストレートの束感ボブに

もともと量が多く、太くて硬い髪質で、部分的なうねりグセがあるという生山さん。
髪が乾燥しやすく、特に今はそれが加速して、パサついて見えることが気になるそう。

 

「ラフなスタイルをジャケットで引き締めるような、カジュアルだけどカッコいい着こなしが好きなので、髪もそれに合うようなスクエアなボブをお願いしました」と生山さん。

 

【Before/髪を変える前の生山さん】

ヘアカタログ3 ビフォア ガーデン担当

毛先が内側に入った丸みのある髪型になりがち。

これだと甘くなってしまうため、今回は、直線的なカットラインを意識したデザインを取り入れることに!

 

■大人のトレンドヘア作り・その1

【カット】は?

ワンレングスのあご上ボブ。
サイドは切りっぱなし風、後ろは丸みをつけて、大人に似合いやすい形に

ヘアカタログ3 左サイド ガーデン担当
サイドはあごより2cmくらい上の長さに、後ろは衿あしギリギリの長さに設定し、ワンレングスにカットします。

 

サイドの髪は直線的なカットラインを生かし、後頭部の髪の内側にはグラデーションカットをプラス。

※グラデーションカットは、髪の毛先に、密で細かい段差をつけるカット法のこと。

 

今回担当した「GARDEN omotesando」 の美容師、高橋俊友さんによると、「前から見るとカチッとしていますが、後ろに丸みをつけておくと、多めの髪でもまとまりやすくなります。全部を切りっぱなし風にするとカジュアルすぎますが、このフォルムなら大人でも合わせやすく、ツヤも映えますよ」

 

前髪はリップラインと同じくらいの長さにして、内側にノーズラインの短めの毛束を作り、前髪を下ろしても分けても楽しめる2ウェイ仕様にしています。

 

■大人のトレンドヘア作り・その2

【カラー】は?

やや濃いめでも透明感のある「グレージュラテ」色に。
ブリーチオンカラーで表現

ヘアカタログ3 右サイド ガーデン担当

秋冬らしく、こっくりとした色みを感じさせる濃いめのベージュ+グレー(モノグレージュ)に、ミルクティーベージュをミックスしてラテのようなカラーに。

 

ベースの髪をブリーチしてトーンアップしてから、ファッションカラーを重ねているので、シアーなニュアンスが引き立ちます。

 

まろやかなカラーで、カジュアルなスタイルにフェミニンな印象をブレンド。

 

■大人のトレンドヘア作り・その3

【スタイリング】は?

ストレートアイロンで整えてから、バームで仕上げてまとまりよく

ヘアカタログ3 後ろ ガーデン担当

まず、髪全体をストレートアイロンで整えます。

「サイドは少しだけ外はねに、後ろは自然に真っすぐにして、前髪は緩やかな丸みを意識しながらストレートアイロンを通すと、ねらい通りのフォルムになります」と高橋さん。

 

少量のバームを取り、両手のひらになじませてよく広げてから、手ぐしで髪にまんべんなくなじませます。こうすることで、潤いを感じるウエットな質感をメイクすることができます。

 

最後に軽くコームでとかし、自然なまとまり感と細かな束感を作ります。

 

【終わりに】

「バランス的に、首が見えているほうが骨格にも似合うし、自分らしいんです」と、小学校6年生の頃からボブにしているという生山さん。

マンネリ感を防ぐためにも、そのときやってみたいデザインやカラーを、美容師さんにしっかり相談することを大事にしているのだとか。

 

納得のいくヘアスタイルだと、「それに合わせてどんな着こなしをしようか」とおしゃれをするのがますます楽しくなりますよね。

 

季節の変わり目は、髪も服も変身のチャンス。ぜひヘアスタイルを見直してみましょう。

 

【担当した美容師さんはこの方!】

高橋俊友(たかはし しゅんすけ)さん

ヘアサロン「GARDEN omotesando(ガーデン 表参道)」ディレクター

ヘアサロン ガーデン 美容師 高橋俊友

大人女性にマッチするシルエット、再現性の高いスタイル提案に定評あり。

ナチュラルで柔らかい髪の質感の中に、エッジの効いた雰囲気を作り出す名手。

長く幅広いキャリアを持ち、サロンのスタッフ教育や、サロン内外での講師としても活躍。

真面目で優しいお兄さん的一面と、遊び心を忘れずにチャレンジし続ける姿勢が、多くのお客さまから支持を得ています。

 

【今回担当した美容師、高橋俊友さんのいるヘアサロンはこちら】

ヘアサロン ガーデン 表参道

GARDEN omotesando(ガーデン 表参道)

東京都渋谷区神宮前5-2-19 表参道山田ビル 2F

公式サイト:https://garden-hair.jp/

 

口コミやSNSでも人気のスタイリストが集まる、業界トップクラスの「技術力」×「トレンド」を発信するヘアサロン。

お客さまに寄り添い、「自分らしさ」をプラスしたデザインを提案してくれます。

アットホームで親しみやすい雰囲気も魅力。

 

 

撮影/青柳理都子〈人物〉 メイク/広瀬あつこ 取材・文/斉藤裕子

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