40代、50代の多くの女性が感じている、髪のハリやコシの低下。
女性ホルモンの減少や、髪の成長期が短くなったり、髪のおもな内部組織に含まれるケラチン(タンパク質)が減ってしまうなど、加齢とともに起こるさまざまなことが原因として考えられます。
こうした状態の髪に、白髪染めを繰り返したりすると、ダメージもどんどん進行することに。
この年代のヘアケアには、髪と頭皮をいたわるブラシが必要です。
「MANTA」はイギリスで2019年に誕生した、ウェルネスヘアケアブラシ。
このヘアブラシは、アメリカやドイツ、北欧でも販売され、各国で数々のビューティ アワードを受賞している逸品。
イギリスでは2022年4月、在位70周年を迎えていたエリザベス女王(故人)の誕生日に、イギリス最高峰の「英国女王賞」を受賞しました。
これが2022年秋に日本にも上陸!
あらゆるヘアブラシを試してきた私、美容エディター中込も興味津々。
ヘアブラシ「MANTA」の優しい使用感と機能性は、病後の女性の頭皮と髪のことを考えて開発されたから!
「MANTA」を開発したのは、イギリスで、美容師として30年以上のキャリアを持つTim Binnington(ティム・ビニントン)さんです(写真左)。
開発のきっかけは、最愛の妻であるDaniさん(写真右)ががん治療のために髪を失ってしまったこと。
闘病後に一度、髪を失い、その後に髪は生えてきましたが、抜けてしまうのが怖くてブラッシングできないでいる妻の姿を見て、もっと優しく効率よく使えるブラシが必要だと考えたそうです。
そして試作を繰り返すこと5年、「MANTA」が誕生しました。愛のチカラですね…!
使い心地は驚くほどソフト、それでいて気持ちよく、頭皮ケアもできます
このブラシのボディは、360度曲がる柔軟性と弾力性を併せ持つ素材「熱可塑性エラストマー」でできています。
そして、長短178本のピンは、コシのある「熱可塑性樹脂」。
この2つの柔軟性ある素材の組み合わせは、イギリスで特許を取得した独自の技術です。
手に持ってみると、ぴったりフィットして、まるで手のひらにピンが付いているかのような感覚。
頭皮に使うと、手の動きに合わせて、ブラシが優しく沿うようにカーブしてくれます。
ピンは柔軟とはいえコシがあるので、頭皮へのあたりも程よく気持ちいい!
しかもこの素材だと、一度に広範囲のケアが可能。Timさんが考えた「効率のよさ」はここにあります。
髪や頭皮が弱りがちな40代、50代のケアにもおすすめです。
抜け毛対策や細い髪のブラッシングにもおすすめ!
一見すると普通のスカルプブラシのようですが、私が40代、50代の女性におすすめしたい理由は、ブラッシング用としても優秀な点。
髪をしっかりとかすことができるのに、引っ張ってしまうことがないんです。
病後ではなくても、抜け毛は防止したいもの。
細くからまりやすくなった髪も、いたわりながらブラッシングできるので、ダメージの軽減にもつながると思います。
朝のスタイリングや頭皮ケア、シャンプー前後のブラッシングにと、あらゆるシーンで活躍してくれるブラシです。
●MANTA ヘアブラシ オリジナル(ホワイト、ピンクの全2色)各¥6,050/フィッツコーポレーション
2023年中には、電動型の「MANTA ヘアブラシ パルス グレー」も!
さらに楽しみな情報も。
2023年中に、優しい振動で頭皮の角質ケアとマッサージができる、電動型の「MANTA ヘアブラシ パルス グレー」を発売する予定だそう。
こちらは振動の強さを2段階から選べて、ウォータープルーフなのでお風呂でも使える仕様。今から発売がとても楽しみです!
──髪や頭皮へのダメージを極力減らしながらケアするのに、「MANTA」のソフトなブラシは最適ですね!
取材・文・撮影(物)/中込久理 取材協力・写真提供(人物)/フィッツコーポレーション
フィッツコーポレーション 公式オンラインストア(MANTA)