リモートワークや外出自粛期間中、初めてテレビ会議やリモート会食をした、という人は多いはず。でも、モニターに映った自分の顔を見て愕然…。顔色が悪く見えるし、目元はくすんでるし、いったいどうすれば!?
キスミーブランドでおなじみの化粧品メーカー「伊勢半」が20~50代女性 601名を対象に行った調査では、モニター越しのメイクで心掛けていることは? という問いに対して
1位:すっぴんに見えないようなメイク 61.9%
2位:顔色がよく見えるようなメイク 42.9%
3位:目がパッチリ見えるようなメイク 33.9%
といった回答が上位に。
Q. テレビ会議のためのメイクで心掛けていることはなんですか?(複数回答)
多くの人が、テレビ会議やリモート飲み会では「すっぴんに見えず」「顔色がよく」「目元がパッチリした」印象に見せたいことが、このアンケートからもわかります。
そのためにすべき「テレメイク」のコツがこちら!
◆黒のマスカラ、アイライナーは避けて「ブラウン系」を
パソコンのカメラでは画像が暗く見えがち。濃いブラックのマスカラやアイライナーを使うと目元が重く見えてしまいます。ブラウン系のアイテムを選べば、やわらかく優しげな印象に。
◆メイクの色は全体に青みを避けて「暖色系」を
同じくパソコンのカメラを通した画像は暗く、青みがかって見えるため、アイシャドーもピンクやブラウン、オレンジなどの暖色系のアイテムを選ぶのがおすすめ。
◆目の下にハイライトを入れてレフ板効果を狙う!
目の下、ほほの上あたりに軽くハイライトを入れてみましょう。レフ板効果で目元をパッと明るく演出できます。
さらに、マスクをつけることが日常となった今、「マスクをしたときのメイクをどうする?」も、じつは悩ましい問題。
同じく伊勢半の調べでは、自粛期間中も2人にひとりが「ほぼ毎日マスクをしている」といい、「マスクを着用する際にもメイクをする」と答えた人は76.7%。
Q. マスクを着用する際にもメイクをしますか?
また、「マスクの着用で困ることや悩みは?」という問いに対しては「マスクの中が蒸れる」「メイクが落ちる」がツートップ。マスクとメイクの相性はなかなか難しいよう…。
Q. マスクの着用で困ることや悩みはなんですか?(複数回答)
では、落ちにくく、ほどよく“目元を印象づける”「マスクメイク」のコツとは?
◆アイライナー、マスカラは撥水性・耐久性の高いものを選ぶ
マスクをしていてメイクが崩れるのは、湿度と摩擦が原因。マスカラはウォータープルーフタイプを選び、上まつ毛の根元にたっぷり、毛先へ向けて抜けるように塗ります。下まつ毛はマスクに触れやすいので塗らないのがベター。
アイライナーはジェルタイプがおすすめ。まつ毛のキワを埋めるように塗り、最後にぼかすと自然な仕上がりになります。
◆アイシャドーは密着度の高いクリームタイプに
パウダータイプのアイシャドーはマスクに粉飛びをする場合があるので、落ちにくいクリームまたは練りタイプのものを選びましょう。
◆「パール感」のある「濃淡のアイシャドウ」がおすすめ
さりげなく輝きのあるパール配合のアイシャドーは、マットな質感のマスクとのコントラストで目元を引き立ててくれます。また、白いマスクに淡い色のアイシャドーを合わせると立体感がなくのっぺりした印象になってしまうので要注意! 目元に濃い目の締め色を乗せ、濃淡をつけることも忘れずに。
今後もマスク生活は続き、テレビ会議の利用頻度も高まりそう。「テレメイク」「マスクメイク」も、楽しみながら工夫してみましょう!
◆資料提供/KISSME(伊勢半)