今年も各化粧品会社からたくさんのリップが登場して、メイク大好きな私としては心躍ることこの上なし。ですが、あえて今回は「YSL BEAUTY」と「M・A・C」にフューチャーしたいと思います。なぜなら、私の青春時代を彩ってくれたリップのブランドだから! そしてこの2ブランドが伝説を作ってきたリップスティックが春にリニューアル。さらに、ともにリップバームを新発売というのもうれしい偶然です。
大人のエレガンスにふさわしい「YSL BEAUTY」のシャインリップ
コスメオタクだった大学生のとき、夢中になったYSL BEAUTYのリップスティック。伝説の19番はもちろん何色も買い集め、ゴールドのパッケージをミラー代わりにメイク直しする仕草も流行って真似していました~♡ 今うなずいた人は私と同年代ですよ(笑)。
アップデートして発売されたのは世界中で人気のシャインリップ。フルーツオイルイン処方で唇にとろけるように密着してなじみ、フレッシュでシアーな発色です。プルンとしたふっくら唇と美しい色ツヤがひと塗りで完成。軽くみずみずしい使用感も快適です。シルバーのパッケージから覗くピンク色は、私が一番気に入っているNo.44(写真手前)。この色は品切れを起こすほどの大人気色だそうです。
カラーバリエーションは、なんと20色。使いやすい色ばかりで必ず似合う色が見つかります。これは選ぶのに迷いそう!
No.44以外のブランドおすすめ2色をご紹介。左は愛らしいミルキーピーチのNo.150、右はゴールドパール入りのストロベリーピンクN0.209です。肌になじみやすく使う人を選ばない色なので、迷ったら試してみてください。
●YSL ラブシャイン リップスティック 全20色 各¥5,940
こちらが秋に新発売のリップバームです。約85%スキンケア成分(保湿成分、整肌成分)でできていて、リップケアしながら生ツヤなリップメイクができます。カラーバリエーションは血色ヌード発色の6色。写真手前中央のピンクNo.1Bは、唇の色をトーンアップするベースとしても使えて便利です。
●YSL ラブシャイン キャンディ グロウ バーム 全6色 各¥4,950
(8月28日 公式オンライン ブティック他で先行発売、9月6日全国発売)
エイジレス&ジェンダーレスでメイクが楽しめる「M・A・C」
私がOLをしていた20代のとき、日本に「M・A・C」ブームがやってきました。世にはスーパーモデルたちが君臨。こげ茶でリップラインを描いてベージュで唇を塗りつぶし、ナオミ・キャンベル風リップメイクもしていました~。今では絶対にできません!
「M・A・C」の誕生は1984年、そのスタートは20色のマットリップスティックでした。40周年を迎えた今年、最新テクノロジーを搭載してこちらのリップスティックをリニューアル。オイルinマットの処方でしっとりと唇になじむ塗り心地もよく、鮮やかな発色のラスティング力がアップしました。
カラーバリエーションは8月発売の新色9色を含め全34色ありますが、中には創業当時にあったカラーのリバイバルも! 明るいピンクのフラミンゴ、マドンナが愛用したというロシアン レッドなど注目です。
ブランドおすすめの3色をご紹介。左から、赤みブラウンのトープ、ヌードベージュのウォーム テディ、赤みオレンジのオーバーステートメントです。OurAge世代になるとベージュ系やブラウン系は難しくなりがちですが、どちらも赤みのある高発色のマットリップなので唇にナチュラルな存在感が生まれます。
●M・A・C マキシマル シルキー マット リップスティック 全34色 各¥4,620
7月に新発売されたばかりのリップバームがこちらです。ヘルシーな血色感でいてきちんと発色してくれるところがM・A・Cらしさ。唇の水分に反応して自分色になるバームタイプで、思いもよらないカラーが似合っちゃったりします。 写真上段にあるラベンダーとバイオレットは塗ると青みピンクやローズに発色するので試してみてほしいカラー。91%天然由来成分で、リップケア効果もあります。
●M・A・C グロープレイ テンダートーク リップバーム 全7色 各¥3,960
※9月6日 新3色が追加発売
同世代の友人から似合うリップの色がわからなくなったと相談されることもしばしば。私は色選びに迷ったとき、好みのいくつかをピックアップした上で若いスタッフさんにどれが似合うと思うか相談するのも手だと思っています。その方が、イマドキ感覚の「可愛い」を取り入れられると思うんです。