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フレッシュで元気な顔になりたいときは「赤リップ」が効く!【40代、50代】レイナ流メイク

40代、50代になると、加齢による老化サインとともに、顔に表れる疲れた感じも気になってきます。もっと元気な顔に見せたいときはどうすればいい? 人気メイクアップアーティストのレイナさんのおすすめは「赤」のリップカラー。赤リップを品よく自然に取り入れるメイクのコツを教えていただきました!

「赤リップ」はフレッシュかつ元気な顔になれる特効薬!
今どきのおしゃれ感もあって、パッと明るい印象になれます

レイナさん第3回 赤リップ メイン

メイクアップアーティスト レイナさん

 

「元気な自分に見せたいとき、選ぶべきリップカラーは断然レッドです。赤はエネルギーを象徴する色。情熱の色でもあります」(レイナさん)

 

90年代に流行したレッドの口紅。今の年齢によっては、昔はつけてた!という人もいそうです。でも年齢を重ねるにつれ、派手になりすぎそうと躊躇して使わなくなっているかもしれません。

 

「ここ数年、レッドのリップメイクは若い年代の方に人気が定着しています。流行の色を取り入れることで、今どきな印象が得られますし、塗り方を工夫することで、派手になりすぎずに大人の魅力を際立たせることができるんですよ」

 

コロナ禍のマスク生活を経て、化粧品会社からも「今は華やかなリップメイクが求められている」という話を聞きます。

今こそ、レッドのリップメイクにチャレンジするチャンス!

 

清潔感と上品さが大切な40代、50代の「赤リップ」。
リップカラーを唇にのせて、指で仕上げるのがコツです

40代、50代がレッドのリップで上手に仕上げたいとき、気をつけたいのは“昔の顔”にならないようにすること。

 

「リップラインをきっちり描いてしまうと、大人世代は昔風の顔になりかねません。そうならないためには、リップスティックで上下の唇の中央に直塗りして、指でのばし広げるようにぼかします。

 

唇全体にレッドを直塗りすると、エレガントすぎる印象になってしまうんですよ」

 

上のようなつけ方をすることで、レッドの持つエネルギッシュさと血色感を程よく中和しつつ、今っぽい元気な印象をつくることができます。

発色も控えめになるため、派手すぎる仕上がりになることもありませんね。

 

さらに、レイナさんから注意点が。

 

「口角まできちんと塗るのがポイント。ここを塗り残していると、だらしない感じになってしまいます。細部まできちんと塗って、品よく仕上げるようにしましょう」

 

ここからは、レイナさんが自分の顔で、リップメイクを実践してくれます。

「レッドのリップカラー」を塗る前と後の顔を見てみましょう。

 

【リップカラーを塗る前のレイナさん】

リップカラーを塗る前のレイナさん

唇は、リップクリームだけ塗った状態。

リップとチーク以外のメイクを顔全体に施しています。

ナチュラルできれいですが、少し寂しい印象です。

 

【赤リップを塗った後のレイナさん】

レイナさん第5回 赤リップを塗ったあとの顔

レッドのリップカラーを塗った後の顔です。

見違えるくらい、明るく元気な印象になりました!

指でふんわりとした発色に仕上げているので、派手すぎる印象はありません。

顔全体の血色感も、ぐんとアップしました!

 

【すっぴんのレイナさん】

すっぴんよりの顔 

スキンケア後のレイナさんのすっぴん顔。

上ふたつの写真と比べてみると、メイクの力がいかに大きいかがわかります。

 

■赤リップのメイク・プロセス1

上下の唇の中央に、リップスティックで直塗りします

赤リップ 唇の中央にじかに塗る

「上唇の山と下唇の中央に、レッドのリップスティックを直塗りします。

 

このとき、上唇だけ、自分の元の唇の輪郭よりややオーバーに塗るのがポイント。

年齢的に痩せがちな唇をふっくら見せられますし、山のラインがくっきりしすぎなくてすみます。

 

下唇は、元の唇の輪郭のとおりに塗りましょう。

下唇の中央は、リップスティックの平らな面を使って、左右にスライドさせるように塗ってください」

 

■赤リップのメイク・プロセス2

上下の唇の中央に塗ったリップカラーを、指で口角に向けてぼかします

唇中央に塗った赤リップを指でぼかす

「プロセス1で上下の唇の中央に塗ったリップカラーを、薬指で口角へ向かってなじませていきます。

薬指を使うと、力を入れすぎずに優しいタッチでなじませることができます。

 

こうすることで、レッドのリップがふんわりと発色して、リップラインがくっきりしすぎることなく仕上がります。

レッドを今風のナチュラルな感じに仕上げるためのテクニックです」

 

■赤リップのメイク・プロセス3

口角は特にきちんと仕上げます

赤リップ 口角はきちんと仕上げる

「最後に、上下の唇のリップカラーが、口角まできれいなラインを描いて塗れているかチェックして。

 

口角が塗られていなかったり、口角周囲のリップが唇のラインからはみ出ていると、清潔感ある仕上がりになりません。

 

大人世代は上品さや清潔感を大事にしたいので、レッドのリップカラーを塗るときは、特に気をつけたいポイントです」

 

■レイナさんが使ったアイテムはこれ

ジバンシイ ルージュ・アンテルディ・サテン 350

ルージュ・アンテルディ・サテン 350 ¥5,500/ パルファム ジバンシイ〔LVMHフレグランスブランズ〕

鮮やかな発色とサテンのような輝きのリップスティック。

深みのある、モードなブラウンレッドです。

自然由来成分90%の処方で唇をなめらかに整え、しっとりした潤いが持続します。

 

製品の詳細はこちら↓

パルファム ジバンシイ〔LVMHフレグランスブランズ〕公式サイト 「ルージュ・アンテルディ・サテン 350」

 

【終わりに】

レッドのリップカラーでメイクしたら、ハッとするほど、フレッシュで元気な顔に仕上がりました!

 

血色感が一気に上がって、肌のくすみも目立たなくなります。

お疲れ感が出やすい顔も、レッドが持つエネルギッシュな色のチカラで、明るくアクティブな印象を演出。

 

普段、ピンク系やベージュ系などの無難な色、ナチュラル系の色ばかり塗っている人も、ぜひトライしてほしいリップメイクです。

 

レッドといっても、今回レイナさんが使ったような少しブラウンのニュアンスがあるものや、青みがあるものなど、色みのバリエーションはさまざま。

 

自分の肌の色や顔立ち、雰囲気に合うレッドを見つけて、リップメイクをもっと楽しみましょう!

 

 

※レイナさんのメイクは、YouTube「REINA CHANNEL」で動画で見ることもできます!

 

【教えていただいた方】

レイナ
レイナさん
メイクアップアーティスト
公式サイトを見る
Instagram Instagram

1978年生まれ。大学卒業後、大手化粧品メーカー勤務を経て独立。その人本来の美しさを引き出すメイクを得意とし、文化人からの指名も多数。女性向け媒体のメイク特集などで活躍するほか、完全予約制のメイクレッスンサロン「Crystalline(クリスタリン)」を主宰。著書も多く、近著に『45歳からの自分を好きになるメイク』(主婦と生活社)などがある。YouTubeの「REINA CHANNEL」でレイナさんが実演するメイクレッスンも必見!

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撮影/藤澤由加〈人物〉 ヘア&メイク・モデル/レイナ 取材・文/中込久理

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