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外でアクティブに体を動かしても、汗くずれしにくいファンデーションは?/広瀬あつこ流・猛暑でもくずれにくいメイク【40代、50代】

屋外でスポーツ観戦したり、健康やレジャーのために、外で元気に体を動かしたいという40代、50代は多いですよね。でも、まだまだ暑さは続きそう…。そんなときの、汗でくずれにくいファンデーション選びやベースメイクのコツとは? 人気ヘア&メイクアップアーティストの広瀬あつこさんに、教えていただきました。

「こすれに強い」ファンデーションを上手に使って!
部分的なカバー効果を上げつつ、薄づきにする塗り方がおすすめ。
汗によるくずれを最小限に抑えることができます

猛暑でもくずれにくいメイク10 メイン

ヘア&メイクアップアーティスト 広瀬あつこ さん

 

スポーツの秋が到来! とはいえ、外はまだ暑い…。

 

スタジアムでスポーツ観戦したり、自分でもアクティブに体を動かしたり。

体を少し動かしただけで、汗がにじんできますよね。

 

そんなときに困るのがファンデーションのくずれ。

どんなファンデーションを選べばいいのでしょうか?

 

くずれを防ぎたいときのファンデーション選び

 

「アウトドアシーンのファンデーションとして、UVケア効果のあるウォータープルーフタイプはもう当たり前。

注目したいのは“こすれ”に強いファンデーションです」

 

こう話すのは、40代、50代の女性からの指名も多い、大人世代のメイクに定評のある人気ヘア&メイクアップアーティストの広瀬あつこさん。

 

こすれに強いファンデーションは、マスクに色移りしないことでコロナ禍から注目され始めました。

そこからどんどん進化。

 

化粧品メーカーにより表現は違いますが、「こすれプルーフ」「摩擦プルーフ」「スマッジプルーフ」などとうたわれています。

 

つまり、タオルやハンカチで汗を拭ってもくずれにくいということ!

これは、スポーツ観戦や、体を動かすイベントのときなどに活躍しそうですね。

 

くずれにくくするための、塗り方のコツとは?

 

「暑い屋外で活動したり、スポーツ観戦したり、体を動かすイベントに参加するときは、ファンデーションを顔全体に均一に塗らなくてもOKです。

 

まずは、日焼け止めを顔全体に塗って。

顔の外側から内側に向かって塗っていきましょう。

 

次に同じ日焼け止めを、鼻や頰などの高くなっている部分を中心に、重ねてつけるのがおすすめ。

ここは日焼けしやすく、シミができやすい部分だからです。

 

高くなっている部分に重ね塗りするときも、顔の外側から内側へ向かって、顔の丸みに沿って塗っていきます。

こうすると、日焼け止めの塗りムラを防いで、くずれにくくなるのです。

 

一般的に日焼け止めは、顔の内側から外側に向かって、手で広げて塗ることが多いと思いますが、そうすると、頰などの高い部分に先に塗っても、そこを削って顔の外側に日焼け止めを移動させてしまうことになり、顔の前面の日焼け止めが薄くなってしまいます。

 

それを避けるため、私は顔の外側から内側に向かって塗ることをおすすめしています」

 

すでにできているシミを隠したい場合は?

 

「日焼け止めを塗ったあとは、ファンデーションを部分的につけましょう。

 

いつもより1トーンか2トーン、暗めの色のファンデーションを使うのがおすすめ。

 

この場合は、暗めの色のファンデーションを、シミが目立っている部分と、顔の上側の髪の生え際に近い部分(耳の前からおでこ全体にかけて)につけます。

 

つけるときは、ブラシで顔の外側から内側に向かって塗りのばして。

 

こうするとシミをカバーできて、顔全体は薄づきに。

ナチュラルなシェーディング効果もねらえます」

 

記事が続きます

■広瀬あつこ流・屋外で活動するときの「ベースメイク」のポイント

 

「日焼け止め」を顔全体につけたあと、さらに顔の高い部分に重ねづけしてUV対策を!

顔の高い部分に日焼け止めをつける

「まず顔全体に日焼け止めを塗って、日焼け対策を万全に。

その後、さらに同じ日焼け止めを、日焼けしやすい顔の高い部分(上写真の白い点線の内側)に重ねづけします。

 

日焼け止めをつけるときは、顔の外側から内側に向かって、顔の丸みに沿って塗りのばしましょう。

 

顔の内側の日焼けしやすい部分は、特にきちんとUV対策をしたいので、そこに日焼け止めがしっかりつくよう、顔の外側から内側に向かって塗ることをおすすめしています」

 

 

「ファンデーション」を顔の外側から内側へ塗りのばします

暗めのファンデーションを塗るときのコツ

日焼け止めを塗ったあとにファンデーションをつけます。

 

「いつもより1トーンか2トーン暗めの色のファンデーションをチョイス。

 

頰や顔の側面など、シミの目立ちが気になる部分と、顔の上側の輪郭部分に、暗めのファンデーションをつけます(上写真の白い点線の内側に)。

 

ブラシを使って、顔の外側から内側に向かって塗りのばすのがコツ。

こうすると、シミをカバーして目立たなくすることができ、薄づきのくずれにくい仕上がりに。

 

自然なシェーディング効果もあって、顔にメリハリ感を出せますよ」

 

記事が続きます

■汗や皮脂はもちろん、「こすれにも強い」ファンデーションはこちら!

 

SHISEIDO   BBコンパクト フォー スポーツ  QD  全3色   レフィル 各¥3,520・ケース ¥1,320/SHISEIDO

SHISEIDO BBコンパクト フォー スポーツ(画像1)

スポーツなどのアウトドアシーンにぴったりのBBプロテクター。

 

汗や水に触れるとサンスクリーン膜の均一性が高まって、それを安定した状態で保つ、資生堂独自技術の「ウェットフォーステクノロジー」を搭載しています。

 

SPF50+・PA+++。

独自技術の「スーパーヴェールUV360」で肌を紫外線から守りながら、色ムラや小ジワ、毛穴などをナチュラルにカバー。

 

汗・速乾技術と、高いウォータープルーフ効果でメイクくずれを防止します。

 

製品の詳細はこちら↓

SHISEIDO 公式サイト「BBコンパクト フォー スポーツ QD」

 

 

オールアワーズ リキッド 全10色  25ml  各¥8,360/YSL BEAUTY

オールアワーズ リキッド

美しい肌のきめに着目し、世界初の「スキン フュージング テクノロジー」を搭載した美肌再現ファンデーション。

 

YSL BEAUTYの中でも「くずれない」コスメとして支持率が高く、肌の凸凹や毛穴などをカバーしたルミナスマットの仕上がりが一日中続きます。

 

湿度・摩擦・皮脂などを徹底ブロックする、トリプルプルーフを実現(ウォータープルーフ・マスクプルーフ・スポーツプルーフ)。

 

ジャスミンエキス、紅藻エキス、ヒアルロン酸を配合した、約77%スキンケア成分配合の処方です。

SPF39・PA+++。

 

製品の詳細はこちら↓

YSL Beauty 公式サイト 「オールアワーズ リキッド」

 

 

記事が続きます

コスメデコルテ  ゼン ウェア フルイド  30ml  全40色  各¥7,150/コスメデコルテ

ゼンウェア フルイド N26 

和墨のように薄くなめらかにのびて肌に密着する、負担感のないロングラスティングファンデーション。

 

独自の「SUMI FORMULA」により、7つのプルーフ効果を実現〈24時間メイクもち、汗・皮脂・乾燥・スマッジプルーフ・トランスファープルーフ(マスクなどへの二次付着を防ぐ)・高温多湿プルーフ〉。

 

細かく均一に分散させる製法を採用したことにより、薄膜でありながら毛穴や色ムラ、シミなど、さまざまな肌悩みをカバーします。

 

潤い感のある、端正なセミマット肌の仕上がり。

SPF25・PA++。

 

製品の詳細はこちら↓

コスメデコルテ 公式サイト 「ゼン ウェア フルイド」

 

【終わりに】

 

これからの時季は、スポーツイベントへの参加や家族の運動会、ハイキングなどで、汗をかく機会が多いもの。

 

こんなときに「素顔を見せたくないから、ファンデーションのくずれは阻止したい!」という声が多いのも、40代、50代の現実です。

 

広瀬あつこさん流のくずれにくいファンデーションの塗り方を参考に、気になる肌トラブルをカバーしましょう。

 

でも、アクティブに体を動かすとき、ファンデーションは塗らないという人もいますよね?

 

日焼け止めだけつけて、ファンデーションをつけない場合は?

 

「屋外でノーファンデーションの場合は、日焼け止めを塗ったあとにパウダーを重ねたほうがいいです。

粉がついていると日焼け止めが取れにくくなりますから」と広瀬さん。

 

これも押さえておきたいポイントです!

 

こすれに強いファンデーションを使って、シミなど隠したい部分をカバーしながら薄づきに。

美しい自分でありつつ、思う存分アクティブに、イベントを楽しみましょう。

 

 

記事が続きます

【教えていただいた方】

広瀬あつこ
広瀬あつこさん
ヘア&メイクアップアーティスト
Instagram

大物女優や人気モデル、著名美容家から指名が殺到するほどの人気。さまざまな女性向けメディアの美容企画で、誰でも簡単に真似できて美人になれるメイクテクニックを紹介していて好評。著書に『スマイルメイク』(世界文化社)。 撮影/天日恵美子

 

撮影/藤澤由加〈人物〉 ヘア&メイク・モデル/広瀬あつこ 取材・文/中込久理

 


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