肌や美容成分を熟知している女医さんたちは、セルフケアにどんなコスメを使っているのでしょう? アンケート調査をもとに素敵女医が愛用するコスメを部門別に紹介します。
信頼ブランドのアイシャドウパレットが大人気!
OurAge世代にとってなじみの深いアイシャドウといえば「シャネル」と「ディオール」のパレット。医師たちの間でも愛用者が多く、ナチュラル系カラーや赤みのあるフェミニンカラーが選ばれています。そして、この2ブランドにくい込んだのは「アディクション」。4色の組み合わせの使いやすさがデイリーユースに向くようです。共通する選択理由は、肌になじんで湧くような美発色とフィット感、メイクもち。マスクをしている時間が長く目もとの印象に気を使っているものの、忙しくてメイク直しする時間はないという事情もありそうです。
ディオールショウ サンク クルール743
パルファン・クリスチャン・ディオール ジャポン
¥9,570
ソフトな質感と色合いでフェミニンな目もとを演出
軽やかに美しく発色するローズ系のパレット。サテン、マット、パール入りとそれぞれの質感も絶妙です。ブルーフラワーエキス配合で、ナチュラルな処方なのも魅力的。
薄づきの発色がキレイ、使い方でニュアンスが変わるのも楽しい!
ナチュラルで明るめのピンクブラウンメイクが完成します。ラメが強い色は年齢的に浮きすぎてしまうので控えめにして、右下の赤レンガ色と中央のオレンジ寄りのピンク、左上の一番白っぽい色を多用しています。 涙袋にも乗せるとふっくら若々しい目もとに近づけます(上田容子先生)
神楽坂ストレスクリニック院長 広島大学病院、広島市立安佐市民病院にて研修。 医療法人社団若葉会 蔵王病院、医療法人髙仁会 川口病院にて研鑽を積む 2005年 医療法人髙仁会パーククリニック 院長 2009年8月8日 神楽坂ストレスクリニック 開設 2015年10月1日 医療法人社団美帆会設立 精神保健指定医 日本精神神経学会認定専門医 指導医 日本胎盤臨床医学会認定医 理事 東京都精神神経科診療所協会 理事 日本医師会認定産業医 日本精神神経科診療所協会 理事・事務局長
シャネル レキャトルオンブル 202・226
シャネル
各¥8,800
印象的な目もとを演出するロングセラーシャドウ
1982年に誕生した4色アイシャドウ。近年は発色と輝き、透明感、フィット感がより高まっています。ハイライト、インテンスカラー、2色のシェーディングカラーの組み合わせで、使い方は思いのまま。202はフレッシュでナチュラルなローズ系、226はセカンドスキン感覚のヌードカラーです。
奥二重の目に捨て色なしのパレットが大活躍
ティセリボリ(226)はなじみ色ばかりで使いやすく、ティセカメリア(202)は奥二重のグレーグラーデーションに便利で、白とピンクを効かせ色にすると可愛い。いずれもパールの粒子がとても細かくて悪目立ちしないですし、肌に負担が少ないのも愛用している理由です(坪内利江子先生)
銀座スキンクリニック 皮膚科・美容皮膚科 日本医科大学卒業。同大学麻酔科研修後に皮膚科に勤務。フランス・パリのサンルイ病院皮膚科で臨床研修、パリ大学に論文提出。日本医科大学医局長・講師を経て、ハーバード大学皮膚科で3年間レーザーの基礎・臨床研究を行う。帰国後、日本医科大学美容皮膚科外来責任者としてレーザー治療の指導に当たる。2005年銀座スキンクリニック開設、08年移転。開業後も学会での講演や論文発表、各種治験や臨床研究の受託など多数。 医学博士 日本皮膚科学会専門医 日本レーザー医学会認定医 日本抗加齢医学会認定専門医
アディクション ザ アイシャドウ パレット 005
アディクション
¥6,820
ベーシックでノーブルな使い勝手のいいパレット
柔らかな質感と肌に溶け込むような透明感。ベーシックカラーだからこそ、ニュアンスが素敵なパーソナリティを引き出す色設計です。パウダーをオイルでコーティングする技術が採用され、密着感が高く、アイメイクがヨレずに長持ち。005はローズ、ピンク、ブラウンのシックな色合いです。
クリニックでの仕事中でも違和感なく使えます
担当のヘアメイクさんが似合うと言ってくれて、それ以来ずっと愛用しています。どんな洋服にも合わせやすく、医療現場で使用していても違和感がありません。日本人であれば、どなたでも合う色だと思います(姫野友美先生)
ひめのともみクリニック院長。豊富な心療内科の経験をもとに、オーソモレキュラー医学に基づいた栄養療法を指導。『心療内科に行く前に食事を変えなさい』(青春出版社)、『ストレス脱出レシピ』(主婦の友社)ほか著書多数
アディクション ザ アイシャドウ パレット008
アディクション
¥6,820
同じアディクションの008を慶田朋子先生も愛用中。シアーレッドやローズウッドベージュなどの組み合わせで、華やかな印象の目もとを演出します。
銀座ケイスキンクリニック院長。医学博士。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本レーザー医学会認定レーザー専門医。2001年、東京女子医科大学皮膚科助手、聖母会聖母病院皮膚科医員、美容クリニック勤務(兼務)。2006年、有楽町西武ケイスキンクリニック開設。2011年、 銀座ケイスキンクリニック開設。最新の照射治療と注入治療を組み合わせ、メスを使わずに肌質を高め、バランスのとれた若々しい顔立ちに変える治療が人気。著書に『女医が教える、やってはいけない美容法33』(小学館)などがある。
素敵女医とは?
「素敵女医」とは、over42歳のOurAge世代で、若々しくイキイキと輝いている女性医師たちのこと。超多忙なはずなのに、ずっと美しく健康でいられるのはなぜ? 美容皮膚科、婦人科、歯科、形成外科など、それぞれの専門知識を生かしたアドバイスから、本人が実践していること、愛用の私物まで惜しみなく教えてくれる『素敵女医』連載は、2014年から続く人気コンテンツです。最初は50名だったメンバーも、ついに100名に!
※素敵女医のメンバーには化粧品をプロデュースしている方もいらっしゃいますが、今回のアンケートではご本人が関わっていない製品に限って推薦していただきました。
文/中込久里 ロゴ製作/関根僚子