天野佳代子さん
1957年生まれ。音楽ライター、美容専門誌「美的」の編集者、「美的GRAND」の編集長を経 て、美容ジャーナリストとして独立。豊富な美容知識と経験に裏打ちされた説得力あるアド バイスで大人気に。美容だけでなく、作家や漫画家、作詞家としての経歴もある多彩な才能の持ち主。
元気に年齢を重ねるうえで、欠かせないのが体づくり。天野さんも自分に合ったシンプルな方法で、健康をキープしています。
「私の体づくりは、45歳から始めたジムとウォーキング。ジムに行き始めたのは、ダイエットや体重のコントロールというより、体力をつけたいと思ったから。でも、こういう人って案外多いように思うのですが、自分の意思だけに頼ると結局行かなくなってしまいますよね。私もまさにそのタイプなので、トレーナーがつくマンツーマンのスタイルを選びました」
その結果、通い始めてすでに20年以上。揺るがぬ体力と筋力を手に入れただけでなく、体重の増減も気にならなくなったそう。
「そのほか、1日1万歩を目標に歩いています。今はスマホにつないで使える専用ツールを使っていますが、いろいろなことがデータでわかり、やる気も出ます。長時間歩けるようになっただけでなく、気になっていた腰の痛みもなくなりました」
毎日の運動を効率的にサポートするデバイスで、健康をキープ
運動時の心拍数はもちろん、睡眠の質や傾向なども計測してくれる右下の心拍計(Fitbit Inspire2 フィットネストラッカーBlack ブラック)は、アマゾンで¥7,000ほどで購入。iPhoneに接続して使っているそう。「本当は腕につけるものですが、腕には好きな時計をつけたいので、これはボトムスのポケットかベルトに差し込みます。小さいのでじゃまになりません」。その日の服装によって、白いケース(右上)に入れて持ち歩くことも
続けるためのキーワードは「マンツーマン」。週1回のジムは、もう20年続く習慣に
ジムは週1回のペース。メニューはトレーナーと相談しながら、黙々とトレーニングに励んでいるそう。「20年の間に、トレーナーが変わったこともあったのですが、それでも変わらないペースで通い続けられたことは大きな自信になりました。マシンやバランスボールなど、今もさまざまなことに挑戦しています」
撮影/天日恵美子 ヘア&メイク/広瀬あつこ 取材・文/北林道子