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倉田真由美さんと考える、肌が不安定になる“更年期敏感肌”って? 

更年期サバイバーの美容ジャーナリスト倉田真由美さんがおっしゃるには「更年期は、人生最大のお肌の曲がり角」。その角を、よりゆるやかに曲がる知恵。カバーマークの則武さんと一緒に教えてくださいます。今月のテーマは「更年期敏感肌」です。

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倉田真由美
倉田真由美さん
美容ジャーナリスト
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35年以上のキャリアを持つ美容ジャーナリストの草分け的存在。女性誌編集部、編集プロダクションを経て独立し、雑誌の美容ページやWEB、PR誌、新聞のコラムなどで執筆活動やコメントを発信。近年は、エイジングケアやQOL全般の啓蒙活動にも力を注いでいる。

 

今月のアドバイザー

(右)則武倫子さん/ピアス株式会社 宣伝部 製品PRグループ カバーマーク担当

 

日によって肌の調子に波が

更年期は、人生最大のお肌の曲がり角。私、倉田は、50歳を目前にした頃、原因不明の発疹に見舞われました。友人にも、締めつける下着や服を着ると肌が痒くなる。肌だけは丈夫だったのに、生まれて初めて肌荒れというものを知った、という人が多くいます。則武さんもそのお一人のようです。

 

則武さん 30代から40代半ばまでは、元々持っていたアトピー性皮膚炎や花粉症が落ち着いていたのですが、40代後半になったらそれらが再燃。日によって肌の調子に波があるようになり、一度崩れると戻すのに時間がかかるようになってしまいました。ハリのなさや頬の毛穴も目立つようになり、先輩方から聞いていたたるみとはこのことか、と思いました(苦笑)。加えて、コロナ禍のマスク荒れが加わり、病院に行くくらい肌が不安定になってしまって。今までのスキンケアを見直すときかな、と思いました。

 

肌は、体調や生活習慣を映し出す鏡のようなもの。私は、こういった肌の不調を“更年期敏感肌”と呼んでいます。あまり自覚はなくても、更年期前後の多くの人の肌は、さまざまな刺激に対して過敏で不安定な状態になっていると感じています。

 

 

肌の調子が気持ちや体にも響く

 

則武さん 一般的に更年期の不調として、ほてりや発汗、発汗時のかゆみを感じやすい『自律神経系』の症状が知られていますが、研究所の調査では、更年期の症状に相関して肌のバリア機能が低下し、赤みや肌荒れ、乾燥、むずむずとした違和感を感じやすい『表皮系』の症状も表れやすいそうです。私や倉田さんは、この『表皮系』に当たるのかもしれませんね。それと同時に、体調面でも、眠りが浅くなったり、やる気が起こらない、という日があり、このまま仕事を続けていかれるのかしら?と不安になるときもありました

 

 

肌の調子がすぐれないと気分も落ち込み、疲れや倦怠感も増幅するという悪循環に陥りがち。『自律神経系』の人にも同様のことがあるのではないでしょうか? つまり、肌と体、心はリンクしているということ。ゆえに、“更年期敏感肌”とどう付き合っていくかを考えることは、これからの人生をどう生きていくか?にもつながるのです。

 

則武さん 毎日のスキンケアでは、とにかく擦らないことを心掛けるようにしました。クレンジングをする際も、ついクセで強く引き上げがちですが、肌に負担をかけ、たるみの原因になってしまうので厳禁です。特別なことをプラスするのではなく、日々のルーティンをシンプルに、その分、丁寧に行うようにしました。また体調を整えるために、睡眠を大切ににし、ストレスを溜めないことを重視。生活の中にアロマを取り入れるなど、できるだけ好きなこと、気持ちのいいことに触れるようにしました

 

摩擦しない美容液クレンジングを

 

カバーマーク「トリートメント クレンジング ミルク」は、擦らなくてもすばやくメイクとなじみ、すっきり洗い流せるのに、しっとりとしたうるおいが残る優れもの。私、倉田も愛用しており、肌が乾燥し、敏感に傾いているときもこれを使うとしっとりと落ち着くから欠かすことができません。続けやすい価格なのも私たちの味方です。

 

 

則武さん 独自成分MCキトサンによるアクアクレンジングゲル構造により、軽くなじませるだけでメイクが浮き上がり、洗い流した後もしっとりした肌を実感いただけます。なんと美容液成分が、89%も入っているんですよ。2009年に誕生したものですが、リピートして使う方がほとんどという、人気のロングセラー製品です。

 

 

つい美容液などの“与えるもの”に目がいき、おざなりになりがちな“落とすもの”ですが、“更年期敏感肌”の人こそ、クレンジングの選び方と使い方を考え直してみるべき。そうすれば、きっと肌の調子は落ち着きを取り戻していくでしょう。人生最大の“お肌の曲がり角”だったとしても、それを険しく急な曲がり角ではなく、なだらかで柔らかな曲がり角にすることはできると思います。

 

 

益井さん
肌や体の変化に抗わず、立ち止まって見直す。更年期は、ある意味チャンスかもしれません(則武さん)

倉田さん
敏感になった分、肌は素直になったともいえます。
つまり、お手入れの効果が出やすいってこと!(倉田)

 

トリートメント クレンジング ミルク

ITEM DATA
200g ¥3,300、400g ¥5,500/カバーマーク

 

肌にのせるだけでメイクが浮き上がるから、摩擦や負担をかけることなく落とすことができます。(則武さん)

まるで美容液でクレンジングする感覚。“更年期敏感肌”に最適です!(倉田)

 

 


撮影/村山千太

 

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