顔まわりやバックにつけるパーツエクステ。
グラデーションになっているラベンダーだから、自然なインナーカラーに
【After/エクステで変身した岩本さん】
今回、ヘアモデルになっていただいたのは岩本三枝さん(48歳・主婦)。
※2025年3月7日時点でのプロフィールです。
ボリューミーでクセのある髪質が悩みだという岩本さん。
最近の髪型はずっとボブで、クセを上手に利用してラフなスタイリングをすることが多いそう。
ファッションはモノトーンのカジュアルなテイストが定番で、髪も巻かないスタイルが多いのですが、今回はエクステを使って、いつもと違うフェミニンなナチュラルウエーブに!
カールの間から、エクステの明るいラベンダーの毛束がチラリとのぞき、しゃれた雰囲気が演出できます。
【Before/素髪の岩本さん】
多くて太くしっかりした髪質で、うねって広がるクセも。
若い頃からずっとストレートにこだわってきたものの、年齢を重ねて髪質が変わってきているため、その時々の髪の状態を受け入れ、無理をすることなく自分らしくいられるヘアスタイルにしているのだとか。
■今回、着用したエクステはこれ!
●横から見た場合
●後ろから見た場合
●プリシラ
めちゃ楽インナーエクステ【IX-01】
品番:【IX-01】
カラー:BK-CTGL 耐熱ブラック/グレーラベンダー
価格:¥3,960
製品の詳細はこちら↓
今っぽくておしゃれなくすみグラデカラーのエクステ。
左右につけるセパレート前髪2点、後ろ髪1点の計3点がセットになった製品です。
どれを組み合わせるか自由に決められ、クリップで好きな位置にとめるだけの手軽さも魅力的。
生え際や表面は自毛なので、大胆なカラーのエクステをつけても、仕上がりは意外とナチュラル。
インナーカラーで白髪を目立たなくする効果も期待できます。
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■おしゃれ見えのポイントは?
ラフなウエーブからのぞくインナーカラー。
グラデーションカラーになっているエクステだから、なじみ方が自然
エクステのウエーブに合わせて自毛も巻いて、こなれたラフ感を引き出します。
根元が暗くなっているカラーなので、装着した上から自毛をかぶせると、驚くほど自然!
明るめのラベンダーは、今どきな雰囲気のくすみカラー。
白髪が表面に出てきた場合も、ナチュラルになじみ、顔まわりをぐんと華やかに彩ります。
■どの角度から見てもおしゃれ!
エクステの魅力は、ヘアサロンで部分的なヘアカラーをして仕上げるスタイルを、装着するだけで簡単に演出できるところ!
どの角度から見てもおしゃれなヘアデザインを、自分で作ることができます。
●右サイド
顔まわりから耳の後ろまで、ラベンダーのイヤリングカラー(耳の後ろや耳まわりの髪だけを部分的にカラーリングした髪色のこと)がチラリ。
くすんだ色みなので、岩本さんの自毛のアッシュベージュとも好相性。
●左サイド
生え際の白髪が気になる場合も、ラベンダーのインナーカラーとなじんで、うまくごまかせます。
明るい毛束がアクセントになって、メリハリもアップ!
●後ろ
ウエーブがかかっているエクステと同じように、自毛も巻くことで、フィット感のあるインナーカラーに。
帽子を合わせても素敵です。
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■つけるときの手順は?
●プロセス1
自分の髪を緩く巻いておく
パーツエクステのウエーブに合わせて、自分の髪も緩く巻いておきます。
●プロセス2
毛先を合わせて後ろにエクステをつける
今回使ったのは、後ろにつけるエクステ1点のみ。
エクステの毛先と自毛の毛先の位置を合わせて、つける位置を決めます。
表面の髪を分けて取っておき、決めた位置にエクステをつけて。
さらにエクステをピンでとめて、ずれないように固定します。
顔まわりの自毛は残して、隠れないようにする
エクステをつけるとき、顔まわりの自毛を幅1cmほど残しておくのもコツ。
(エクステの端が顔まわりの生え際までこないようにする)
こうすることで、エクステが自毛の中でなじんで見え、より自然に仕上がります。
このエクステをつけた段階でボリュームが出すぎる人は、髪の内側を隠しピンでとめて、ボリュームを抑えましょう。
エクステの装着が終わったら、分け取っておいた表面の髪を上からかぶせ、手ぐしで丁寧にほぐして出来上がり!
■ヘア&メイクアップアーティスト、鈴木京子さんに聞きました。
このエクステを選んだ理由は?
今回、岩本さんのヘア&メイクを担当した鈴木さん。
エクステ選びも岩本さんと一緒に行っています。
「岩本さんはしっかり毛量があるため、フルウィッグにすると膨らんで見えてしまう可能性があるし、ハーフウィッグはつけにくかったので、エクステでイメージチェンジしてみました。
元の髪色が明るいから、ラベンダーカラーのエクステでもなじみやすく、ご本人のカジュアルな雰囲気にもぴったりです。
調整しやすく扱いやすいパーツエクステは、初心者におすすめしたいアイテム。
もともとのイメージを変えすぎることなく、気分転換をしたいときにぴったりです」(鈴木さん)
■ヘアモデル・岩本三枝さん
このエクステを着用してみた感想は?
「70歳くらいになったら自毛に入れてみたい、とても好きなカラーです。
部分的につけるものだからなじみやすく、慣れたらすぐに使えそう!
カジュアルなファッションに合わせやすいのに変身感があって、違った自分が楽しめました」(岩本さん)
■終わりに
今回は後ろにつけるエクステだけを使いましたが、顔の横につけるエクステを使えば、イヤリングカラーやフェイスフレーミング(ベースカラーとは異なる色を前髪や顔まわりの髪に入れたスタイル)も簡単にできそうです。
また、エクステを髪の表面に出るようにつければ、トレンドのアンブレラカラー(髪の表面を明るくして内側を暗くしたデザインカラー)も手軽に表現できそう。
白髪を隠したい場合は、自毛にハイライトを入れなくても、エクステでおしゃれにごまかすことができます。
これも大人にとってうれしいポイント。
大胆すぎるカラーが挑戦しにくければ、もっと落ち着いたカラーのエクステもあるので、ぜひお試しを!
撮影/青柳理都子〈人物〉 ヘア&メイク/鈴木京子 取材・文/斉藤裕子