フランス・ブルターニュ地方に位置する小さな町、ラ・ガシリ。
この緑豊かな地で生まれたボタニカル ビューティーケアブランド「イヴ・ロシェ」がこの11月に日本初上陸!
60年前に誕生し、現在では世界90カ国以上で展開。フランスはもとより、イタリア、ロシア、韓国などでも大人気で、まさにいよいよ日本にも!というブランドなんです。
〈自然から得たものは自然に返す〉という使命のもと、1991年にはイヴ・ロシェ財団を設立。途上国を中心に世界中で植樹にも取り組み、目標の1億本に来年達成予定とか。
そして何よりも同ブランドの特徴は、地球と肌に優しいだけでなく、お財布にも優しいリーズナブルな価格を追求していること。
1,500種類以上の植物が生息するボタニカルガーデンを所有し、植物由来成分の開発、原料となる植物の有機栽培、エキスの抽出まで自社で一環して行うことで、これらのこだわりを実現させているのです。
植物由来成分の開発にはひとつにつき4〜5年もの年月がかかるそうですが、本国ではスキンケア、ボディケア、ヘアケアなど、1000ものアイテムを展開しています。
オーガニックコスメを「特別なご褒美」から「日常を彩る身近なコスメ」へ。その志は同じとして、日本ではイオンと独占契約。11月15日(金)から、まずは39アイテムが先行して発売開始となりました。
扱っているのは、関東エリアのイオン・ウエルシア系列店舗の約100店舗と自社ECサイト。今後はシーズンアイテムなどが徐々にお目見えし、来年には全国展開に、そして2025年には2,000店舗での販売を目指しているのだそうです。
メインターゲットは私たちより少し若めの世代とのことですが、大人世代にも使いやすいアイテムも揃っています。発表会でお披露目された製品のうち、注目の2アイテムをご紹介します。まずはこちら、「HYDRAVEGETAL ミセラーウォーター」各¥1,600(税別、以下同)。
フランスは硬水のため、水を使わずに拭き取るミセラー洗顔が主流です。天然由来の小さなミセル粒子が余分な油汚れを吸着、保湿成分が肌に必要なうるおいは残したまま、これ1本でライトクレンジング、洗顔、保湿を叶えます。クタクタで帰ってきた時、スポーツジムに行った時などに便利そう! 保湿・敏感肌・さっぱりの3タイプがあります。
韓国で発売後1週間で完売!と話題を呼んだのが、水のようなテクスチャーのトリートメント「リンシングビネガー」各¥1,000。
シャンプーがまだなかった時代、フランスではマルセイユ石鹼で洗髪した後にビネガーを使い、アルカリ性に傾いた地肌と髪を中和させていたのだそう。こちらはビネガー配合とはいえナチュラルな天然素材の香り。頭皮環境を整え、指通りの良い髪に。
肌にも環境にも、そしてお財布にも優しいボタニカルビューティー。きっとお気に入りの一品が見つかるはず。
「イヴ・ロシェ」公式サイト
取材・文/佐藤素美