美容ジャーナリストとして長年活躍したのち、一念発起して顔ツボや反射区、鍼灸を勉強。独自のフェイスマップメソッドを確立。著書に『美肌をつくる顔のツボ・反射区ケア 綿棒で1分押し! フェイスマッピング』(学研プラス)
脳と目の疲れも目元老化の原因に
フェイスマッピングで目元の老け悩みを解消
綿棒を使って的確にツボ押し
◆綿棒の持ち方
綿棒はしっかり安定する「鉛筆持ち」を。また、綿棒はふわふわのものや先がとがっているものを避け、硬めのものを選びましょう
◆ツボの探し方
いきなり綿棒で押すとツボの位置からずれやすい。鏡を正面に置き、人差し指でポイントを探して。ツボはへこみがあり、痛気持ちいい場所。そこを綿棒でプッシュします
◆力の入れ加減
押す強さは350~500gが理想的。料理用のはかりなどを利用して、適切な力の入れ具合を確認しましょう
どのツボも左右10秒ずつ
重いまぶたをパッチリ開けやすく
目元の老け悩みをケアできるツボ
●攅竹(さんちく)
眉頭の内側の端にあるくぼんだところ。眼輪筋や前頭筋、皺眉筋など、まぶたの動きに関係するツボ。眉間のシワにも効果的です
●魚腰(ぎょよう)
黒目の中央から垂直に上がった、眉の中央にあるくぼみ。重く感じるまぶたが開けやすくなり、目がパッチリ。むくみもすっきりします
●頭臨泣(あたまりんきゅう)
黒目の中央から額に向かった垂直線上で、前髪の生え際から小指の幅1本分後ろ。自律神経のバランスに関与するツボで、脳の疲れ対策に
●絲竹空(しちくくう)
眉尻の端の骨がくぼんでいるところ。まぶたのむくみをケアし、目の乾きや目元の乾燥対策に。眼輪筋にもつながり、目尻を上げる働きも
弱めの圧で5秒×2~3回
目の下のくまやたるみ、ゴルゴラインに
●晴明(せいめい)
目頭の内側から斜め上の、骨とぶつかるところ。くま、むくみ、目の疲れに。眼輪筋と眼瞼挙筋、ミュラー筋の血流をよくし、視界もクリアに
●承泣(しょうきゅう)
目の下の骨のふちで、黒目の中央から垂直に下がったところ。眼輪筋の下部をダイレクトに刺激でき、目の下の悩みやまぶたの重さを軽減
撮影/天日恵美子 ヘア&メイク/広瀬あつこ モデル/鈴木美季 スタイリスト/程野祐子 構成・原文/小田ユイコ