こんにちは、ギリコです! 今日は先月開催された「骨盤〝美調整〟セミナー」の様子を報告します。
会場は地下鉄外苑前駅から徒歩2分のところにある「ビイ・スタイル」。
本日の講師kyoさんのスタジオです。
ずら~っと並んだヨガマットが、参加者の到着を今か今かと待っています。
このセミナーはチケットの発売開始後、ほどなくして完売!
「骨盤」に対する読者のみなさんの関心の高さがよくわかります。
が、骨盤への関心が高いのはギリコも同じ。
もう今のギリコの3大関心事は①骨盤 ②認知症 ③老後 なのです。
そのため今回のセミナー報告はかなり熱~く、長いものになる予感が……
お許しください!
kyoさんは、白くてみずみずしいお肌と、(今日のウェアだとわかりにくいのですが)見事にくびれた腰をお持ちの方で、お会いするたびに羨ましく思っているギリコ。
ご著書も数冊ありますが、おすすめなのがこの2冊↓。
とくに右の本「いつまでも美しくいたければ女は骨盤を立てなさい」は、骨盤の仕組みや役割についてとてもわかりやすく説明してあり、今まで手にした骨盤本でピカイチ!
実は30代半ばを過ぎた頃からつい最近まで、骨盤矯正にはある程度のお金と時間をかけ、プロの手に委ねてきたギリコ。
そのきっかけは今から10数年前に君島十和子さんを取材したこと。
美のカリスマ十和子さんが
「出産後、骨盤をプロにケアしてもらったの」
と言ったのをきいて、「へえ、骨盤って大事なんだ」と単純に思っただけなのですが、、、、。
ところがその後、仕事で会ったモデルさんや女優さんと話していると
「美と健康のため骨盤矯正に定期的に通っている」
という人が多く、「私も骨盤ケアをしよう!」と決意。
(美女が実践していることは即マネしてみるのが、モットーなのです)
彼女たちに教えてもらったサロン(タカラジェンヌやプロ野球選手も来ていた店だった!)や、自分で探した比較的リーズナブルなサロンに通っては、骨盤の歪みを矯正してもらってきたのです。
ところが、、、、、、
せっかく矯正してもらっても、ちょっとした癖(立ち方、歩き方、座り方、荷物の持ち方など生活の中で何気なく行っているクセ)で、すぐ元に戻って(歪んで)しまうのです。
予約をし、時間をやりくりし、サロンに駆けつけ、高い料金を払い、やっとこさ矯正してもらい……
なのに、すぐ戻ってしまうとは、あまりにも、あまりにも
悔しい。
そんななか知ったのが、kyoさんが考案した骨盤調整のワーク「ビューティ・ペルヴィス」。
自分で自分の骨盤を調整するのです。
どんなことをやるんだろうと、まず試しに一度「ビイ・スタイル」に行ってみたギリコ。
(ちなみにレッスン料は一回約60分で3000円でした。入会金はなし、うれしい……)
「ビューティ・ペルヴィスを体験すると変わるのは、姿勢や体型、体調だけじゃないんです、顔つきだって変わりますよ」
最初にkyoさんからそう言われたとき
(姿勢が変わるのは、まぁわかるけど、なんで顔まで変わるの????)
と、イマイチ腑に落ちなかったギリコ。
ところが実際に体験してみたら、その結果は……
見事、ハマった!
一回このワークを体験しただけで、はいてきたパンツのウエストがゆるくなっており、なぜか両目の天地の幅が広がり目がパッチリとなっていたのです……。
(実は もっとすごいのが翌日。 足が細くなり、顔の輪郭がシュッと細めになっていた……)
何コレ。
何だコレ。
すごいぞ、コレ。
「ビューティ・ペルヴィス」が腰まわりと脚などの下半身だけではなく、フェイスラインにまで影響を与えることがわかり、さらにヤル気はアップ。
さっそく2回目のワークを体験したのですが、ちょうどその直後に生理が。
すると経血の量が
ドババッ
と増え、さらにビックリ!
まるで高校生の頃にもどったかのようです。
(45歳過ぎたころから、生理のときの経血の量も減り、生理期間も短くなってきていたのです)
まさにこれぞ
ザ・デトックス
です。
kyoさんにそれを伝えたところ
「閉経したと思っていたのに、生理が復活する方もいるんですよ。
骨盤が整って、女性ホルモンの働きが活発化されたのかしら」
とのこと。
変化が起きたのは、生理だけではありません。
「ビューティ・ペルヴィス」は骨盤だけではなく、全身を調整するワーク。
肩甲骨もう~んと動かすので、なんと肩コリもなくなりました。
なんか、これって、、、 いいことずくめでは?
この「ビューティ・ペルヴィス」を絶対習得したい、何が何でもマスターしたい。
そうすれば忙しい中サロンに行って、高いお金を払わなくても済むようになるかもしれない!
節約魂&ケチ根性がギリコを励まします。
「ビューティ・ペルヴィス」を習い続けつつ、kyoさんの著書(さきほど紹介した2冊のことです)を読み始めたギリコ。
身体的に不器用なので、文字とか写真とかで脳に情報をインプットした方が、理解が早いタイプなのです。
すると、もっと骨や筋肉の仕組みを知りたいと思うようになり、ついにはこんな本まで購入↓
最初は家に置いていたのですが、表紙の顔が怖くてなんか落ち着かないので職場で見ることに……。
仕事中、頭が疲れると手にとり、骨の名前や筋、関節の絵をぼうっと眺めてみます。
とくに名称や位置を覚えようとしているわけではなく、ただ眺めているだけですが 今や電車に乗っているときや、会社や家で椅子に座っているとき、
「ん? 今、私の骨盤は前傾(または後傾)しすぎてるかも」
「あ、今日は仙腸関節になんか違和感が」
と、骨盤とその周囲の様子が具体的にイメージできるようになってきたのです。
こんなにひとつのメソッドにハマったのは、作家の林真理子さんと一緒に美容家田中宥久子さんのアトリエに通い、造顔マッサージを習って以来です。
(このエピソードについては、またいつかご紹介できればと思います)
……ハッ!
やはり前置きがかなり長くなってしまいました。
それくらいギリコに骨盤革命をもたらしたこのワーク。
それをいよいよOurAgeの読者に体験してもらう日が、本日なのです!!
みなさん、どう感じてくれるかな……?
いつもよりドキドキのギリコです。
※いよいよセミナー開始。参加者の反応やいかに?
気になる続きは次ページに! 続々と到着する参加者。
準備のできた方から順に、一人一人の左右の足の長さの差をチェックしていくkyoさん。
「左右の足の長さって違うものなんです。
股関節などの隙間が詰まってしまっていれば、そちらの方の足は短くなります。
ビューティ・ペルヴィスというワークは骨盤を中心にして全身を調整することで、その詰まっている部分を伸ばすんです。
セミナーを体験した後、その差がどう変わっているか……
しっかりチェックしてくださいね」
ついついバッグを持つのが同じ手ばかりになってしまったり
立っているときに重心をかけるのが同じ足にばかりになってしまったり。
このような、日常無意識に行っている動作やクセが体に影響を与えるのだそうです。
「ビューティ・ペルヴィス」を始める前に、日常自分でできるボディケアをいくつかレクチャーするkyoさん。
そのひとつが例えば、脚を自分の手でもみしごいて血行をアップする方法。
片方の脚のふくらはぎを両手でつかみ、筋肉の表面にある筋膜を雑巾を絞るような感じでキュッキュッとしごくと、、、、
なんと血行がよくなるのです。
血行がよくなると脚はもちろん、足裏まで肌の色が変わります。
↓ 左右で脚の色がこんなに変わった参加者も!(右がもみしごいた方の足)
脚が重ったるく感じるときや、なんか冷えるとき、おすすめです。
さぁ、いよいよ始まりましたよ、骨盤の調整ワーク「ビューティ・ペルヴィス」が。
まず最初に腹式呼吸。
下腹部を円を描くように両手でさすりながら、おなかいっぱい空気を取り込み、
「もうこれ以上吐けないよッッ」というまで空気を吐き出します。
なんだ腹式呼吸か、と侮ることなかれ。
これ、ちゃんとやろうとするとけっこう大変。
ギリコの場合、最初はなかなかおなかがふくらまず、吐くときも〝長~く吐く〟なんてできませんでした。
とくに吐き出すとき、かなり腹筋と背筋を使うようにするのがキモ。
おなかに空気がたくさん入ると、それが骨盤を外側に押し広げ、 おなかがぺちゃんこになるまで空気吐き出すと今度は骨盤が内側に入ってくるのです。
つまり骨盤の開閉が行われるのです。
「息を吐いているとき、背骨って一番伸びてるんですよ!
背骨をう~んと伸ばすように吐き出します!
そのとき同時にキュッと肛門を引き上げて!」
kyoさんの掛け声とともに、みんなでおなかが背骨につくんじゃないかというまで吐き切ります。
そのあとは胸式呼吸へ。
これもラジオ体操でやるような胸だけを膨らませる方法ではなく、背中(肩甲骨)の方に空気がまわるよう吸うのがポイント。
胸に空気が入ると肋骨って開くのだそうですが、この開き加減がだんだん少なくなっていくのがいわゆる老化といわれる現象。
胸全体をワイドに使って呼吸を繰り返すことで、肋骨の開閉能力も培われ、新鮮な空気が体の隅々までいきわたるのです。
なんて奥が深いんでしょう、呼吸って。
ここまでしっかり理論&効果を知って行えば、
もはや呼吸も立派なエクササイズ
だと思うギリコ。
呼吸の地位向上運動をしたくなります。
呼吸法のあとは、膝を手でつかみ、背骨を中心に左右にゴロ~ンゴロ~ン。
これで骨盤の背中側の左右差がとれ、平らになっていくのです。
単純な動きだけど、とても大事。
やっているうちに気持ちよくなっていくんですよ。
(ときには気持よすぎて、眠くなってくることも)
※骨盤への愛があふれる熱いセミナー報告記事は、次ページへと続きます!
このあと仰向けになったまま膝を割って、股関節を大きく動かして外回し、内回しをしたり。
股間節の可動域は、左右でどう違うか?
どちらの方が回しやすいか?
自分の体の状態、クセを感じとりながら行います。
両脚を同じ方向に回したり(足だけで回すのではなく、腹筋に力を入れながら骨盤全体で回すようなイメージで行う)とワークは続きます。
↓いよいよ体をねじるポーズへ。
上半身と下半身をねじり合いながら、肩甲骨をワイドに回転させるのです!
肩甲骨をこれ以上ないっていうくらい、可動させるのです!
う~ん、、、 文章で説明するのが難しいのですが、この肩甲骨をワイドに回転させているとき、首筋もギュッと伸び、このワークが終ったとき顔のむくみがとれているのです。
(本当です!)
「背中は絶対に浮かせてはダメ。 肩甲骨を床につけたままねじり合いましょう」
途中、ひとりひとりを見て回るkyoさん。
※熱い熱いセミナー報告記事は次ページへと続きます! ↓「ビューティ・ペルヴィス」の最終盤になるとやるポーズのひとつ。
これがけっこうキツイんです。
見た目は全然キツそうじゃないのですが、
膝を曲げて自分の胸に引き寄せ、同時にお尻は床につけるようしたまま、足は上へと上げる!
膝を両手でつかみ、指は膝裏にくいこませる!
息を吐くとき、吐きながらさらに足を上へと上げるようにする!
……とこれらすべてを、同時に体に行わせているのです。
太ももの裏が伸び、
股関節の間も伸び、
膝の裏に差し込んだ指が膝裏のリンパを流す
まさに一石三鳥なポーズ……
しつこいですが、これ、やってみるとホントにキツイ。
う、う~
参加者の間からもうめき声が、、、、、
(みんな、がんばれがんばれ!
これ、キツイけど今日のキモだから!!)
と、つい声に出して言いたくなるギリコ。
だって、これを終えると左右の足の長さの差がなくなるOR縮まるのです。
(絶対乗り切ってほしい! みんな、がんばれ!)
もう、ドキドキします。
このあとポンと足を前に投げ出し、大の字になってリラックス。
(慣れてくると、ここで大きなあくびも出るようになり、さらに首まわりがいい感じに緩みます)
「ビューティ・ペルヴィス」は終了です。
このワークにかかる時間って、実は正味20分くらい。
けっこうあっという間。
ワーク後、足の長さの左右差がなくなったり、差が減ったりしたのを見たときのみなさんの嬉しそうな様子と
「え~、どうして」
「不思議……」
と驚いた表情に、
「オホホ、今日のセミナー、すごいでしょッ!」
とまるで自分が「ビューティ・ペルヴィス」の考案した人かのように密かに得意になったギリコです。
↑ 最後、今日のセミナーの感想を書いてもらっているところ。
ギリコはこういう笑顔を見たときが、一番うれしいです。
「なかなか一回やっただけでは習得できないかも。でも終わった後の爽快感がいいですね」
「テレビでkyoさんを見たことがあり、一度ご本人に習ってみたかったので、うれしい」
「本ではわかりずらかったコツみたいなことが、今日わかりました。 それにしても背中を床につけながら下半身をねじるって難しい」
など様々な感想が。
↑終了後、kyoさんに質問したり、参加者同士で感想を話したりと、にぎやなひととき。
これもギリコが「セミナーを開催してよかった」と実感する瞬間です。
↑ 帰りがけにkyoさんの著書を購入した方や、次のレッスンを予約してお帰りになった方も。
確かに一回ではすべてをマスターできるものではありませんが、でも何とかして習得したくなる。
そんな不思議な引力、魅力を持っているワーク「ビューティ・ペルヴィス」。
「ビイ・スタイル」では初心者も気兼ねなく参加できるレッスンを開催していますよ。
ぜひあなたも体験してみませんか。
撮影/本多佳子
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OurAgeでは、毎月さまざまなテーマでセミナーを開催しています。
おひとりでご参加なさっても大丈夫ですよ!
ご自分のために思う存分、その時間を楽しんでいただくセミナーなのです。
会場にはギリコもいつもいます♪
ぜひご参加くださいね。
※ただいま7月、8月、9月、12月のセミナーが満席となっています。ごめんなさい。
10月のセミナーも残席わずかです
OurAge会員になっていただくと、セミナーチケットの先行発売の特典があります。
人気のセミナーは、先行発売の段階で完売してしまいます。
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