「昨年、このように肌が赤くなってしまい、ピリピリとして化粧水も使えない状態になってしまったのです」
スライドには、57歳女性の肌が映し出されました。ああ、この状態…。肌が荒れがちなふみっちーにはよ〜くわかります。
実は、この肌の持ち主は津田クリニック副院長、ドクター津田コスメラボの代表医を務める津田攝子(せつこ)先生。化粧品で肌がピリピリしていた当時は、忙しさに追われる日々だったそうです。
「女性の平均寿命は90歳近く。私が平均まで生きるとしたら、あと30年も、高機能美容クリームはピリピリして使えないの!? それは困る、と思って、このクリームの開発に取り掛かりました」という津田先生。
それを聞いて、ふみっちーも思わず身を乗り出しましたよ。
まずは、肌症状の分析です。
「一般的なアレルギー肌と明らかに違うのが、『肌がピリピリする』症状です。その原因には、皮フの構成成分の減少が影響していることがわかりました」
皮フの構成成分とは、肌のうるおいやハリを保つ真皮のヒアルロン酸やコラーゲン、バリア機能を司る表皮の細胞間脂質、NMFなど。加齢によって減少してしまうだけでなく、心理的ストレスや過労、睡眠不足などの内的要因も、バリア機能を低下させることが研究発表で証明されているそうです。たしかに、睡眠不足の時はふみっちーも肌がカサカサしがちです。
そして紫外線や乾燥、生活習慣の乱れ、大気汚染などの外的要因がさらに追い打ちをかけて悪循環を繰り返す、と津田先生。
「愛用していた化粧品が使えなくなってしまったり、まぶたが赤く腫れてしまったり…。そんな肌におけるサルコペニア症状である機能低下の状態をダーマペニアと名付けました」
加齢に伴い、筋肉量が減少することで引き起こされる身体機能の低下、サルコペニア。これに似た症状が肌に起こる「皮フ痩せ」が、ダーマペニアというわけです。しかも、ダーマペニアは突然起こり、シミとも関係が深いそう。
「20代、30代の方たちの肌にもこの症状が現れていることもあり、ダーマペニアは肌悩みのベースにあるのでは、と考えています。日常的に起こるストレスには自覚していないものも多いのですが、自分では気づいていなくても身体が反応しているのです」
例えば毎日の通勤で乗る満員電車、長時間続けるパソコン作業、部署替えや引っ越しといった環境の変化…。「そんなの誰もがしていること、当たり前のこと」と 自分を言いくるめることが、気づかないうちにストレスになっている場合も。これも負のスパイラルですよね。
そんなダーマペニアの負のスパイラルを断ち切るための新製品について、次のページで紹介します!
9月1日(金)に新登場となるのは、「津田式バリアケア」第二弾となるクリームです。
「バリア機能というと肌表面のことを考えがちですが、耐震のために基礎工事が大切なように、肌も土台作りが大切です」と津田先生。インナーバリア機能を立ち上げるために、6種の植物由来成分をチョイス。浸透しやすいよう、これらを組み合わせた独自の成分を配合したんですって。
また、もともと肌荒れによるかゆみや揺らぎに悩む患者さんのためにクリニックで処方していたクリームを一般化したもので、肌内部に潜んでいる“かゆみ”や“揺らぎ”を沈静化させる効果も。その一方で、50代でもストレスでニキビができる場合があることから、肌をしっかりうるおわせながらもニキビが出来ない処方にするため、1%ずつ濃度を上げて配合の割合を検証したそうですよ。
そしてもちろん、肌内部の状態を密にしてダーマペリア(皮フ痩せ)を防ぐための有用成分も厳選して配合。血行促進効果にもこだわっているので、マッサージしながら肌にのばすのがオススメとか。
9月1日(金)発売予定
「スキン バリア クリーム」35g 5,500円、65g 8,800円(税別)
美肌づくりの基礎に立ち返り、30年後も健やかな肌でいられることを目指して開発されたクリーム。加齢による肌の揺らぎ、隠れ炎症、そしてダーマペニアという現代女性の肌を取り巻く負のスパイラルを断ち切り、内側から元気がみなぎる肌へと導きます。ダーマペニアが深刻な状態の時には、洗顔後のケアはコレ1つだけにして、肌本来が持つインナーバリア機能を再起動させて。
クリームですが、べたつきを感じさせないみずみずしい使い心地です。
肌がダーマペニア状態から脱出したら、使用中の美容液のあとにこのクリームを。また、「津田式バリアケア」第一弾の「スキン バリア バーム」(写真左)を重ね付けすれば、肌表面のバリア機能も高め、トラブルが起こりにくい健やかな肌を育みます。
9月と言えば、肌には夏のダメージが蓄積されている時季。ダーマペニアを引き起こしやすい状態とも考えられますよね。このクリームが頼もしい救世主となりそうですよ! 発売が楽しみです。