外出前にしっかりスタイリングしてきたのに、髪が広がってきたり、浮き毛が出現したり。パサつきや前髪のうねりが出現することに悩まされている人も多いのでは?
その原因は、湿気によって本来のクセが現れるから。雨の日って、特にひどいですもんね。毛髪内部の水分量が10%を超えると、髪は変形しやすくなってしまうのだとか。
「空気中の湿度が50%程度で、毛髪内部の水分量は10%になります」とは、花王 ヘアケア研究所の西澤栄一さん。
雨の日は80%以上、梅雨の時季は曇りでも60%と高湿度に。さらに、日常生活の中にも髪まわりの湿度が高くなる場面が随所にあるのだそう。それは
満員電車や歩いているとき。湿度計付きの眼鏡をかけて計測する実験を行ったところ、満員電車や徒歩10分で髪まわりの湿度は89%に上昇したそう。確かにどちらの場面でも顔や首に汗をかいてしまいがちですが、雨の日と同じくらいの湿度になっていたとは…。※数値は一例で、環境により異なります
実際に湿度計付き眼鏡をかけての計測体験ができました。何と、温かいコーヒーを飲むと前髪周辺の湿度が51%から81%に急上昇! 湯気がむわっと来るからなんですね。マスク着用時にも髪まわりの湿度が高くなってしまいます。
雨の日や梅雨の時季ではなくても、このように私たちの毎日には髪まわりの湿度が高くなる“湿度ギャップ”が起きるシチュエーションが多々あったわけです。そこで! 花王から新発想のヘアケアが登場します。次のページへ!
湿度が高くなったとき、水分はキューティクルを通って毛髪内部に入り込んでくるのだそう。特に髪が傷んでいるところが侵入しやすいのだとか。そこで、この水分の出入り口であるキューティクルを表面から側面まで覆い、湿度による髪のうねりや広がり、パサつきといった乱れを防ぐ独自の耐湿バリア技術を開発。
ステージ上で、デモンストレーションが行われました。右側だけに、独自技術をシュッとスプレー。
左右からスチームを当て、湿度が高い状態に。毛髪内部に水分が侵入すると…
左側にはアホ毛と呼ばれる浮き毛が出現しています。うねってしまうし、これだけで髪が傷んでいるようにも見えてしまうから困るんですよね。それに比べてスプレーした右側は、表面なめらか、整ったまま!
3月24日(土)新発売
髪が乱れる一因、湿度に着目した洗い流さないトリートメント。髪悩みに合わせて選べる、2タイプの登場です。左から
「エッセンシャル 耐湿キューティクルバリア オイルスプレー」
スタイリングの後にシュッと使って、浮き毛やゴワつきを抑えます。
「エッセンシャル 耐湿キューティクルバリア モイストエッセンス」
朝つかうだけで、髪の広がりやパサつきを抑えてキレイな髪が続きます。
雨の日や満員電車に乗らない日でも、OurAge世代は顔まわりの汗に悩まされがち。高湿度による髪の乱れに対応する新アイテムは、毎日の時短ビューティにも役立ちそうですよ。