この日訪れたのは、ファンケルから登場する新スキンケアラインの発表会。
会場奥には、ファンケルの歴代スキンケアのボトル容器が発売された順にディスプレイされていました。一番左が、1982年に登場した1週間使い切りの5mLサイズです。
創業当初から、肌に負担となるものは一切無添加。もちろん現在も防腐剤を使っていませんが、処方や密封技術の進歩により、開封後60日もフレッシュさを保てる30mLサイズに。エコにも配慮し、容器の素材も進化しています。
その横には、防腐剤や添加物を使わない理由の展示も。肌への優しさだけでなく、肌本来が持つチカラを高めることを追求するファンケルは、細胞やDNAレベルでの研究を進め、独自の美肌アプローチを確立してきました。この秋に登場する新スキンケアラインも、もちろん防腐剤無添加です。肌ストレスとなる要因を研究し続け、今回発表したのは
肌悩みに合わせたコラーゲンコントロールをすること!
私たちの体内には28種類のコラーゲンがあり、そのうちの9種類が皮膚に存在していることがわかっています。コラーゲンは肌のハリや弾力などを司る大切な役割を果たし、日々合成と分解を繰り返していますが、年齢と共にそのバランスが乱れ、毎年1%ずつ減ってしまうのだそう。
コラーゲンの合成・分解のバランスの乱れは、加齢のせいだけではありません。アンチエイジングの一環として、どんな要因が肌ストレスとなって老化につながってしまうのかを細胞レベルで研究した結果、わずかな活性酸素でも細胞の構造が変わり、コラーゲンの減少や変性を引き起こしていることがあきらかに。活性酸素を発生させる紫外線や防腐剤などの影響が、老化の個人差を広げていたというわけです。
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コラーゲンの質にアプローチするために
繊維の「かたち」にも着目!
9月20日(木)から発売となるのは、コラーゲンの量に加えて質を高めることを追求して完成した新スキンケアライン。
皮膚に存在するコラーゲンのうち、ハリに重要な役割を担っているのが「Ⅰ型コラーゲン」や「Ⅲ型コラーゲン」。コラーゲンケアを目的とするスキンケアのほとんどは、Ⅰ型コラーゲンにアプローチするものだそうですが、今回、ファンケルが新たに着目したのは「Ⅴ型コラーゲン」の役割。約5%未満と少量しか存在していないものの、Ⅰ型、Ⅲ型のコラーゲンをギュッと束ねて強くすることがわかっているのだとか。
9月20日(木)発売
「エンリッチ 化粧液/乳液」各税込¥1.836
Ⅰ型、Ⅲ型コラーゲンの産生を高めるだけでなく、V型コラーゲンのケアも叶える「適応型コラーゲンα」を新たに開発して配合。とろみのある化粧液と柔らかな感触の乳液で、ふっくらハリのある肌へ! それぞれ好みで選べる「さっぱり」「しっとり」の2タイプを用意。
もうひとつ、インナードライ肌に働きかける新スキンケアライン「モイストリファイン 化粧液/乳液」(各税込¥1,512)も同じ日に新発売します。こちらには、毛穴の引き締めにもコラーゲンが必要として、コラーゲンを維持する「VPエキス」を配合。「さっぱり」「しっとり」の2タイプから選べます。
ファンケルが新たに提唱する肌悩み別のコラーゲンコントロール。まもなく発売です!