こんにちは、ギリコです!
今日は先月開催された「足の悩みにさようなら!美脚と美姿勢もかなえる快足セミナー」の様子をレポートします。
講師は……じゃじゃ~~ん!
エイジレスフットアドバイザーで足の悩み研究家の大多和圭子さん。
OurAgeで配信された大人気記事「更年期に急増する足の悩み」に登場の先生。
東京・原宿でドイツ式フットケアや足型診断を行うサロン「Salon de Pure Body」を開いている方なんですよ。
なんと今までみてきた足は4000人分以上!
テキストもばっちりご用意!
さぁ、参加者のみなさんが揃い、セミナーが始まりました。
「足は何で大事なんだと思いますか?
……それは建物でいえば基礎部分、土台だからです。
土台がしっかりした建物は耐久性に優れ、安定していますよね。
ですから足の健康と若さを保つことは軸のしっかりした体、健康な体へとつながります」
と大多和先生。
「では健康な足ってどういう足かというと……
まず足には大事な5つのアーチがあるんですが、ご存じですか」
えッ、5つもあるの?
ギリコは足の大事なアーチって土踏まずのアーチだけかと思っていました。
もう冒頭からびっくりです。
ということでまず〝大事な足の5つのアーチ〟の解説が始まりました。
①内側縦アーチ
②外側縦アーチ
③横アーチ
④指のアーチ
⑤爪のアーチ
①はいわゆる土踏まずのアーチですね。
さっそくみんな裸足になり、自分の足をチェックしてみます。
「②の外側のアーチが保たれている人は、椅子に座った状態で、横から指を入れてみたとき隙間が空いているはずです。」
と先生。
おのおの自分で確認してみた後、今度は先生がひとりひとり回ってチェックしてみます。
「あ、大丈夫ですね」
「うーん、、、外側が落ちてきてしまっていますね、、、、
(つまりアーチが保たれていない、ということ)」
アーチが落ちかけている、または落ちてしまっている足にはインソールをいれるとよいそうです。
内側の縦アーチ、指のアーチなど他のアーチについてもそれぞれ実際に足をチェックしたら、今度は足の模型を使いながらフットケア、ネイルケアの大切さへとセミナーは進んでいきます。
「足裏の角質などの手入れはきちんと行いましょう。
なぜかというと硬くなった角質、魚の目、タコなどはメカノレセプターを鈍くするからです」
メカノレセプター???
初めてきく言葉です。
★メカノレセプターとは?気になる続きは次ページに!
メカノレセプターとは姿勢バランス〟に必要な情報を脳に伝えるセンサーの役目をしている機能で、その多くが足裏に存在しています。
地面の傾斜
地面の凹凸
冷たい/熱い
柔らかい/かたい
など足裏が感じたことを脳に伝達し、そのおかげで私たちは平衡感覚を維持し、姿勢のバランスを保ったり、危険を察知できるのです。
つまり
柔らかい足肌を保つこと=美しい姿勢・正しい姿勢に大事
なんです。
さきほど硬くなった角質、魚の目、タコなどはメカノレセプターを鈍くすると書きましたが、ほかには
巻き爪
外反母趾
足の歪み
ぶかぶかの靴
かかとなどがすり減った靴
もメカノレセプターを鈍くするそうです。
ひえ~、恐ろしい。。。。
「角質ケアをするときですが、足のかかとはカーブしているので、しなるヤスリを使ってケアしましょう。
ただ、角質をとりすぎないように注意してくださいね。
角質は外部からの刺激や雑菌へのバリア機能をもっているほか、潤いを保つ役目も担っているからです。
角質ケアをした後は必ず保湿も忘れずに。
汗をかきやすい人は寝る前に保湿しましょう」
ちなみに保湿におすすめなのが馬油。
馬の体温は37~38度でヒトの体温に近いので浸透しやすく、天然のセラミドがたっぷりなのだそう。
ネイルケアについてもお話しがありましたよ。
「爪の甘皮は雑菌の侵入を防ぎ、爪を育てるのに大事なものです。
甘皮ケアはやりすぎないように注意しましょう。
そして爪は指を守る役目を担っているので深爪や鋭角なカットは要注意」
ひとりひとりまわって足指の爪をみる先生。
「爪を短く切り過ぎてますね。
ここまで短くしないほうがいいですよ」
「拇指(親指)が巻き爪ですね。
浮指、靴の圧迫、合わない靴、着圧ストッキングが原因で巻き爪になっていることもあるんですよ」
次々と繰り出されるアドバイスの数々。
みなさんどんどんメモをとっていきます。
フットケア、ネイルケアの大事さを学んだあとはいよいよ「正しい靴の選び方」へ。
★靴選びで一番目に大事だったのは○○○!
気になる答えは次ページに
「靴の選び方で大事なこと、まず一つ目はかかとがフィットしているか。
これは靴を履いたとき上からみて隙間がないかどうかを見ましょう。
二つ目は靴のかかと部分がしっかりしているか。
これは指でかかと部分を押したとき、つぶれない靴を選びましょう。
三つ目は足のアーチに靴がフィットしているか……」
など正しい靴を選ぶときに大事な13項目を教わります。
ここでまたひとりひとりをまわって、履いてきた靴が足に合っているかをチェックする先生。
「ちょっと履いてみてください。
あ、今、履いたときプシューッと靴の中の空気が出ていく音がしましたよね……。
この場合履いたときプシューッという音がしても、そのあとその靴を履いて歩いたときにその音がしなければ、足に靴がフィットしている状態なんで問題ないです。
でも、もし歩くたびにプシュプシュ音がする場合は要チェック。
なぜかというと足のアーチがフィットしていない部分があるかもしれないからです。
そうであれば、インソールを入れるなど対処しましょう。
新しい靴の場合、足になじんでくれば音がしなくなるケースもあるので、なかなか難しいのですが」
といった感じで次々と〝靴診断〟。
「スニーカーといっても、ソールがフラットなものもあればギザギザがついたものもあります。
たとえばこのスニーカーはギザギザが深いのでソールが曲げやすいタイプ。
かかとを上げたとき靴がついてきやすいんです」
といったように、いくつかのタイプ違いの靴を実際に手にとって見せながら、それぞれの靴の特長を解説。
一口に靴といっても本当にいろいろなタイプのものがあるんだな~と実感。
このように盛りだくさんな内容のセミナーでしたが、シメは足首と足指の柔軟性のチェックと↓
自宅でもできる足のむくみ予防法のレクチャー。
足のグーパ―運動のほか、足の甲をアーチに沿って下へ割るようにして左右に広げたり、くるぶしや足首、足指を揉んだり……
「足指の股の部分は傷つきやすいのでマッサージするときは気をつけてくださいね」
しばらくやってみただけで血行がよくなり足だけではなく体までポカポカに。
顔が汗ばんでくる人もいたんですよ。
これで本日のセミナーは終了。
「靴を選ぶとき、かかとが重要ポイントということがよくわかりました」
「合う靴が見つからず悩んでいたので今日はとても参考になりました。
ひとりひとり個別にチェックもしていただけて、とてもよかったです」
「すごく楽しかったです!
今度は先生のサロンに伺い、足型診断を受けてみたいと思います」
といった感想が参加者からは寄せられました♪
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会場にはギリコもいつもいます!
ぜひご参加くださいね。
※ただいま2019年1月、4月開催のセミナーが満席となっています。ごめんなさい。
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撮影/中澤真央