日本国内には1400〜1500ほどの酒造場があるそうですが、米と水だけで日本酒を醸造する純米蔵はグッと少なくなって3%ほどだとか。
そのうちのひとつが、1625年創業と金沢で最も長い歴史を持つ酒蔵「福光屋」です。
酒蔵の職人の手肌が美しいことに着目し、1980年代よりお米と発酵がもたらす美容効果についての研究もスタート。日本酒造りと同様、不要なものは一切使わない自然派化粧品も展開しています。
「肌にやさしい」「シンプルなケアなのに肌がゆらぎにくくなった」などと編集部にも福光屋コスメを使い続けている熱烈なファンがいるんですよ。
そんな福光屋は、お米や酵母の種類によって生み出される有用成分量が異なることにも着目。今回、新たなコメ発酵液「FRS-14」を開発したのだそうです。
コメ発酵液「FRS-14」とは?
お米を麹や酵母、乳酸菌で醗酵させ、半年以上熟成させて出来上がるのがコメ発酵液です。新たに開発した「FRS-14」は、麴造りや酛(もと)づくり、醪(もろみ)など工程の基礎から見直し、さらに通常よりも長く25日間かけてゆっくりと発酵させて作られたというもの。
発表会では、麴の造り方、酵母の育て方などもスライドと共に説明していただきました。ひとつひとつ丁寧に、それこそ日本酒造りと同じように徹底管理することで、新たな美容成分が完成したのです。
角層内に存在する天然保湿因子が、肌の保湿力の決め手となっているのは皆さんご存知でしょうか。この天然保湿因子の成分は約60%以上がアミノ酸代謝物です。
コメ発酵液「FRS-14」は、26種類のアミノ酸代謝物を含有。臨床試験により、従来のコメ発酵液より保湿力がアップしたことを確認出来たのだとか。さらに、美肌づくりに有用な天然アルコール、ビタミン、ミネラルなども含まれているんですって。
次のページで、新製品をご紹介します。
2月4日(月)新発売
酒蔵生まれの日本酒コスメ「すっぴんイズム」
自然で健やかな素肌を理想とする「すっぴん主義」の人のために生まれたブランド「すっぴんイズム」。香料や着色料、石油系防腐剤などは一切不使用。毎日のシンプルなケアで “すっぴんが心地いい” を叶えます。
メイク落としに、洗顔+化粧水+乳液とシンプルなステップ。そして注目すべきは、ハンドクリームもラインナップされていること! 冷たい水仕事のせいなのか、歳のせいか、OurAge世代はハンドクリームが欠かせないもの。コメ発酵液「FRS-14」のパワーを手のケアにも使えるのはウレシイ〜。
左から
「クレンジングリキッド」¥1,600※税別、以下同
コメ発酵液「FRS-14」を30%配合したリキッドタイプのクレンジング。オイルフリーで、濡れた手でも使えます。
「洗顔フォーム」¥800
植物性洗浄成分100%で、天然アミノ酸や胚芽油などお米由来の美容成分を配合。泡立ちが良く、しっとりした洗い上がりに。
「エッセンスローション」¥1,200
コメ発酵液「FRS-14」を97%も配合した化粧水。べたつかずに肌にす〜っと浸透し、もちもちの肌に。
「エッセンスミルク」¥2,000
コメ発酵液「FRS-14」をベースに、スクワラン、ビタミンC誘導体、ホホバ種子油などを贅沢に配合した美容乳液。
「ハンドクリーム」¥950
コメ発酵液「FRS-14」、お米由来のスクワラン、天然植物エキスなどを贅沢に配合した手肌用の保湿クリーム。
さらりとなじむ軽いテクスチャーです。ベタつかないのに、つけた後は肌がツヤツヤ輝いて見えるほどうるおいます。
スキンケア4品を7日間試せる「トライアルセット」(¥1,500)も用意されています。「すっぴんイズム」は、福光屋直営店やオンラインショップのほか、バラエティショップなどで販売中です。