「薄毛に悩む女性はここ10年で約6倍も増えています」と、ウィメンズヘルスクリニック東京の院長、浜中聡子先生。
薄毛治療のために訪れる患者さんは10代〜90代と幅広いそうですが、なかでもアラフィフ世代の増加が際立っているんだとか。
女性が薄毛になってしまうのにはさまざまな原因がありますが、その中でも大きく影響しているのが〈女性ホルモン〉と〈血流〉の低下。
「30代後半から髪の太さや量が減ってきてしまうのは、女性ホルモンのピーク低下と共に、髪のハリ・コシ・密度のピークも比例して低下してしまうため。髪のパサつきも気になってくるのです」
アラフィフ世代の髪の悩みで多いのは上のスライドの5つ。
「日本人は黒髪のため、地肌の透けが目立ってしまいます。また、毛量低下は髪を結んだ時の毛束の小ささに愕然とする場合もあるようです」
髪質の変化ではツヤがなくなってくるのも大きな特徴で、後ろ姿にも年齢が現れてしまうように。また、頭皮に関しては女性はパーマやカラーの影響から男性よりもトラブルが起きやすいのだそう。
病院での薄毛の治療では、発毛効果が認められているミノキシジルを中心に1人ひとりに合ったお薬を処方しているとのことですが、では、自分で出来ることは?
「ダメージを受けている頭皮を健常な状態に改善することが大切です」
髪に覆われていても、これからの季節は紫外線のダメージを受けやすくなり、またカラーやパーマでも乾燥しがちに。そこで見直したいのが毎日使うヘアケアのアイテムです。
女性のための「スカルプD ボーテ」がリニューアル
アンファーが専門医師チームとの共同研究により開発し、「頭皮を洗う」という考え方を定着させたスカルプD。「スカルプD ボーテ」は、女性のためのヘアケアブランドとして2008年に誕生しました。
発売から11年、今まで190万人の頭皮と向き合ってきたスカルプDがこの4月にリニューアル。「スカルプD ボーテ」には、健やかな頭皮環境とハリコシのある髪を目指す成分を新たに配合。また、シャンプーには汚れを落とす作用とうるおいを保持する作用を持つ洗浄成分を新たに開発して採用しています。
薬用シャンプーと薬用トリートメントパックは、好みで選べる「ボリューム」と「モイスト」の2タイプ。そのほか、薬用育毛ローションにスプレー、根元からボリュームアップするミストなど全9種が揃っています。
薄毛の本格的な治療は病院がおすすめですが、日々の頭皮ケアを考えるなら進化したシャンプーに注目してみるのもひとつの手と言えそうです。