会場入り口近くの通路に並んでいたのは歴代の製品。
太陽光LEDデスクライトに電気ケトル、スチームトースター…
そしてこちら、左は大ヒットした扇風機「The GreenFan(ザ・グリーンファン)」です! 2010年の初代発売時には独自の二重構造の羽根から生まれる優しい風と、省エネを実現するDCモーターを搭載したことで大きな話題となりました。
そう、この日は洗練されたデザインに魅せられている人も多い、日本生まれの家電メーカー「バルミューダ」の新製品発表会だったんです。
「家電は過度に美しくてはならない。何故なら、それを置く場所の主役は人間だからです。ベッドや机など、メインの家具をしのいでもいけないと思うのです」と話すのは、代表取締役社長の寺尾玄さん。
1つの製品を作るのに、2000ものデザイン案を出すのだそう。どんな働きをする道具なのかを基本に、まずはパッと見たときの印象であるプロポーションからデザインを固めていくのだそうです。
ステージ上には、ゲストとしてお笑いコンビTKOの木本武宏さんも登場。
実は初代の「グリーンファン」が完成した時、テレビ朝日「アメトーーク!」の家電芸人特集でも活躍していた木本さんに、寺尾社長が自ら製品をプレゼン。木本さんが番組内で紹介したことで、「バルミューダ」という名前と高い技術力が一気に世に知れ渡ったのだとか。
寺尾社長は、木本さんがデザイン性の高い製品に注目、紹介していたことから「見てもらうなら木本さん」と決めていたそうです。木本さんいわく、そのプレゼン時の寺尾社長は「男が人生かけるときの温度はこういう温度なんや」という熱さだったとか。
情熱に満ちたふたりのトークが続きましたよ。
「語りたくなる家電ってあるんですよね」という木本さんに「使ってみて満足してくださると皆さん他の方に話してくださるんです。美味しいラーメンを食べたときに誰かに教えたいと思うのと同じ感覚ですよね」と寺尾さん。使った人がどれだけ喜んでくれるかがポイントで、そう思ってもらえる製品を作ることが喜びだと語ります。
「グリーンファンもトースターも、バルミューダが開発した製品が、家電界に新しいジャンルを作ってきていますよね。今後は何を作ってくれるんだろうとワクワクしてます」と木本さん。この日にお披露目された新製品も、私たちをワクワクさせてくれるものだったんです!
7月10日(水)発売
「GreenFan C2(グリーンファン シーツー)」¥22,600※税別、以下同
風量調節は4段階。いつまでも当たっていたくなるような優しく心地よい風を送ったり、あるいは部屋中の空気を動かす強力なサーキュレーターとして活躍したり。
これを実現したのは、扇風機のザ・グリーンファンと同じ自然界の風を再現する独自の二重構造の羽根と、強力に空気を吸い込むダクトファン構造。
さらに活性炭脱臭フィルターを搭載しているので、気になるニオイも素早く脱臭。室内干しに使えば、室内の脱臭と同時に乾燥時間を短縮して生乾き臭も抑える、なんて使い方も出来ます。
バルミューダが行った測定調査では、調理臭・油臭(アセトアルデヒド)は30分で94.7%、イソ吉草酸(ペット臭)は30分で87.6%、トリメチルアミン(生ゴミ臭)は30分で88.9%除去と頼もしい結果が出ているのだそう。
しかもコンパクトで軽量なので、お部屋の移動もラクラク。
別売の「バッテリー&ドック」(¥9,800)を組み合わせれば、コードレスで使うことが出来るんです。
扇風機として、あるいはエアコンの効率をアップさせるサーキュレーターとして、さらに締め切った部屋の脱臭と、これ1台で欲しい機能をマルチに叶えてくれる「GreenFan C2」。もちろん、季節にかかわらずどこの部屋に置いてもなじむシンプルなデザインも魅力です。
会場で試しただけで、「この家電のことを誰かに話したい」と思ったのは言うまでもありません。またしてもバルミューダは、ワクワクするアイテムを作ってくれました♡