突然ですが、「膣のアンチエイジング」って知っていますか?
何でも、イタリアでは予約が数ヶ月待ちだとか…。
いくらアンチエイジングが 大切でも、膣、ですかー?
……と最初はふみっちー、頭の中はクエスチョンマークだらけでした。
が!!
この情報、実は、今後の我々世代の大切なケアのヒントになるかもしれません。
なぜならば
最先端の医療器具を使い、OurAge世代の女性たちの、女性器に関する悩みに応える美容医療
の話だからです。
先日、ふみっちーはその説明会に参加してきました★
そして体験もしたんですよ!
使用するのは「モナリザタッチ」というイタリア製のアンチエイジングレーザー機器。
「よしき皮膚科クリニック銀座」の院長、吉木伸子先生が、説明してくださいました。
皮膚科医の先生が膣? レーザーだから? とふみっちー同様に
ちょっぴり不思議に思った人もいるのではないでしょうか?
「卵巣や子宮は、もちろん婦人科医が担当です。
ところが、入り口の膣は粘膜、つまり皮膚ですから、皮膚科医も担当です」と、吉木先生。
コレは知りませんでした!
カンジタなどの病気も、皮膚科で診ることもあるそうです。
さて、本題です。
私たちのカラダは、年齢を重ねるにつれエストロゲン(女性ホルモン)が減少する傾向にあります。
これにより、髪や肌、血管、骨、脳、
そして膣にも影響があるそうで…。
それが、
VVA(外陰膣萎縮症)
です。
エストロゲン低下によって膣粘膜の萎縮とおりものの減少が始まり、
陰部のかゆみや乾燥などといった不快感を生じやすい状態に。
さらに、尿漏れや頻尿などのトラブルも…。
尿漏れはエストロゲンが減少することで筋肉や臓器などを支える強度に影響し、膀胱が圧迫されることも原因のひとつなのだそう。
OurAge世代がマジョリティとなってきた昨今の日本ですが、この
VVAに関しては、まだまだ世界でも対策が遅れている
とか。
あ、そういえば聞いたことがあります。ふみっちーが小耳に挟んだところによると、欧米では、出産経験者の膣のリハビリケアなどに、社会保険が適用されている国もあるのだそうです。
さて、今までのVVA治療で行われてきた
「全身ホルモン補充療法」では、がん化のリスク
「局所エストロゲン療法」では、投与のわずらわしさや安全性の懸念
「非ホルモン療法」では有用性が低い
という問題点があるんですって。うーむ、なかなか深刻な問題ですね。
そこで、注目されているのが、安全性の高い新しいアプローチ
「モナリザタッチ」
というわけです。
簡単に言えば、シミ取りレーザーを応用したもの。
膣内に器具を挿入し、膣内の粘膜にレーザーを照射します。
これにより、膣粘膜の線維芽細胞を活性化させ、代謝機能を高めるのだそうです。
吉木先生がモニターを操作して、実際にレーザーを照射させると、パチパチと音が。
ええ! これを膣の中で? 何だか痛そう…。
「膣の表面の皮膚には痛覚がないので、痛みは感じませんよ」と
にこやかにおっしゃってますが、ほ、ほんとかなぁ。
というわけで、後日、「よしき皮膚科クリニック銀座」におうかがいして
膣のアンチエイジング体験をしてきましたー!
…………
…………
うーん、あっけないほどに、あっという間でした。
膣の中にパチパチと照射するのは、ほんの数分。所用時間は、担当する先生の慣れやテクニックによって違うらしいですのですが……。
脱いだ下着を履こうとベッドから降りたとき、自分の股間からちょっぴり焦げたニオイを感じました。
シミ取りなどのレーザー治療の体験がある人なら、わかりますよね。
あのニオイです!
しかし、ホントに痛くなかったです。
麻酔も不要だし、終わってすぐ普通の生活が出来るのはいいですよね。
体験から数日経ちましたが、ふみっちーの効果実感としては…、トイレに行く回数、減ったのかなぁ。
正直、まだよくわかりません。
個人差がありますが、だいたい1〜3回程度で効果が得られ、継続治療は必要ないとのこと。
また、気になる料金は、1回約10万円だそう(クリニックによって異なります)。
今回、取材を通して、“膣ケアの大切さ”を感じることができました。
それこそQOL(クオリティ・オブ・ライフ、生活の質)に直結する問題ですよね。
友人ともなかなか話せるテーマではないけど、一度真剣に考えてみてもいいのかも。モナリザタッチの施術を受ける、受けないは置いておいて、不快な症状が出る前に、なんとなく心の準備をしておくのも良さそうです。
現在、「モナリザタッチ」の治療が受けられる施設は
「よしき皮膚科クリニック銀座」など、全国で4カ所あります。
興味を持たれた人は、下記のホームページでチェックしてみてくださいね。
http://www.monalisatouch.com/languages/ja/