ダイエットやアンチエイジングにもGOOD♪ という面でも注目されている赤身肉。
ふみっちーは断然、霜降り肉より赤身肉派です!
先日、そんな赤身牛肉の魅力を五感で体感できるイベントがあると聞きつけ、ワクワクと参加してきました★
会場はアンダーズ東京52階! 可愛い牛さんがお出迎えです。
中に入ると、そこには披露宴のようなテーブルセッティングが。本格的です♪
このイベントは、ニュージーランドの食肉(牛肉・羊肉)の振興を目的として設立された「ビーフ アンド ラム ニュージーランド」が主催しました。
ニュージーランドの牧草牛の魅力について、「ビーフ アンド ラム ニュージーランド」日本代表のジョン ハンドルビーさんからお話をうかがいました。
ニュージーランドの面積は北海道を除いた日本とほぼ同じそうですが、
人口は日本のわずか3%の約457万人。
肉牛は364万頭、羊は2960万頭と
人間よりも断然多い
そうです。
すごいですね・・・。
じつはふみっちー、10年以上前にニュージーランドに行ったことがあるんです。そのとき、起伏の多い地形、ススキがあったりする自然、素朴でどこかシャイな人が多いこの国は、何となく日本に似ていると感じたのを覚えています。
さて、そんなニュージーランドの牧草牛は、牛舎がない広々とした牧草地でのびのびと育てられ、100%牧草だけを食べているそう。牧草地には、季節ごとに栄養価の高い牧草が使用されているんですって。冬はケールも食べているというのには、驚きました。ケールって、青汁の原料ですよ!
さらに、ニュージーランド牧草牛の管理の高さを示すひとつの事実として、
畜産業が始まった約130年以上前から、口蹄疫やBSEといった深刻な病気は一切発生していない
そうです。
これってスゴいことですよね!
“食の安全”が叫ばれて久しいけど、ニュージーランドでは100年以上前から徹底していたっていう証拠ですもの。
牧草の育成にも細心の注意を払い、農薬の使用を厳重に管理していることなど、環境保護に熱心に取り組んでいる結果だそうです。また、2012年からは電子トレーサビリティ・システムも開始。1頭1頭の管理をさらに強化しているそう。
そんな環境で育てられたニュージーランド牧草牛は、低脂肪、低カロリー、低悪玉コレステロールで、旨み成分も豊富。素材がいいから、シンプルな調理法でも美味しさが引き立つとしてトップシェフからも認められた味だそうで…。
待ってましたっ! トップシェフによるクッキング・デモンストレーションの始まりです!
特別メニューを作ってくれたのは、ニュージーランドの5つ星高級ロッジ「ファレカウハウ・カントリー・エステート」の総料理長、マーク・ソーパーさん。
2015年アンバサダーシェフとして、来日です。
マークシェフの華麗なる料理は……次のページへ!
インカムをつけたシェフ、マークさんが調理のポイントを説明しつつ、テキパキ調理を進めていきます。まるで外国の料理番組を見ているような風景と共に、かなり前の席に座ったふみっちーは、おいしそうな香りも楽しむことができて、テンション上がりまくりです!
まずは、
「ニュージーランド牧草牛ナーベルエンドブリスケット(トモバラ)の煮込み焼き」
オレンジやシナモンスティック、八角、しょうが、にんにくなどを使ったスープで煮込むのですが、んも〜、この香りが、たまらんのです♥これに、「白菜のソーセージ包み」と「海老巻野菜天ぷら」が添えられました。お野菜もたっぷりのひと皿が完成です!!
「トモバラは牛のおなかの部分。筋肉も発達しているのでフレーバーもいい」(マークさん)
次に、
「ニュージーランド牧草牛 キューブロール」
フライパンで炒めて焼き色を付けた牧草牛に、パームシュガー、味噌、みりん、水を煮詰めたグレーズを塗り、オーブンで焼きます。「すし飯のおにぎり」「香味野菜のサラダ」を添え、炒ったピーナッツをお肉にトッピングして完成! このピーナッツがまた香ばしくて、お肉によく合ってます。
「美しいビーフを引き立てるために、小さなおすしとサラダを添えました」(マークさん)
お読みいただいておわかりになるように、日本の調味料や食材をフルに利用して作った2皿です。
だからすんなり食べやすく、また肉本来の旨みをじっくり味わえます。
お肉にはやっぱり滋味、みたいなものを感じました。赤身肉だから一生懸命噛まないと、というのもあるのでしょうけど(笑)。よく噛んで味わうことも大切ですよね!豊かな自然の中でノビノビ育った牛さんの力を、ありがたくいただきます。
美味しい2皿に合わせて、ニュージーランドワインやブッフェ、さらにデザートも。
ニュージーランドワインも、ここ20年ほど、ずっと人気が上がっていますよね。品質の割りに価格はリーズナブルで、コスパは実に見事!!いただいたワインも、とても素晴らしかったです。
あ〜、またニュージーランドに旅行に行きたいな〜。
「私もニュージーランド牧草牛を食べてみたいわ」と思った方、ビーフ アンド ラム ニュージーランドのホームページに、扱っているスーパーやレストランが紹介されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
また、「ニュージーランド牧草牛」公式フェイスブックで、今回のレシピが紹介されています。こちらもぜひ♪