こんにちは!
「甦れ、私のツヤ髪! 〜自宅でできるヘッド・スパ教室〜」第3弾です。
第1弾のレポートでは髪が元気になる頭皮ケアマッサージの方法について、
第2段では地肌を健やかに保つシャンプーのポイントをご紹介してきました。
今回はいよいよ最後のステップ。
髪を傷めない上手なヘアドライの方法をレクチャーします。
講師は引き続き、人気サロン「ルーシュ」のオーナーを務める斉木幸男さん。
サロンワークのほかに、メイクアップアーティストとして女優さんのメイクを担当したり、エステティシャンとして一流ホテルのスパの監修を手がけるなどトータルビューティアドバイザーとして大活躍中の先生です。
セミナーのスタート前、斉木さんはまず参加者さんひとりひとりのお悩みをヒアリング。
ちなみに出てきたお悩みは
・うねる
・ツヤがない
・パサつく
など。
こういった悩みを解決する的確なアドバイスをセミナーの中ではたくさん盛り込んでいただきました。
それでは早速ヘアドライについてご紹介していきます!
1.シャンプー後、まずは優しくタオルドライします。
タオルドライで重要なことは、いわずもがな、髪の毛の水分を吸収すること。
吸水力が高い大きめのバスタオルを用意して、頭皮から乾かしていきます。
毛先はタオルで挟み、やさしくポン、ポンと叩くように乾かします。
濡れた髪の毛はキューティクルがはがれやすい状態になっているので、髪の毛同士をゴシゴシこするようなことは絶対NG!
2.ある程度の水気を拭き取ったら、アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)を使います。
アウトバストリートメントにはドライヤーの熱から髪を守ったり、滑りをよくして引っかかりをなくしたり、栄養を与えてダメージを修復させるなどの大事な役割が。
髪の負担を減らすために、ぜひ用意しておきたいアイテムなんです。
「ツヤを出したいのであればオイルを、まとまりが欲しければミルクやクリーム、軽く仕上げたい場合はウォーター系のトリートメントを選びます」
なりたいスタイルや効果に応じて、自分にぴったりのものを選ぶのが肝心ですよ〜。
使い方のポイントは
「髪の表面だけでなく全体に行き渡るようにつけること。手のひらにトリートメント剤を伸ばしたら、髪の内側からもみ込むようにつけましょう」
3.タオルドライ後、ドライヤーを使って髪の根元からしっかり乾かします。
髪の根元を中心に、内側から外側へ乾かします。
指を髪の付け根に差し入れつつ、根元から風をあてていきましょう。
風は一カ所に長くあてず、こまめに変えていくこと。
思い切ってドライヤーを頭から20センチほど離し、熱のダメージから髪を守ります。
ドライヤーの熱で髪が傷んでしまうのは乾かし過ぎによる「オーバードライ」が原因だそう。
「余熱でも髪は乾くので、ドライヤーで乾かすのは8割程度でOK。
髪や頭皮に必要な水分まで奪わないように注意してください。
髪の乾燥や頭皮のかゆみにつながってしまいます」とのこと!
最後は冷風をあてて仕上げます。
ちなみに、シャンプー後なるべく早いうちに乾かすとツヤが出やすいそうですよ。
いかがでしたか?
少しのことでも知ってると知らないとでは大違い。
毎日の積み重ねによって数ヶ月後、数年後の髪の状態が確実に変わりますから、みなさま、実践あるのみです!
続けて、ブローの仕方も教えていただきました。
根元から真ん中あたりまでは地肌に対して垂直になるように、少し引っ張りながら乾かします。毛先は、下に向かってぐっと下ろしながら。
このとき使うブラシは、ブロー初心者の方にはロールブラシが使いやすくてオススメ。
もちろん手ぐしでもOKです。
どちらにせよ、クセが伸びて髪の毛の「面」がきちんと揃うことで美しいツヤが出てくるんです♪
セミナーで使用したブラシやシャンプーなど、みなさん気になるアイテムはしっかりチェックされていましたよ。
ドライヤーの選び方についてもアドバイスがありました。
「風量と熱量が両方あり、片手で持っても疲れない軽いものが使いやすいですね。
ご自宅用であれば1200W程度あれば十分だと思いますよ」
最後に斉木さんからひとこと。
「月に1度くらいは、美容室でのトリートメントや頭皮マッサージの施術を受けるのがオススメです。
プロの仕上がりはやはり素晴らしいですし、リラックス効果もバッチリですから」
たしかに、お気に入りのサロンに行ったあとの帰り道って何ともいえない満足感や高揚感があって幸せな気持ちになれますよね〜。
自宅でのケアを頑張りつつ、プロによるヘア&頭皮の健康チェックと自分へのご褒美をかねて、月に一度のお楽しみを作ってみてはいかがでしょうか♪
OurAgeでは毎月読者セミナーを開催しています。
テーマはOurAge世代の方がもっとも興味があるものばかり、参加者同士が和気あいあいと楽しめるアットホームな会です。
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