仕事相手との会食7000回、
贈った手みやげ10,000個!!
ス、スゴい。まさに接待のプロ。いったいどんな方?と、ふみっちーも思いました。
彼女の名前は平原由紀子さん。老舗広告代理店勤務を経て、電通と共同出資した広告代理店を設立。現在は新たな会社「WITH YU」を立ち上げて精力的に活躍中。豊富な知識を活かし、レストランや手みやげについてのコラム連載や、エッセイストとしても活動中です。
って、最近OurAgeでもその豊富な知識を披露していただいていたのでした!「東京駅GRANSTA使いこなしマニュアル」の第1回で、グランスタで購入する「手みやげ」テクニックをご指南いただいておりますよ☆
さて、そんな平原さんが豊富なノウハウのすべてを伝授するのが、単行本
「仕事ごはん 部下ごはん」
です!
接待、部下との食事の仕方(これが意外に難しい…)、手みやげの選び方と、仕事に役立つテクニックが満載です。
接待って本当に難しいですよね。基本的なマナーを守ることはもちろんですが、仕事でうまくいきたいという下心(?)もありますから、失敗したくないし、できれば仕事につながるよい時間にしたい。その際の細かい心遣いを、わかりやすい一言で説明してくれます。たとえば…
◆店を選ぶ前にすべき「数字」の把握
◆相手に行きたい店を聞いてはいけない
◆予約の電話から食事会はスタートしています
etc,etc.
それからうれしいのは、平原さんが長年の経験で構築した「自分の店リスト」から、いくつかの店を紹介してくれていること。また、「お相手別・手みやげリスト」もあります。また手みやげっていうのが、やっかいですよねー。相手が男性か女性か、年配か若い方かで、喜ばれるものが全然違う。日持ちしないものはダメだし、持って帰るときに重いものもアウトだし…もちろん、このリストはその辺にもきめ細かく対応。ラインナップを見ても「間違いない」とうなづけるものばかり。それもそのはず、平原さんは
「いただきものでも気に入ると必ず、自分で買ってリピートします。
自分で試してみるのがマストです。
それでOKなら、リストに加えます」
というチェックぶり。なるほど、これなら間違いがありませんね。
ふみっちーが覚えておこうと思った手みやげは「イニシャル入りのハンカチ」。大量に配る際には向きませんが、送別会とか感謝の会などの場合は、必ず喜ばれると思います。軽いし、あって迷惑なものでもないし、なによりスペシャル感がありますよね。
あと、ゼヒ読んでいただきたいのが、冒頭のエビソード。
パーティ会場でのちょっとした勇気が、大きな大きな実りにつながった素敵なお話です。
マナーや気配りは、もちろん大切。でもそれ以前に人として人と向き合うことこそが、接待に、仕事の成功に、その後の人間関係へとつながっていくのかも。そして、それこそが仕事を続ける大きな喜びなのかもしれませんね。
「できる人の会話術 仕事ごはん 部下ごはん」
<問い合わせ>
CCCメディアハウスTel.03-5436-5721
http://books.cccmh.co.jp/list/detail/1831/