1976年、ブラッシングするほど髪がキレイになると言われていた時代に、日々のブラッシングで失われてしまうキューティクルを守るヘアケアブランドとして誕生し、キューティクルケアの言葉を定着させた「エッセンシャル」。
以来、キューティクルにこだわり続けて研究を重ね、時代に合わせてアップデート。そして発売40周年を迎える今年、新たなキューティクルケア技術を採用したブランドとして生まれ変わるそうですよ!
発表会の会場入り口には、歴代「エッセンシャル」が展示されていました。
1976年発売の初代「エッセンシャル」です! 懐かしい〜〜〜。 ふみっちー、使ってましたから、このボトル覚えてます。
会場内に入り、まず、最新のキューティクル研究について説明してくださったのは、花王 ヘアケア研究所 上席主任研究員の寺田英治さん。
つややかでなめらかな健康な髪と、「パサつく」「まとまらない」「指通りが悪い」「乾燥している」「時間が経つと広がる」「絡まる」といった傷んだ髪。花王ではキューティクルの損傷が要因であることに着目。
毛髪を覆って外部刺激から守る役割を担うキューティクルは、ほとんどがタンパク質層からできていて、健康な状態だと、その表面に脂質(MEA)が薄くのっている状態です。それが、キューティクルが傷んだ状態だと、表面に脂質がないため水となじんでしまい、摩擦が高くなり、引っかかったり絡まったりしやすくなることがわかっています。
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ここで、各テーブルに「健康な髪」と「傷んだ髪」のサンプルがまわってきました。うんうん、撫でてみると、その違いはあきらかです! 傷んだ髪の、この引っかかる手触り。よ〜くわかる自分が悲しい…。
そんなキューティクルへのアプローチとして、今までは失われた脂質層を戻し、キューティクルの摩擦を低減して、傷まないように守るケアを採用していました。
そして今年、新たに開発した技術では、傷んだ髪のキューティクル機能を再生するという、新たな領域のキューティクルケアが可能になったそうですよ!
花王調べによると、多くの女性が「傷んだ髪」に悩み、なかには繰り返しのカラーや毎日のヘアアイロンなどの使用で「ひどく傷んだ髪」の人も。それぞれの髪のキューティクルを研究し、キューティクルタンパク質のダメージ進行を新発見。タンパク質層まで傷んだ髪の状態だと、さらに水となじみやすい性質になり、ケア成分(油)がつきにくい状態に。そのため、いくらケアしてもダメージが進行、という負のスパイラルに陥ってしまっているのだそうです。
そこで今回、タンパク質層の凹凸を埋めて油になじみやすい性質にする新技術「ベースアップテクノロジー」を開発。さらに、キューティクル表面の脂質(MEA)をより均一な薄い膜で再生する機能を向上させた「オートスムーステクノロジー」と、2つのキューティクルケア技術によって、ひどく傷んだ髪でも健康な状態へと導きます。
この新技術で目指すのは、ひどく傷んだ髪のキューティクルを健やかに整え、摩擦を低減することにより、洗うだけで毛流れがそろう髪! ステージ上には、左右の髪を「キューティクルケア技術」あり、なしで洗い分けた女性が登場。ドライヤーで乾かした後の状態を比較するというデモンストレーションが行われました。
こちらが、ドライ後の髪の状態です。わわ、手ぐしでササッと乾かしただけなのに、「キューティクルケア技術あり」のほうは、たしかに毛流れがそろってますよ!
次のページで、生まれ変わって新登場となる「エッセンシャル」をご紹介します。
8月6日(土)に新発売となるのは、「エッセンシャル キューティクルケアシャンプー」「エッセンシャル キューティクルケアコンディショナー」「エッセンシャル キューティクルエッセンス」の3種。「キューティクルエッセンス」は週に2〜3回、シャンプー直後に使うジェルで、このアイテムにキューティクルの凹凸を埋めて補強・補修する「ベースアップテクノロジー」を採用しています。
こちらが、パサパサ毛先まで、リッチにまとまる〈しっとりツヤ髪〉シリーズ。広がりやすい髪も、ひどく傷んだ髪も、しっとりつややかにまとまります。
からまる髪も、毛先までスッとそろう〈さらさらスムース髪〉シリーズ。髪1本1本が絡まらずにさらさらなので、ドライヤーの風が内側まで均一にあたり、速くしっかり乾く「速乾タイプ」なのも特長です。
ペタんこ髪も、ふわっと仕上がる〈ふんわりうるツヤ髪〉シリーズ。ドライヤーやコテでふわっと空気感のある仕上がりにしたい人におすすめです。
傷んだ髪、毛流れがそろわない髪に悩んでいる皆さん、発売は8月6日(土)ですよ!