ここは都内のはずなのに、まるで荒廃した熱帯雨林に迷い込んだような……
つり下げられたパネルを見てみると、そこには可愛いお猿さんの写真があり
“世界一美しい猿”とも呼ばれる、アカアシドゥクラングールの紹介が書かれていました。ベトナムの熱帯雨林で暮らしているそうですが、森林の違法伐採や密漁の横行などで、このお猿さんをはじめとする野生動物の存続が脅かされているのだとか。
そして熱帯雨林(?)を進んでいくと、そこには別のパネルが。「私たちの地球をより豊かにするために、脅威にさらされている地域を支援するために、キャンペーンを行います」という内容が書かれていました。
じつはここは、ザ・ボディショップの新製品発表会の会場。9月に発売となるフェイスマスクと、実施するキャンペーンの紹介があったのでした。
9月1日(木)に新発売となるのは、週1〜2回のスペシャルケアのための、世界中の天然原料を使った全5種類の「エキスパートフェイスマスク」(各3024円、税込み)です。
「エキスパートフェイスマスク」は、すべてがベジタリアン対応(一部はビーガン対応)で、パラベンやパラフィンなどを使用していないのも特徴。それぞれ、天然原料の産地の名前が付けられています。
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左(青のラベル)から時計回りに、ヒマラヤ産の竹炭を使用した「ヒマラヤン ピュリファインググロウマスク」、エチオピア産のハチミツを使用した「エチオピアン ディープモイスチャーマスク」、中国産の高麗人参エキスを使用した「チャイニーズ クラリファイニングポリッシングマスク」、ブラジル産のアサイー果肉を使用した「アマゾニアン ラディアンスブースティングマスク」、イギリス産のローズエッセンスを使用した「ブリティッシュ フレッシュプランピングマスク」。
それぞれに違う効能やテクスチャー、香り…。たとえば「チャイニーズ クラリファイングポリッシングマスク」(左)は、くすみやざらつきが気になる肌に。スクラブ入りのクリーミーなテクスチャーで、柑橘系の香りです。「アマゾニアン ラディアンスブースティングマスク」(右)は、うるおいや輝きが欲しい肌に。ジャムのようなテクスチャーで、ベリーの香りが楽しめます。
また、肌のパーツによって悩みもさまざま。肌になじませてから5〜10分後に洗い流すタイプなので、2つ以上の「エキスパートフェイスマスク」を組み合わせた「マルチマスキング」をすれば、スペシャルな時短ケアにもなるのだそう。これは新しい使い方ですよね。
そしてもうひとつ、この日に発表されたのが今後の取り組みについてです。
世界に先駆けてコミュニティトレードを取り入れ、化粧品の動物実験反対キャンペーンでは500万人の署名を集めたザ・ボディショップ。イギリスで誕生してから40周年を迎えるこの2016年、新たなコミットメントとして、2020年までに達成する目標が紹介されました。
コミュニティトレードプログラムで取引されている成分を今の19種類から40種類に倍増し、それらを生産するコミュニティがより豊かになるよう支援すること、製品包装材総量の70%に化石燃料が含まれないようにすること…。
私たちも参加して地球に貢献できるのが、「バイオブリッジキャンペーン」です。9月21日(水)までの期間中、店頭やオンラインショップでの購入で、売上金額の一部が世界的な環境保護団体「ワールド・ランド・トラスト」に寄付されるというもの。1回のお買い物で1㎡の熱帯雨林の再生に役立てられます。
このキャンペーンのアイコンとなっているのが、会場入り口で紹介されていたアカアシドゥクラングール。「レジー」というニックネームが付けられており、2016年はレジーの生息地であるベトナムの熱帯雨林の1450万㎡の植樹、および保全を目標にしているそう。
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